こんな遊具見たことない! 旭区・椚谷(くぬぎやと)公園にある遊具の不思議に迫る!
ココがキニナル!
旭区の「椚谷」公園には、ほかでは見たことのない、名前のわからない遊具がいくつもあります。これらの名前と設置の意図が知りたいです(あっくんしょうちゃんさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
公園内には11の遊具があり、ほかで見たことがない遊具は2つ。2つの遊具は地域の方々から人気が高いデザインを選び、オーダーメイドで作られた
ライター:橘 アリー
地域の方々が選んだ遊具!?
公園を管理している、旭土木事務所の公園管理のご担当者にお話を伺った。
旭土木事務所の様子
椚谷公園は、総面積が1万2846㎡(横浜スタジアム約0.5個分)で、1997(平成9)年3月31日に公開された公園であるそうだ。
なお「ハニカムジム」と「ハニーバランス」以外の遊具は、公開された当時からのものである。
今回、この2つの遊具はそれまであった「カーブリング」と「クライムリング」という遊具が老朽化したので、それと取替えて設置したとのこと。
公園の改修工事は、2014(平成26)12月に完了したそうである。
「カーブリング」の様子(提供:旭土木事務所)
「カーブリング」は「ハニカムジム」の場所にあった。
「クライムリング」の様子(提供:旭土木事務所)
「クライムリング」は「ハニーバランス」の場所にあった。
続いて、公園にあるほかの9つの遊具の名前を教えていただいた。
「うんてい」。洒落た形になっている
「太鼓吊り橋」。これもシンプルでキレイな形である
「ピョンピョン円盤」。人気があるのか、けっこう使い込まれている
「平均台」。地味な様子である
「クライム遊具」。これで山を登って
「ローラー滑り台」。これで滑り降りるようになっているのだろうか
「スプリング遊具」。遊具には「プレイスプリング」と書かれている
「ブランコ」。公園の定番の遊具である
「滑り台」。登りながら滑りそうだ
続いて「ハニカムジム」と「ハニーバランス」を設置した意図について伺った。
意図としては、この2つの遊具は以前のものが古くなったので、それと取替えで設置したとのこと。選ぶ際は新しい遊具の案をいくつか地域の方々に提案し、その中から選んでいただいたそうである。
その結果「ハニカムジム」と「ハニーバランス」が地域の方々から人気が高かったので設置することになったとのこと。
デザインは明るい黄色で形を六角形にするなど、これまでの遊具とはちょっと変わったイメージで親しみやすい可愛いイラストを入れて子どもたちがより楽しく遊べるようにという意図があるそうだ。
ハチのイラストが可愛い!
これで、椚谷公園の見たこともない名前の分からない遊具は、設計された意図に賛同が得られ、地域で選ばれて設置されたと分かった。
遊具について分かったところで、再び、公園へ行ってみた。
遊具で遊んだ様子は!?
雨天であったが、その晴れ間に遊びに来ていた男の子が「ハニーバランス」で遊ぶ様子を見せてくれた。
揺れるチェーンと格闘しながら渡っていく
渡りきると、心地よい達成感があるようだ
また、女の子たちは「ハチのイラストが可愛いので、これで遊ぶのがとても楽しい!」と話してくれた。
取材を終えて
今回の取材、公園の遊具がオーダーメイド品であったとは、とても驚きであった。
そして「ハニカムジム」と「ハニーバランス」は設置されてからまだ4ヶ月ほどだが、子どもたちにとても親しまれているようであった。
そして「椚谷公園」には、遊具のほかにも
砂場や
あまり見かけることのない「日時計」などもあり
グランドのようになっている多目的広場もある(写真のフェンスの奥の方)
これから、公園で遊ぶのに良い季節となってくるので、ぜひ「椚谷公園」へ出かけてみてほしい。
―終わりー
ushinさん
2015年05月06日 19時50分
かつては当たり前のように遊んでいた遊具が、過保護で危機察知能力に欠ける子どもとモンスターペアレントのせいで危険物扱いされて撤去されて行く。考えたら、そこの日時計の上にだって躓いて転んだら大けがするけどね・・・
エアバスさん
2015年05月06日 15時41分
読み方がわかりにくいところはあっさり突破して、くぬぎが谷になっていないで4本生えていると、すっとぼけて触れているところがすごい。それは冗談としても、横浜スタジアムの半分とは、遊具が売り物の公園としてはずいぶん広いように思った。住民の意見を取り入れているそうで、その結果だとしたら面白い。実際に市内の他の公園と比較してどうなのか、もう少し突っ込んでくれると、本当にユニークなのかどうかがわかるのだが。もちろんこの公園にはトイレは備わっているんでしょうね。
マッサンさん
2015年05月05日 18時24分
子ども達よ。めざせ! 椚谷公園。