男子禁制スペースも公開! 横浜駅構内のリフレッシュ・ステーション「リフレスタ」に突撃!
ココがキニナル!
JR横浜駅にある女性専用の休憩スペース「リフレスタ」がキニナル。メイクや赤ちゃんの授乳ができ、コーヒーまで販売しているとか・・・調査を!(ばにらぷりんさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
リフレスタは女性応援を目的としてJR東日本で初めて横浜駅に誕生した施設だが、授乳室とメイクアップラウンジ以外は男性の利用も可能。
ライター:福原 麻実
カフェ「ドリップマニア」
今度はカフェ「ドリップマニア」を見せていただいた。
入り口すぐ横にテークアウト可能な焼き菓子などがある。
入り口すぐ横に、焼き菓子やお土産用のコーヒー豆が
通路はかなり広く、ベビーカー利用可能だ
一列だけ2人がけのテーブル席
現在はカウンタースタイルの座席とテーブル席が並んでいるが、以前は低いテーブルを使用していたそうだ。しかし空調の効きと、収容人数を考慮して現在のスタイルになったのだとか。
キッズメニューやランチセットもある「ドリップマニア」。
廣瀬店長にオススメのメニューを伺ったところ「横浜ブレンド」とのこと。
ハンドドリップコーヒー「横浜ブレンド」って?
なんとその「横浜ブレンド」を淹れてくださった。ありがとうございます!
いったいどんな味なのだろう、と思いつつ飲んでみると、ほんのりとマスカットみたいな柔らかい酸味。苦味は強くない。食事にも合いそうな、さっぱりとした後味のコーヒーだ。
バリスタの加藤さん。エプロンがよく似合う
こちらのカフェのコーヒーは美味しいコーヒーを求めて2000以上の農園を訪ね歩き「コーヒーハンター」と称されるようになった川島良彰(かわしま・よしあき)氏のブランド、「コーヒーハンターズ」の豆を使用しているのだとか。
ちなみに、こちらがランチセットAの写真。
サラダのセット。サラダとバゲットとフルーツに、ドリンクがついて850円
いよいよメイクアップラウンジへ
メイクアップラウンジ利用時は、カフェの奥にあるカウンターに申し込む。カウンターはレジみたいな感じになっている。
カウンター横には無料で貸出可能なアイテムがたくさん。「洗顔グッズからありますよ」と廣瀬さん。
ルージュだけでこんなにある
一番下の段はヘアスタイリング剤。これも豊富だ
ここからはどんどん中を紹介していく。
パナソニックの美容家電いろいろ
入ってすぐ右側に専用のトイレ
洗面台は2つある
メイクアップブース。写真右端はフィッティングルーム
洗顔にメイクアップ、そして着替えが済ませられる。これはイベントシーズンに利用したい人も多いのではないだろうか。
そう思っていたら、廣瀬さんが「時期によってはフィッティングルームが足りないという声もあります」とおっしゃった。いつのまにか日本でもすっかり定着したハロウィーンの時も、混雑するのだとか。
イベント会場以外でハロウィンの仮装って、確かに難しい・・・(フリー素材)
もう少し詳しくお話を伺った
ひととおり見せていただいたところで、いくつかの質問に答えていただいた。
―わざわざ広いスペースを使って、これら全てをひとまとめした施設を作られたのはどうしてでしょう?
「家族で出かけられることを想定しているからです。授乳をしている間、お父さんや上のお子さんが待つ場所がないということで、家族で利用できることを考えました。カフェではキッズメニューを取り扱っております」
ベビー休憩室にあった張り紙。子連れで入りやすいエキナカカフェは貴重だ
―このメイクアップラウンジにも、ベビーカーは入れるのですか?
「入れるようになっています」
―今後はほかの駅にもこういった施設を作るのでしょうか?
「2015(平成27)年4月10日に町田駅にも授乳室のあるベビー休憩室が出来ました。今後も増やしてまいります。ですが、こういった複合施設はスペースの問題で難しいと考えております」
―コンセントはスマートフォンなどの充電にも使っても良いのですか?
「はい、もちろんお使いいただけます」
ここではWi-Fiが利用できる。仕切りのあるメイクアップブースで、ゆったりインターネットを楽しむという過ごし方も可能だ。
コンセントが2口あるので、美容家電を使いながら充電もできる
―着替えなどでも利用できるそうですが、たとえばストッキングなどの販売は行わないのですか?
「販売は行っておりません。ですが、近くにコンビニエンスストアのNEWDAYSもありますし、着替えに必要な小物をご用意いただいた上でメイクアップラウンジをご利用いただければ」
―そういった小物や着替え以外に、メイクアップラウンジに持ち込めるものは?
「併設のカフェでお買い上げいただいた商品の持ち込みは可能です」
こちらで購入したものは持ち込みOKだそうだ
―何かやってみたいサービスや取り組みはありますか?
「せっかくの女性応援のための施設なので、何かイベントができれば」
2009年に誕生し、開業から6年経ったリフレスタは今後どのような「女性応援」をしてくれるのだろう?
メイクアップは、ほぼ全くしない筆者であるが、これからに注目していきたい。
取材を終えて
「○○のための」と銘打ったものは、それに当てはまらない人から敬遠されてしまうことが多々ある。
しかしこの「リフレスタ」は駅という公共性の高い場所にあるためか、「多くの人に」使いやすい場所であろうとしているという印象だった。広い通路も、カフェ外の視認性の高いメニューも、誰にとっても優しいはずだ。
駅に望むことは人それぞれだろうが、自分が利用する駅にこういった施設があるのは嬉しいことだと思った。
―終わりー
店舗情報
Refresta
住所/横浜市西区高島2丁目16-1 JR横浜駅中央北改札内コンコース
電話/045-444-1558
営業期間/6:45~22:15(ベビー休憩室は7:30~19:30)
参考文献
『私はコーヒーで世界を変えることにした。』(川島良彰著)ポプラ社
ぴぴぴぴぴーちゃんさん
2019年07月24日 08時19分
ほほう!世の中どんどん変わるなぁ…
ドピュッと一発さん
2015年09月29日 21時22分
仮眠しても良いんですか?
それいけ!ジャムパンマンさん
2015年09月29日 03時10分
>ぼののんさん本当ですね!よく見たら記者さんの名前も変わってるんで運営のミステイクなんじゃないでしょうかね?投稿者さんの調査御礼コメが消えたのはなんか気の毒です。