横浜市内のマニアックな「専門店」を探せ!
ココがキニナル!
東京ではポテトサラダやクッキーなどの専門店が開店して話題になっていますが、横浜でもそういった変わった専門店ってあるのでしょうか?あるのならば突撃取材をお願いします。
はまれぽ調査結果!
横浜にも、東京に負けず劣らず一風変わった専門店がたくさんある。オープンから間もない美味しいお店や、創業30年以上の老舗専門店まで4店舗を紹介。
ライター:細野 誠治
大好きなものを知ってほしい! 愛の溢れる専門店・2連発
「細野さん、元町のあの老舗は?」そんな声が聞こえそうですが、しっかり紹介しますよー。
最寄りはJR石川町駅。(または、みなとみらい線元町・中華街駅)
元町商店街・仲通りの石川町寄りに、その店はあります
白壁の一軒家「デア クライネ ラーデン東京」
一歩、店内に足を踏み入れると・・・
両壁の天井から床まで。ラック、テーブルと大量のペーパーナプキンが「これでもかっ!」と陳列されています。圧巻とは、このこと。すごい。
商品は基本、10枚ひと綴りで販売
オーナーの古田とみ江さん(66)
元町に根ざして約30年だというお店(有名ですよね?)。きっかけは、やはり30年前に遡るそうで。
貿易関係の仕事に就いていた当時、海外製のラッピングペーパーの綺麗さに惹かれ、やがて海外製の美麗なペーパーナプキンに心を奪われると、ついには専門店のオーナーにまで上り詰めてしまったそう。
店名に「東京」がつくのは過去、複数の店舗があったからだそう
訪れるのはほぼ100パーセントが女性。小学校低学年から80歳代の方までと非常に幅広い支持を受けている専門店。
ラインアップは1000種類以上! 価格帯は200~1000円です
売れ筋はポップな「マリメッコ」(フィンランド発のブランド)や幻想的な美しさの「SAGEN」
美麗なナプキンを眺めるに「使うの勿体ないな~」なんて思ってしまうが、ヨーロッパの風習として、お茶会などで綺麗なペーパーナプキンを提供して持て成す文化があるそう。(使わず、供されたナプキンを持って帰ったりもするとか)
ペーパーナプキンはコレクターズ・アイテムなんですね。
もちろん包装紙にリボン、かわいいボタンもたくさん
ほかに、白いものにナプキンの柄を貼り付ける「デコパージュ」教室も開催中
店頭のほかにインターネットでの販売も行っており、順調な様子。
「きれい」と「かわいい」、女性の「好き」を満たすワクワクなお店でした!
そろそろページが尽きる・・・。ラストは、大切な日に華を添える専門店で行こう。
再びの横浜市営地下鉄グリーンラインで「センター北」駅
駅を出たら線路沿いにセンター南方面へ少し。2分ほど。あっという間に到着。
パーティバルーン専門店「カーナバルバルーン」
カラフルな風船がお出迎えのお店。グリーンラインの車窓からも見えて、キニナっていた人も多いのでは?
入店すると、当たり前だが風船がいっぱい!
壁も天井も風船だらけ! これはすごい・・・
謎が深い。話を聞かねば。オーナーの君塚かおりさん(年齢は内緒!)に伺う。
元々、かおりさんはバルーンアーティスト。
日本に本格的なバルーン文化が芽生え出した1999(平成11)年・2000(平成12)年と、2年連続で、アメリカで開催されたバルーンアートの世界大会の、日本人初の優勝者なのだ。
バルーン専門誌に掲載された、かおりさんの作品
日本における、バルーンアーティストのパイオニアが仕掛けているお店。
オープンは2001(平成13)年の11月。今年で15周年。
15年前のセンター北といえば、駅前とてまだ何もなかったころだ。どうしてこの場所に?
「当時、この辺りは日本で働く外国人家族が多かったんですね。向こう(外国)の方々は、誕生日やパーティーを盛大にやって、バルーンの需要が結構あったんです」と、かおりさん。
———なるほど。確かに昔からニュータウンは外国人家族が多かったですよね。
一番人気の「HAPPY BIRTHDAY」のバナーオーナメント
「パーティーを盛り上げるグッズがほしい」に応えるかたち
時を経て現在、パーティー文化は日本にも。ニュータウンや東京などを中心に、日本人家族にも場を盛り上げるための需要としてバルーンが注目されるように。
また結婚式や、出産祝いなどのプレゼントに添えるなど、にぎやかなハレの席を彩るアイテムとしても・・・。
ヘリウムガスが充填されていてプカプカ浮かぶバルーンは見ていてテンション上がること間違いナシかと(アメリカ映画で観たことあるやつだ!)。
結婚式場を彩ったり、プレゼントにバルーンを添えたり。いいね!
メインの価格は1000円代から1万円でお釣りがくるくらい。花束に近い感覚かな
とにかく種類がたくさんあるのでキニナった人はお店かホームページへどうぞ。
オーナーの、かおりさん(中央)とスタッフの皆さん
訪れると男女問わずワクワクするかと。事実、客層は老若男女問わずで、付き添いの男性の方がハマってしまうことも多いとか。
(こーゆーオシャレなものをサラッと贈れたり、飾ったりできたらきっと一目置かれるハズ・・・)
景気について伺うと「何とか食べていけるくらい?」と、かおりさんは言いますが、ご謙遜を。
訪れたお客さんを見るにつけ、筆者ですら手ごたえを感じているんですから。
幸せな気持ちになれる店でした
取材を終えて
かなり早いペースで4つの個性的な専門店を紹介しましたが皆さま、いかがだったでしょうか?
このような店はほかにもたくさんあって、今回ご紹介したのはごく一部に過ぎません。横浜には(横浜にも)“面白い専門店”がいろいろあるんです。
(東京のお隣、川崎エリアも実は専門店がたくさんあります!)
いつか、ぜひともここで第二弾、第三弾を紹介したい! そう思っています。
(次回はベタな店や、そうでない店も紹介しましょうかね)
それでは、また。
—終わり—
取材協力
パン屋のオヤジ(コッペパン専門店)
住所/〒235-0007 横浜市磯子区西町14-3
電話/045-353-3351
営業時間/火~土 7:00~18:00
定休日/日・月・祝
http://k2-inter.com/archives/1736/
スーツケースファクトリー(スーツケース専門店)
住所/〒224-0021 横浜市都筑区北山田2-2-12
電話/045-594-8388
営業時間/(平日)11:00~17:00、(土日祝)10:00~18:00
定休日/水・木(祝日の場合は営業)
http://suitcasefactory.jimdo.com/
トマックス
http://www.to-max.co.jp/
デア クライネ ラーデン東京(ペーパーナプキン専門店)
住所/〒231-0861 横浜市中区元町5-209
電話/045-671-1254
営業時間/火~土 10:30~18:30/日・祝 10:30~18:00
定休日/月曜(祝日は営業)、祝日営業の翌火曜日
http://www.dkldkl.com
カーナバルバルーン(パーティバルーン・風船専門店)
住所/〒224-0003 横浜市都筑区中川中央1-22-16
電話/045-910-5017
営業時間/火~土11:00~19:00、日曜11:00~18:00
定休日/月曜
http://www.carnaval-b.com
角さん
2016年08月10日 19時41分
コッペパンの値段。リーズナブルだと思う。
くーとさん
2016年08月09日 22時54分
根岸のパン屋、行ってみます
boyoさん
2016年08月09日 08時08分
この記事では、スーツケースが何故安いのかわかりませんが?