横浜駅東口から利用可能?「水上タクシー」の仕組みとは!?
ココがキニナル!
横浜駅東口日産本社カフェ前に水上タクシー乗り場がありますが、お値段、営業範囲などはどのようになっているのでしょうか。また、横浜には他にも水上タクシー乗り場があるのでしょうか。(maruさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
料金は距離に応じて1,000円から3,000円。横浜駅東口から新山下までの間、合計5ヵ所で乗り降りが可能となっています。
ライター:河野 哲弥
実際に「水上タクシー」を体験してみた
さて、実際に乗船体験をさせてもらいました。
「横浜駅東口(日産本社前乗場)」に15時に迎えに来てもらい、「象の鼻パーク」まで行ってみます。
やってきたのは8人乗りの「シエスタ」号。
ご主人を迎えにやってきたけなげな家臣のように、静々と近寄ってきます。何か気分がいいですね。
日産本社のカフェ前にやってきた「シエスタ」号
船内のキレイさにビックリ
船長の黒瀧さんに、どういう人が利用するのか聞いてみました。
すると、大さん橋で客船から降りたお客さんが、自分の乗ってきた船を外から眺めたくて利用するケースなどがあるそう。
貸し切りなので大荷物でも安心。カップルにも好まれそうです。
陸上からでは見られない配置のランドマーク群
鉄橋にならぶ、カモメの様子
連絡船やフェリーの眺めと違って目線が川面に近いので、ゆっくりしたスピードでも結構迫力があります。
それと、景色を独り占めにしている感覚もありますね。
そんな「水上タクシー」は、河口付近では時速40kmぐらいのスピードでしたが、海上に出ると次第に速度が上がっていきました。その日の海面はやや荒れ気味という感じで、時速80km程度になると、思っていたより揺れます。
お客さんの中には、こうしたアトラクション感覚を楽しいという人もいるそうです。
大さん橋の、海側の表情も見ることができる
やがて、象の鼻先をかすめて到着
黒瀧船長、ありがとうございました
改めて、水上輸送の魅力とは
乗船して一番感じたのは、やはり景色の「独り占め感覚」でした。乗り合いの交通機関にはない何よりの魅力でしょう。
水上輸送としてなら、渋滞知らずの早さも大きなメリットです。
もちろん、陸からでは得られない景色や爽やかな海風も興を添えます。
インフラや法の整備などの諸問題を乗り越え、港町横浜に定着してほしいサービスだと実感させられました。
日本大通り駅にあった、KMCの広告
横浜が横浜たる理由はやはり海にあります。
横浜を知り尽くした方でも、海上にはまだまだ未踏の舞台が残っているのではないでしょうか。
そんな体験を可能にするのが、この「水上タクシー」です。
「自分は使わないかもしれないけれど」などとおっしゃらずに、皆さんも是非体験してみてください。
知らなかった横浜に出会えること、請け合いです。
―終わり―
ushinさん
2012年10月13日 00時18分
以前、黄金町イベントで大岡川桜桟橋から横浜トリエンナーレ会場だかを結んで500円で運航していた時に乗った水上タクシーはなかなか楽しかった。
ほんま かつゆきさん
2012年05月25日 11時38分
読み方が甘いかもしれませんが8人で3000円でいいのですか?それとも一人あたり3000円?
Ichiさん
2011年11月18日 13時14分
大岡川のぼれれば家に帰るのに使うのもおもしろそうとか思ったのに。