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たこ焼き屋なのに焼きそば?メニュー写真がない、チーパリ焼きそばとは!?

ココがキニナル!

天王町駅そばのたこ焼き屋に焼きそばののぼりが立っていますが、メニューに写真もないのでわかりません。店先にはチーパリ焼きそばとは書いてあるのですが、全く想像もつきません。(しゅうさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

たこやき屋「どや!!?」のチーズパリパリ焼きそばは“外はパリパリ、中はトロッ”としたチーズが流れ出る新食感が楽しめる超B級グルメだった!

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ライター:松宮 史佳

酔っ払い&酔っぱライター&高校球児が集う店

日に焼けた精悍な顔、そしてその頭。どう見ても“爽やか高校球児”!彼は県内にある野球部の強豪校に通う1年生のA君。ポジションは外野手だという。
 


高校球児・A君が注文した「オムタコ」300円


突然、A君に「ピッチャーっていうのはなあ~」と語り出す男性1。
A君は外野手なのだが、素直に聞いている。実はこの中で一番大人なA君。
「練習は昔のようにスパルタ式ではない」とA君。でもやっぱり大変そう。

皆でA君の話を聞いていると、「ピッチャーっていうのはなあ~」と再び語り出す男性1。

「だから外野手だってば!」と突っ込む若い男性2&松宮。この場に馴染んでしまい、初対面なのに思わず突っ込んでしまう。

マスターを含め暫し歓談。酔っ払いや酔っぱライターが焼酎を飲みながら、隣では制服姿の高校生がコーラを飲んでいるという、なんとも不思議な空間。だが、とても居心地がいい。

A君に「甲子園行ったら、バックネット裏に陣取って皆で飲みながら応援するから」とマスター。
「(オードリー若林声で)絶対甲子園行けよ」と若い男性2。

なんだか“店全体で若者を見守っている”という感じ。
 


次にA君が食べた「いか焼き」250円


ふと、A君に「お店に来る理由」を尋ねると、「話をしに来る」との答え。巷のお父さんだけではなく、高校生でも家族や友達以外の人と話したい時があるんだなあと思う。

「家でもご飯を食べるので」と立ち去るA君。続いてナイスコンビだった男性1&若い男性2、千鳥足で退場。
ここでついにナゾのメニュー「チーズパリパリ焼そば」を頼むことに!



絶品B級グルメ「チーズパリパリ焼そば」が登場!

「チーズパリパリ焼そば(以下略してチーパリ)」を待っていると、ブロンド美人と赤いトレーナー姿の男性が来店。話してみると、この2人は夫婦だそうで、奥さんのタマラさんは松原商店街で「マヒナストア」というカフェを経営しているそうだ。旦那さんの大江さん(残念ながら写真はNG)はケータリング関連のお仕事をされているとのこと。
 


美人でとってもおもしろいタマラさん


ご夫婦とマスターは仲がよく、お互いの店を行き来しているそうだ。「天王町は店同士がつながってますよ」とマスター。

香ばしい匂いが漂い始め、ついに「チーパリ」が完成!

「チーパリ」が誕生したのは、昨年12月半ばに同業者から「焼きそばの在庫を大量にもらった」のがきっかけ。「何か新商品を」と思い立ち、1月ほど毎食焼きそばを食べて試行錯誤。「終いには味が分からなくなった(笑)」というマスターはお客さんにも試食をしてもらい、開発を続けた。

焼きそばを何百食も使い、今年1月中旬、キャベツ、豚バラ、天かす、紅ショウガ、卵とチーズを入れた「チーパリ」がついに誕生!名前の由来はお客さんが“チーズがパリパリしてるから”「チーズパリパリ焼きそば」と命名した。まだ宣伝していないので、1日に売れるのは数十個だが、「リピート率はほぼ100%」だそうだ。

「チーパリは“店内で食べる初めての人限定”で3種類(ソース、塩胡椒、カレー)の中から2種類選んでオーダーできる。松宮はソースと塩胡椒を選択。まずは一口。外のパリパリになった焼きそばととろけるチーズの食感がたまらない!
 


マスターおすすめ!新食感の超B級グルメ「チーパリ」350円 (以下大江さん撮影)


ソース味はキャベツの甘みが引き立つ。塩胡椒味はチーズと絶妙にマッチ!ボリューム感たっぷりなのに350円とは驚き!

なぜ「チーパリ」のメニュー写真がないのかマスターに尋ねると、「まだ始めたばかりなので写真がない(笑)」という答え!

「どや!!?」は「チーパリ」のほかにも、超アツアツで大玉の「たこ焼き」など、美味&安いメニューが充実。
 


一番人気の「たこ焼き」350円!1日50セット以上売れることも!
 

「マヒナストア」から仕入れている「お肉屋さんのフランクフルト」150円
 

添えたわさびのシャキシャキ感とたこ焼きが絶妙!「大人のたこ焼き」400円
 

激レア「ボストンクラブハイボール」 グラス350円




取材を終えて

「どや!!? 天王町店」は人と人との距離が近く、ワイワイ話しながら絶品B級グルメを堪能できる“大人の駄菓子屋”&“夜の社交場”的な空間だった。マスターはとても器が大きく、皆が「この人と話をしたい」と思って来店するのだろうと思った。

また、「チーパリ」や「たこ焼き」などメニューはすべて美味しく、しかも庶民的な値段。お酒も「うちはシングルじゃなくて全部ダブルだから(byマスター)」というのがすごい!さらに、店内は1階席だけでなく、2階席もある。2階席は4名から10名までの1日1組限定、「開店から閉店までOK」というのも最高だ。1人でも大勢でも気軽に楽しめるお店なので、ぜひ行ってみてほしい!
 


2Fでは賑やかな女子会が開かれていた



―終わり―


「たこ焼き・いか焼き専門店 どや!!?」
※現在は閉店しています。

 

この記事どうだった?

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  • このお店、もうずっと前になくなりましたよね。

  • 大江さん食材の写真撮影御上手ですね!

  • 飲食店の評価は「かみログ」のように★で表すように統一して欲しいですね取材と一般の客では扱いが違うんだなぁって感じてしまいました

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