ヨコハマカクテルコンペティション2012の優勝者はだれ?
ココがキニナル!
酒好きです。「ヨコハマカクテルコンペティション」というバーテンダーの大会が気になります。誰のどんなカクテルが優勝するのか取材お願いします!是非、横浜勢に頑張ってもらいたい!(ハ毛さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
約8時間にわたり行われた同大会、今年の総合優勝者は「Lien Fleur」で挑んだ能條貴史さん(中区山下町「Bar スリーマティーニ」)に決定!
ライター:篠原 章公
成績発表・そして……
選手全員が壇上に上がり、成績発表の時間に。
講評の他、カクテル名で1位の選手を賞する「ベストネーミング 澤井慶明メモリアル賞」テクニカル部門1位の選手を賞する「ベストテクニカル 金山二郎賞」、の各賞の発表が次々に行われ、銅賞(15名)、銀賞(10名)、金賞(5名)の発表が行われた。
写真は金賞受賞者5名とHBA(ホテルバーメンズ協会)常任理事・長島氏
表彰された選手たちは、素直に喜びを表現する方や慎ましく賞状を受け取る方など喜び方はそれぞれだったが、皆満足げな表情をしていたのが印象的だった。
残された賞は各部門優勝と総合優勝の3つのみ。
横浜部門の優勝に輝いたのは、エントリーナンバー1、カクテル名「Dearest」の永田陽佑さん(DINNING BAR X Ray 杉田店)。
NBA(日本バーテンダー協会)会長岸氏とともに
「Dearest」
シドモア部門の優勝に輝いたのは、エントリーナンバー51、カクテル名「華連」の柏原拓さん(ヒルトン東京 セント・ジョージ・バー)。
シドモア桜100周年・里帰りを喜ぶ市民の会副会長寺井氏とともに
「華連」
そして、栄えある総合優勝・グランプリ横浜市長賞に輝いたのは、エントリーナンバー14、カクテル名「Lien Fleur」の能條貴史さん(Bar スリーマティーニ)。
横浜市文化観光局 観光コンペンション振興部長 赤岡氏とともに
「Lien Fleur」
総合優勝のインタビューを受ける能條さんは「寝る間を惜しんで練習しました」と今回のコンペへの思いを熱く語っていた。
そのクールな髪形に話が及ぶと、「これは一つのポリシーみたいなもので、毎日10分かけてセットしている」とのこと。
フルーティーな甘さが特徴的なウォッカ・ベースの総合優勝カクテル「Lien Fleur」を飲みに、中区山下町にある「Bar スリーマティーニ」に立ち寄った際には能條さんの髪形にも注目だ。
インタビューを受ける能條さん
最後に、はまれぽでは能條さんに単独インタビューをすることができた。
――総合優勝おめでとうございます。今の率直な感想は?
「びっくりですね。今までもいくつかのコンペには出場した経験がありますが、今回このような賞がいただけるとは思っていなかった。次々と他の選手の名前が呼ばれていく中、このまま呼ばれないんじゃないかという不安と緊張の中で自分の名前が呼ばれたという感じです」
――これからお店に受賞作を飲みに行かれる方も増えると思いますが、そういった方にメッセージをお願いします。
「今回のカクテル『Lien Fleur』はフランス語で“絆の花”という意味。被災地の方に贈るイメージで作りました。お客様には東北への想いを少しでも一緒に感じていただけたらと思います」
受賞の喜びを語ってくれた能條さん
最後に
前売り段階で1,000枚以上のチケットを売り上げ、今年も大盛況のうちに閉会したヨコハマカクテルコンペティション2012。
お酒の好きな方が楽しめるのはもちろんだが、「横浜から世界へ」とはばたいていくバーテンダーやカクテルを目の当たりにできるのもこの大会ならではの醍醐味。
来年以降も開催が予定されるこの大会をぜひチェックしてみてはいかがだろうか。
― 終わり ―
【イベントフォト】ヨコハマカクテルコンペティション2012に訪れた人たち