コレなんて読む?市内の難読地名をご紹介!
ココがキニナル!
横浜市は難読地名が非常に多い地域。大豆戸と北&東山田以外にも山ほどあります。ぜひシリーズであちこちの難読地名の由来を調べて!(スさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
市内に多くある難読地名の中から、今回は“乙舳”、“神戸”、“掃部山”、“日限山”の4つを紹介!
ライター:田中 大輔
お地蔵様から取られた難読地名
お次はコチラの難読地名。
“日限山”。これも知らないと難しいはず
港南区にある地名で、市営地下鉄の下永谷駅を降りた当たりを指す。読み方は「ひぎりやま」だ。
その名の通り小高い山になっていて、坂道の多い場所。
急な階段もあるが、なだらかな坂が続く感じ
てっぺん付近まで登っていくと、日限山公園がある。
そこから道路一本隔てた坂を上った先にあるのが、慶応元年から続く八木山福徳院というお寺。このお寺が日限山という地名の元になっている。
日限山のてっぺんにある古刹
お寺の御本尊は“日限地蔵尊”で、読みはもちろん“ひぎりじぞうそん”。
日限地蔵を祀るお寺はここ以外にもあり、例えば「3日のうちに熱が下がりますように」など日数を限定してお参りすることから、この名前が付けられている。
ご本人も珍しいと言う女性住職の甲斐真妙さんによると、昭和40年代に京浜急行によって辺りが開発された後に、お寺にちなんで付けられた地名なんだそうだ。
お寺の入口には“日限地蔵尊”という碑が建てられていた
中には、日限山にあるから日限地蔵、と思っている人もいるそうだが、実際は逆。
新しく越してきた人にはやはり難読のようで、「にちげんやま」という間違いが一番多いそうだ。
取材を終えて
というわけで、今回は読み方が分かりにくかったり、読み間違えやすい地名を4つ紹介した。
町名の中にはわりと知られたものも多いが、字名となると地元の人以外は読めないような地名はまだまだあるはず。
みなさんの周りにそんな難読地名があれば、ぜひ編集部までご一報を。
―終わり―
タラちゃんぷるーさん
2016年01月23日 18時13分
京都でも難解そうな地名を地元の人は普通に読んでいますが、地元の人にとってみると「当たり前」のことなのでしょうね。でも、一歩外に出ると、なかなか読めないし読みづらいと思います。同じ横浜に住んでいても、違うエリアだと読めないですから。このシリーズ、ぜひまたやってください。
素人さん
2014年09月19日 11時56分
静岡県富士市にも神戸町ありました。現在は保土ヶ谷区と同じで「ごうど」と読んでいるようですが、私が子供の頃40年位前は「ごうどう」と読んでいました。今でも「ごうどう」と言う人結構多いです。それにしても、今回の記事は楽しくていいですねぇ!非常にぞくぞくしながら読ませて貰いました。「日限山」も驚愕でした。又やってください!
けんじゅんさん
2014年05月25日 17時36分
ららぽーと近くなので池辺町一択ですね。