検索ボタン

検索

横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

  • 36年ぶりに完全復活「横浜銀蝿 40th」。オリジナルメンバーで再結成!
  • 神奈川県内の横浜家系ラーメン店がどこにあるか地図からすぐわかる!横浜の観光情報「よこはまっぷ」
  • イベント開催、店舗オープン、新商品発売などリリース情報を配信したい方へ
  • はまれぽ.comにあなたのお店・会社を無料で掲載しませんか?

地元の人でも気づかない!? 伊勢佐木町にあるひっそりとした超ディープな異空間「イセブラ小路」にライター松宮が突撃!

ココがキニナル!

この前、イセザキモール付近を歩いていたらいかにもディープそうな「イセブラ小路」という看板がかかった小さい裏路地を発見しました。どんなところなのか見てきてもらえませんか?(ふんわりハミングさんのキニナル

はまれぽ調査結果!

イセブラ小路ができたのは約40年前。以前はパブやスナックが多かったが、現在はスペインやメキシコバルなど個性的な6店舗が入っており、楽しめた!

  • LINE
  • はてな

ライター:松宮 史佳

通が集まるBar「Boiler Maker」

時刻は午後7時過ぎに。「エル・エンカント」隣にある「Boiler Maker(ボイラーメーカー)」に突撃!
 


「Boiler Maker」ってどんな意味なんだろう? キニナル!


突撃で取材を申し込むと、和服姿の女性が驚きながらもにこやかにOKしてくれる。
 


和服姿がキマッてる! オーナーの伊藤朋子さん


伊藤さんは三重県出身。もともと「バーで働きたいという想いがあった」。静岡県にある専門学校のホテル学科に進み、横浜へ。「なぜ横浜へ来たのか」と伊藤さんに尋ねると、「(横浜なら)バーがいっぱいあると思って(笑)」と答えてくれる。野毛や中華街にあるバーで7年ほど修業を積み、「Boiler Maker」をオープンしたのは「約5年前」。
 


店内に入る前は「狭いのか」と思っていたが、天井が高く、開放的!


オープン当初、伊藤さんは「ベストを着ていた」そう。だが、なぜ着物を着ることになったのか? 伊藤さんに伺うと、もともと「専門学校時代に着物の着付けを習ったのがきっかけ」。着付けもできるし、「着物の方が気楽」ということで「(着物を)着ることになった」ようだ。店の営業場所として「イセブラ小路」を選んだのは、「1人でもやれる物件を探していたから」。「誰でも気軽に来られるように」とチャージは無料。

キニナル「Boiler Maker」という店名の由来を尋ねる。実は「Boiler Makerというのはカクテル名(by伊藤さん)」。“ビールにストレートのバーボンを入れる”という、
「知る人ぞ知るカクテル」なのだ! 「インパクトがあるので店名にした」と伊藤さん。やはり「店名がおもしろい」と来店する同業者もいるとか。また、「ボイラー技士の方が来店することもあった」らしい! 

伊藤さんによると、カクテルの「Boiler Maker」は「ジャンクなカクテルなのでオススメしません(笑)」とのこと。が、しかし! 店名の由来と聞いてしまったからには「飲まずにいられない!」
 


と、いうことで「Boiler Maker(1000円)」を注文


本来ならばビールとバーボンを混ぜない。だが、伊藤さんは「少しでも飲みやすいように」と混ぜてくれる。
 


こんもりとした細かい泡がキレイ! さすがプロの技!!!


・・・勇気を出してひと口。・・・ビールの風味を追いかけ、バーボンが現れる。まさに「ビール+バーボン」な味わい。でも思ったほど飲めなくない。
 


次に「伊藤さんオススメのカクテル」をオーダーすると・・・


「ジンソニック(850円)」を出してくれる。名前は似ているが、「ジンソニック」は「ジントニック」とは違う。「ジントニック」は“ジン+トニックウォーター”。「ジンソニック」は“ジンを割るソーダとトニックが半々になっているカクテル”。ソーダを加えた分、すっきりとした飲み口が特徴らしい。
 


関係ないが、何かを飲む時にどうして小指が立ってしまうのだろう?


まずはひと口・・・

薄いグラスの飲み口が最高! すっきりとした味わいの「ジンソニック」は1日の疲れが吹っ飛ぶさわやかさ!

伊藤さんはお話しやすく、とても楽しい。「女性一人で来るお客さんも多い」というのも頷ける。最後に横浜の印象を尋ねると、「港町だからか気のいい人が多い」「横浜大好き!」と伊藤さん。伊藤さんにお礼を言い、次の店へ!



メキシカン「RINCON(リンコン)」
 


「Boiler Maker」隣のスナック&カラオケバー「あいだ」はお休み
 


そこで「RINCON」に行ってみることに!
 

メニューを見てみると・・・「All Spanish! (すべてスペイン語!)」


・・・日本語、というより英語も通じないかも・・・。そんなことにひるんではいられない! いざ、突撃!!! 

「こんばんは・・・」と店内に入ると・・・

一人の若い男性が! 取材を申し込むが、男性はあまり日本語&英語がわからない様子。そこで再び“インタビュー”“ウェブマガジン”という単語を使い、取材を申し込むことに。
 


気のいいお兄さんスペイン出身のアントニオさん
 

身振り手振りで必死に説明


・・・10分後。どうやら「取材で来た」のが通じたらしい。ホッとするのも束の間、「オーナー・サワダサン・・・」と男性。“ミスターサワダ”といえば、も・し・や・・・! 
以前はまれぽでも紹介した「レストランすいれん」のオーナー・澤田さんでは!? 早速電話してみると、「ビンゴ!」 
 


テキーラ+レモンの風味が強いテキーラビールの「サリトス(1000円)」


「澤田さんのお名前を記事に載せてよいか」と尋ねると「問題ないよ!」との返事。
ところでナゼ洋食屋さんを営む澤田さんが“メキシカンレストラン”を? まずは創業の経緯を尋ねる。もともと“ミスターサワダ”は定年まで「40年間メキシコの金融機関に勤めていた」とのこと。つまり、“メキシコとは深いつながりがある”のだ! 5年ほど前、知り合いから頼まれ「イセブラ小路」の物件を借りることに。そしてメキシカンレストラン「RINCON」をオープンしたらしい。
 


アントニオさんがサービスしてくれた「マタドールフラッペ」


パイナップルジュースがベースになっており、さわやかな味わい。

澤田さんによると、アントニオさんが来日したのは3~4ヶ月前。パコさんから紹介され「知り合った」。アントニオさんの経歴を尋ねると、「よく知らないんだよね~」とひと言。アントニオさんは「日本が大好き」で「料理が大好き」。なので「じゃあやってみれば」と店を任せているそう。「好きならやってみれば?」という大らかなノリがラテンっぽい。
 


サクサクしたビスケット生地&甘く味付けした豚バラをオーブンで焼いたお通しは絶品!


もともとメキシコと深いつながりがあり、スペイン語も堪能だった澤田さん。パコさんと出会ったのは5年ほど前。「たしか、横浜の路上で道を聞かれたから」。なんとも劇的な出会いだ。澤田さんにお礼を言い、電話を切る。

と、ここでアントニオさんに「これ(お通し)おいしい!」というと、「はずかしい・・・」とテレまくり。「ラテン系の方でもはずかしがりやさんっているのね・・・」と呟く松宮。一人で調理&接客を担当するアントニオさん。忙しくも一生懸命に作っているのがわかる。
 


チーズたっぷり! ボリューム満点の「ケサディーア(2人前:1200円)」


アツアツのチーズと豚肉に絡むサルサソースが絶妙!
 


「タコス(2人前:1200円)」も本格的な味わい
 

大雨のため、お客さんが引けたのか度々遊びにくるパコさん


ここで「ミュージックは・・・」と好きな音楽を尋ねるアントニオさん。どうやらパソコンで好きな音楽をかけようとしてくれているようだ。すかさず横浜出身のミュージシャン「ゆず」をリクエスト。「(ゆずの)2人は横浜出身なんだよ」と説明し、異文化交流を図る。
 


現在、アントニオさんは「日本語猛勉強中」


話をしていると、窓越しに“ものすごい美女”が!

話を聞くべく、外へと飛び出す。
 


美女、発見!!!


美女の名は「マタ(アントニオ談)」。あれ!? ・・・“マタ=マタドール(闘牛士)”なのでオス? 
 


ドアップ!!! でもかわいい!


なんて整っている顔なんだろう・・・。

ちなみに“マタ”はパコさんの飼い猫。
 


(左から)仲良しのパコさん&アントニオさん


2人にお礼を言い、帰ろうとすると手招きするパコさん。ホストクラブでもいただいたが、「スペイン版:酔わないスープ」をサービスで作ってくれたらしい。
 


パン・ニンニク・卵・生ハムが入ったやさしい味わいの「スペイン版:酔わないスープ」
 


ハチノスをビネガー&ピリ辛で煮たひと品


わざわざ作ってくれたとは・・・。その心遣いが泣ける!

3軒取材し、ものすごくお腹がいっぱいだった松宮。だが、ありがたく完食し、「イセブラ小路」を後にした。



取材を終えて

「イセブラ小路」を発見した時は「こんな所に店が!!!」と驚いた。とても小さくて一見入りにくいが、入ってみると個性的な店が立ち並ぶ“異空間”だった! 今度はもう少しスペイン語を勉強し、もっと異文化交流ができるようにしたい! ちなみに後日スタッフの方に聞いたところ、パコさんの飼い猫・マタは“美女”でなく、“女の子みたいにきれいなイケメン(オス)”だった!
  

―終わり―

「El Encanto」
住所/横浜市中区長者町7-114
電話番号/045-262-5401
営業時間/火~日 11:30~16:00 毎日/18:00~24:00くらいまで
定休日/なし

「Bar Boiler Maker」
住所/横浜市中区長者町7-114 AKセカンドビル 1F
電話番号/045-251-7305
営業時間/19:00~翌4:00
定休日/火曜日

「RINCON」
住所/横浜市中区長者町7-114 AKセカンドビル 1F
電話番号/090-6026-9640
営業時間/火~土19:00~翌2:00 日19:00~翌2:00
定休日/月曜日
※変更の可能性あり。
 

この記事どうだった?

  • LINE
  • はてな
コメントする
もっと見る

おすすめ記事

ディープすぎて入れない!? 福富町にある「エイトセンター」

横浜駅から20分の場所で非日常を満喫。家族旅行やみなとみらいの観光にオススメな、横浜唯一の料理旅館

  • PR

知られざるホストの世界を一挙公開! ホストクラブに突撃取材

通りかかるとゴマ油の香ばしさに誘われてお腹がすく。昭和33年創業の関内の名店天ぷら・肴「登良屋」

  • PR

【プレイバック】はまれぽライブラリー(2013年3月26日~4月1日)

40年以上続く経験豊富で頼れる社会保険労務士事務所「社会保険労務士法人 横浜中央コンサルティング」

  • PR

【横浜周辺で遊ぼう】今週のオススメイベント情報(2月5日~2月11日)

マンガ読み放題!? 高速ドライカットがイチオシの“コミックカフェ” みたいに寛げる「re:mix」

  • PR

こんな記事も読まれてます

オリンピック開幕目前! 横浜出身のオリンピック選手を応援しよう!

横浜「1000ぶら」商店街探訪vol.52 300店舗が軒を連ねる日吉商店街の老舗店で2015年のヒット商品を探せ!

【ニュース】MMがFFに! 今週末限定でファイナルファンタジーのプロジェクションマッピングを開催!

ダジャレの記事で、はまれぽにハマれ! フェリス女学院のダジャレサークルに突撃!

鉄道発祥の地、横浜の京急・JRの駅ホームにある古レールを徹底調査!

横浜でバラを楽しめるオススメスポットは?

夏休みだけのお楽しみ!ナイトのげやまはどんな雰囲気?

【プレイバック】はまれぽライブラリー(2013年3月26日~4月1日)

新着記事