横浜でレンタルしたおっさんと『あぶない刑事』のロケ地巡り
ココがキニナル!
横浜でも多数の登録者がいる「おっさんレンタル」(1000円で1時間おっさんがレンタルできる)。どのような方なのか、レンタルして何をしてくれるのかが気になります。(るぱんさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
おっさんによってコンセプトが異なる。横浜おっさんは話し相手、横浜散策、ジョギングの伴走などをしてくれる。今回は『あぶない刑事』になりきってロケ地を一緒に巡ってもらったぜ!
ライター:はまれぽ編集部
5)港の見える丘公園
港の見える丘公園は、「あぶデカ」にたびたび登場していたスポット。今回のロケ地マップでは、育児放棄されている子ども(シンジ)と性格が正反対な双子の姉妹が登場する第30話「黙認」のひとコマが取り上げられた。
物語は終盤戦、シンジの母親である姉(黒田優子)は、双子の妹(雅子)を身代わりに保険金殺人を企て結局自分が死んでしまう。生き残った心優しい妹が姉の代わりに「母親」としてシンジと対面するシーンだ。手前がタカ、雅子、ユージで、「大佛次郎記念館」前でシンジが待っている。
タカのビニール傘からチラリと見える大佛次郎記念館を意識して撮影してみた。
登場人物が足りない点は目を瞑ってほしい
さらに、不審者に追われているという家出少女(河合美智子さん演じるミユキ)を保護したユージが中心になって事件を解決する第4話「逆転」では展望台が登場。この回では、横浜駅西口の「ハマボール」や元町のダンスホール「クリフサイド」も舞台になっていた。
ロケ地マップに載っている大きい写真は、ユージと言い争いになったミユキが展望台に来たシーン。小さい写真は、ミユキを囮に怪しいバーテンダーをおびき寄せたタカがバーテンダーを追いかけるひとコマだ。
大きい写真は写真奥に並んでいる本牧11号棟~13号棟が写るように、小さい写真はタカとユージのやりとりを見つめるミユキがいる体で撮影してみた。
放送当時はベイブリッジが開通前、展望台の柱は場所を移動して大きな柱に変わっている
「タカ!お前あの子を囮に使っただろう」「邪魔だ!」
と、まぁこんな感じで、約2時間30分の撮影が終了~。
リトルタカは、「今ほど人がいなかった場所があったにしても、ベタな観光地での撮影は苦労も多かったんじゃないかと思いました。それに、約30年で景色が相当変わりましたね。それぞれの場所に歴史的な背景があるので、横浜って面白い街だと改めて感じました」と話してくれた。
リトルタカのオフショット
撮影を重ねるにつれ、少しずつ照れがそぎ落とされていった我々。最終的には何度も撮り直しをして、横浜でしか体験できないおっさんとのアブナイ思い出を残すことができた。
最後にもう一度言うが、苦情は一切受け付けない。そして、皆さんにもぜひ『あぶない刑事』のロケ地を巡ってみてほしい。あわよくば、タカとユージに扮して撮影にも挑戦してみるのもオツかもしれない。
取材を終えて
リトルタカもとい「おっさんレンタル」で発注した横浜のおっさん、最高だった。
アヤシイ響きに誘われて面白半分でレンタルしてみたけれど、こんなにおっさんが有能だとは思ってもいなかった(すみません)。
最後はノリノリで、はいポーズ!
今回の取材で分かったことは、友達にも家族にも話せないことを聞いてもらう選択肢の一人に「レンタルしたおっさん」を加えても問題ないということだ。ただし、おっさんによってサービス可能な内容が異なるので、事前にこちらの要望をしっかりと伝える心がけが必要だと覚えておいてほしい。
何はともあれ、おっさんとの楽しいひとときを過ごしたい人は参考にしてみてくれ!!!
ー終わりー
取材協力
おっさんレンタル
https://ossanrental.thebase.in/
横浜の人生に感謝「おっさん」
https://ossanrental.thebase.in/items/12536470