今年の横浜開港記念バザーはどんな感じ?
ココがキニナル!
毎年恒例の横浜開港記念バザーが開催されたようですが、今年はどんな内容ですか?
はまれぽ調査結果!
テーマは震災復興で、それにちなんだお店やイベントが催されます。被災地支援の為にも足を運んでみてはいかがでしょうか。
ライター:元弥 きと
5月31日から6月6日までの7日間、横浜公園にて毎年恒例となる「横浜開港記念バザー」が開催される。
1920年から開始され、今回でなんと第80回目を迎える伝統イベントだが、初日である5月31日の様子をレポートすべく現地へ直撃した。
会場入り口には大きなゲートが設置
会場の様子はどんなものなのか
まず、会場に入って目に付いたのがお年寄りで長蛇の列ができていた店だ。
人だかりができてなかなか中を確認することが出来ないくらい賑わっている。
ゲートをくぐると、いきなり人だかりのお店が!
何かと思えば、こちらは徳島県鳴門市大津町から出店の「鳴門うず乃里」。
聞くところによると、毎年行列が出来る人気店舗であり、16時には完売してしまうのだという。
並んでいるお客さんの中にはわかめだけを買いに来ているという方も居た。
鳴門生わかめが人気!鳴門うず乃里
しかし、他の店舗はまだまだ客足が少ないようだ。
色々な店舗に話を伺ったが、開催初日に加えて、震災の影響もあるのか、例年より客数が少ないとの意見が大半を占めていた。ただ、本番は週末であり、そこで盛り返す予定だと意気込んでいた。
B級グルメでお馴染み、シロコロホルモンのお店が出店
たくさんのTシャツを販売する「爆安屋」
訪れていた人びとの声
トルコ料理の前にて取材
開港バザーには毎年顔を出している、という地元の方に伺ったところ、「いろんな食べ物があっていいね。野球の試合があると、人が溢れるよ」と教えてくれた。
遠足に訪れているという女子高生も取材
埼玉からはるばる遠足で訪れているとのこと。
「楽しかった。美味しいものがいっぱいあった」と嬉しそうに笑っていた。
横浜開港記念バザー実行委員会にインタビュー
取材に応じてくれた渡辺さん
渡辺さん曰く、今年のテーマは東日本大震災復興チャリティーとのこと。
なんでも、例年は公園の緑化維持のためにバザーで得た利益を緑化維持団体に寄付していたのを、地方から出店する人たちを呼び集め、そこで得た利益をそのままチャリティーとして寄付をしているのだとか。
取材を終えて
今年の横浜開港記念バザーは東日本の震災チャリティーをテーマとしたイベント内容となっていた。
食べ物の屋台から、物産展などの出店はもちろん、横浜市民の年齢層を問わない皆さんが楽しめるイベントであり、特に今年は東日本の震災チャリティーをテーマとしている。
被災地から風評被害にあった野菜を出店したり、被災地の気仙沼から「浪板虎舞」(6月5日12:00~)という大道芸なども開催されるので、被災者支援の為にもぜひ注目してほしいところだ。
期日は6月6日まで毎日開催(10:00~19:00)されているので、開港祭に訪れた際には、是非足を運んでみてはいかがだろうか。
―終わり―
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