この町にしかないモノの宝庫。 はま旅Vol.38「こどもの国編」
ココがキニナル!
横浜市内全駅全下車の「はま旅」第38回は、この町にしかないモノがいっぱいのこどもの国駅。
ライター:吉岡 まちこ
おとなのこどもの国の遊び方
こどもの国駅に来たからには、“こどもの国”に行かずには帰れないでしょう。
子どもの頃行ったきりの人、子連れで最近も遊んだ人、地元だから庭だぜという人、いろいろあると思うが、筆者は小学校の時にスケートに来た以来の言いたくないほど○十年ぶり。
おお変わってない~と言うにはあまりに久々。どうでしょう?
結論から言うと、入場料は大人600円かかるけれど、リゾート地に来たかのように充分遊べるおとなの国だった。入ってまず、午後の陽ざしに燃えるように山並みがきれいでびっくり。
では、大人が楽しめるスポットを選んで回ってみよう。
園内マップで見た印象よりも長かった吊り橋。八ヶ岳高原で見たような景色
サイクリング(大人150円)は景色も気分も爽快。1.6kmが長く感じた
こどもの国は、アナログさを大事にしているので電動の大型遊具はない。
だからジェットコースターだって足こぎ。これ珍しいでしょう…! ほら、大人たちがちょうど乗っていたぞ。
「そこでもっとこぐと下りでスピードが出るぞ~!」と係員の声が飛ぶ
期待値最大だったアイススケート場は、残念ながらぎりぎりオープン前。12月18日からの営業。
新横浜プリンスに匹敵するリンクの広さで、しかも屋外なのは神奈川県でここだけ。大人も充分楽しめる。
施設の脇からスケートリンクをちょっとのぞき見。下は土だったんだ…
牧場には牛が40頭もいるらしいが、時間がなく会えなかったので、しかたなく出口の移動販売カーで「雪印こどもの国牧場」の牛乳から作られたソフトクリームを買ってみた。
これが、寒い夕方なのにもう1個食べたくなるほどあとを引く!(1個300円)
最後の一文字は「い」ではなく「!!」。こんな所もゆるくてアナログ
絶品アイスにはワケがある。こどもの国の牛乳「サングリーン」は、特別牛乳といって日本でも数ヶ所でしか作られていない高規格のものらしい。
なぜ雪印か? 1965年のこどもの国開園に向け、国と雪印乳業が大半の出資をしたからだ。
最後は清里っぽさを満喫し、ローカル線信州的いい旅気分はおしまい。
横浜駅から電車に乗っている時間は実質30分足らずとは思えない、このトリップ感。こ
の町にしかないモノにもいっぱい出会える一日になるはずだ。
■今回のはま旅「こどもの国」周辺
・「やさいのナイトウ」横浜市青葉区奈良2‐22‐1
・「Bacchus(バッカス)」横浜市青葉区奈良1‐19‐1
・「なごみ」横浜市青葉区奈良5‐4‐19
・「徳恩寺」横浜市青葉区恩田町1892
― 終わり ―
あきらさん
2011年12月17日 10時04分
もう、何十年も行ってません。あまり変わらない様ですね。