黄金町らしい渋い表紙の「黄金町ラッシュ」はどうなったの?
ココがキニナル!
昔、黄金町ラッシュと言う黄金町らしい渋い表紙のフリペがありました。2号目で雰囲気に変わり、評判が悪かったのか3号目を見なくなりました。以後どうなっているのか知りたいです(リバーサイドさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
「黄金町ラッシュ」は「黄金町プロジェクト」の発信媒体として作られた。評判が悪かったのでなく、プロジェクト自体が解散したため2号で発行を止めた
ライター:橘 アリー
黄金町はかつて、はまれぽの記事でも取り上げた“ちょんの間”と呼ばれていた違法な営業を行う小規模飲食店が軒を連ねていた。
現在は、飲食店として使われていた建物が再利用されている
しかし、2005(平成17)年の神奈川県警による歓楽街総合対策「バイバイ作戦」が行われて以降、今や、国内外のアーティスト達の活動の拠点となっている。
キニナル投稿にある「黄金町らしくて渋い」と言うのは、「バイバイ作戦」以前の黄金町の雰囲気があったのだろうか? さっそく黄金町で、「黄金町ラッシュ」というフリーペーパーについて調査してみることに。
誰が発行していたのだろうか?
黄金町には、数々のアーティストたちのスタジオや、町を訪れた人たちの案内所もあり、それらの場所ではイベントのパンフレットなどが置かれている。
京浜急行・黄金町駅の高架下もスタジオとして再利用されている
町の案内所となっているNPO法人「黄金町エリアマネジメントセンター」の事務所を訪ねた。
黄金町エリアマネジメントセンターの様子
すると、現在、中区若葉町のミニシアター、シネマ・ジャック&ベティの梶原俊幸支配人が発行していたと教えて頂いたので、現地に行くことに。
“黄金町には可能性が有る!”から始まった!
シネマ・ジャック&ベティ
ジャック&ベティでは、「黄金町ラッシュ」の編集長をしていた小林幸江さんと、当時、一緒に編集をされていた、シネマ・ジャック&ベティの副支配人である小林良夫さんにお話しを伺うことができた。
小林幸江さん(左)と小林良夫さん
お二人はご夫婦で、幸江さんが現在、フリーで執筆・編集・デザインなどのお仕事をされておられるそうだ。