林文子市長のヘアメイク代が公費から支出、その詳細は?
ココがキニナル!
林横浜市長が税金を自らのヘアメイク代に使ってたとYahoo!ニュースに出ていましたが・・・(ポスポスさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
ヘアメイク代の支出は就任以来計8回。広報番組出演時の必要経費とのこと。
ライター:はまれぽ編集部
公費でヘアメイク?
東京都の舛添要一(ますぞえ・よういち)知事の政治資金の私的利用が取りざたされているなか、2016(平成28)年5月25日に横浜市の林文子(はやし・ふみこ)市長が自身の「ヘアメイク代」を公費から支出していたとの一報があった。
2012年当時の林文子市長(画像は過去記事より)
ヘアメイク代は本当に公費から支出されたのか? その真偽を横浜市役所の政策局秘書部秘書課に話を伺った。
現在確認している「ヘアメイク代」の支出は2009(平成21)年8月の初当選以来、計8回。横浜市のPR番組である、テレビ神奈川の『ハマナビ』や、神奈川新聞社と横浜市が協働で編集している季刊誌『横濱』内の動画コンテンツ撮影時に、1回あたり約3万円を支出した。
「一般的なメイクではなく、動画撮影用の特別なメイク」であり、「8回以上の支出は調査の結果見られない」と続く。
動画撮影のためのメイクとのこと(画像はフリー素材より)
「支出を必要とする基準や判断についての詳細は分かりかねるが、基本的にはコンテンツ制作側がプロのヘアメイクを用意した際に支払いしています」
また撮影時の衣装は自前であり、そのほか、写真撮影やインタビュー時にはヘアメイクを利用していないという。つまり計8回のヘアメイク代支出は、プライベートでの利用ではなく、多岐に渡る広報活動のうちのひとつであり、必要経費ということだ。さらにどのようなメーカーの化粧品を使用しているのか伺ったが不明とのこと。
はまれぽの取材時にプロのヘアメイクは行われていない
今回は横浜市の林市長の件がニュースとなったが、ほかの女性市長は「ヘアメイク代」についてどのように考えているのだろうか。
宮城県仙台市役所広報課によると、奥山恵美子(おくやま・えみこ)市長は「市役所側で用意したり、公費で支出したことは一度もない」。滋賀県大津市役所広報課によると越直美(こし・なおみ)市長は「撮影があっても公費でヘアメイク代を支出したことは一切ありません」とのこと。
街の声は?
最後に、横浜市役所周辺やイセザキ・モールにて街の声を20人ほど拾ってみたが、「横浜市の顔なのだから、綺麗にしてほしい。必要なものだと思う」「都知事の件があり、タイミングが悪かっただけ」という冷静な意見が15人ほどあった。
しかし、「最初から報告すればよかったのに」「ほかにも税金が使われているのでは?」と不満の声も少なからず上がっている。皆さんの意見はいかがだろうか?
―終わり―
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Nicksさん
2016年06月13日 01時47分
企業誘致、観光誘致、主要な国際会議の誘致、MICE誘致、横浜港プロモーション、客船誘致、エキサイト横浜21、みなとみらいのプロモーション、関内のプロモーション、新横浜のプロモーション、港北ニュータウンのプロモーション、周辺区の再開発事業とデベロッパーとの提携や調整作業など、この横浜を、トップセールスによる東京や日本全国や世界の政財界や企業人に売り込み成果を上げることが求められる以上、必要経費はあるものだと思います。
シナトラさん
2016年05月30日 14時08分
文春GJ!このお方も舛添東京都知事同様に公費の使い方を追及されるべきです。誰がやってもこの最悪の市政は変わらないけど。
ふとっとりんさん
2016年05月29日 14時32分
敏腕林文子市長をくだらない事で注目させないでください。この方を逃したら横浜は大きな赤字を産み出しそして放置して逃げた前市長からの遺物から解放できません。