野毛の氷雪店で扱っているらしい、全国氷研会ヤフー氷の正体とは?
ココがキニナル!
野毛産業が気になります。全国氷研会ヤフー氷って?(ときさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
別の広告に載せた「全国氷研会、ヤフー、氷のすべてが分かる」というコピーが、Web掲載時につながって使われてしまったため、誤解を招く結果に
ライター:河野 哲弥
では、全国氷研会とは何なのか
次に、投稿にあった「全国氷研会」について、伺ってみた。
すると、同じように「純氷』を広めていきたいと考える全国の氷雪業者によって、組織されている団体とのこと。
1984(昭和59)年に発足して以来、北は北海道から南は沖縄まで、約20社が加盟しているそうだ。
各社が主催・参加しているイベントのチラシなど一例
定例会も年に2回開催され、昨年秋には、横浜で行われたそうだ。このとき話題となったのが「純氷」を使ったかき氷。
東京都台東区にある「ひみつ堂」など、今では年間を通じてかき氷を提供する店が増えてきているらしい。
そこで、流行の兆しを見てとった同会では、フワッとした雪のような食感にするために、かき氷に使う機械の歯の出し方や角度などを試行錯誤してみたという。
今までの「冷やす」という用途から、新たな「味わう」というニーズへ。
かき氷が年間を通じた「スイーツ」と認められるには何が必要なのか。同研究会の新たな課題のようなものが、うっすらと、垣間見えてきたそうだ。
いよいよ、「ヤフー氷」の謎に進む
最後に、問題の「ヤフー氷」とは何なのかを、質問してみることにした。すると、松浦さん、「そのような名前の氷が存在している訳ではないんです」とのこと。
誤解をまねくようになった原因は、今から8年程前にタウンページに出した、同社の広告にあったようだ。「全国氷研会」を「ヤフー」で検索すれば「氷のすべてが分かる」という意味で、下記のような原稿を掲載したらしい。
(上段) 今は残っていないので、証言を元に再現したイメージ
(下段) 現在タウンページに掲載中のもの
その後、野毛の商店などを紹介する「noge-net」が立ち上がったときに、この広告を、そのまま原稿として使ったそうだ。
「おそらく、サイトの担当者が、意図せずそのままつなげてしまったんでしょう」と松浦さん。
それ以来、サイトのメンテナンスが行われていないようなので、直すに直せないというところが実情らしい。
「ヤフー氷」は、実在しない幻の存在だった
意外なほど、あっけなく氷解したこの謎。しかし、この投稿をきっかけに、「純氷」についての理解が少し深まった気がする。
この夏は「純氷」の文字に注目
松浦さんによれば、毎年6月1日は、「氷の日」なのだそうだ。語呂合わせという訳ではなく、氷の最盛期である夏の初日にちなんで制定されたもの。
夏になれば、屋外でジュースを氷水につけて販売している屋台、ビールサーバーの冷却槽など、見えないところでもお世話になっていそうだ。また、横浜各地のイベントなどでも、「純氷」という文字を見かけることがあるかもしれない。
冷蔵庫に入らないので、一般家庭では利用しづらいかも
一方、「一般の人が『純氷』を手に入れることはできないんですか?」と聞いてみたところ、例の4キロのブロックアイスが最小単位とのこと。
氷のことなら何でも相談して欲しいと、松浦さんは話す。プロが愛用する本格的な氷。キャンプやパーティなど、多人数でシェアする機会があったら、一度試してみてはいかがだろうか。
―終わり―
Zoo3さん
2013年01月24日 10時36分
こういう場合ってYahoo!Japanからは何か言われるのかな?
白丸さん
2013年01月23日 13時55分
>『「ヤフー氷」は、実在しない幻の存在だった』 … 幻の使い方間違えてるような気もしますが。
ootaharaさん
2013年01月23日 11時25分
ホームページはこちらでしょうか。http://www.noge-net.com/nogesangyo.htm野毛ネットのホームページは更新されているようなので(早くも4月の野毛大道芸が告知されていました)、更新を頼むと良いかも。わざとこのまま残して欲しい気もしますが。