ベイスターズに新戦力! ソーサ投手、モーガン外野手の入団会見をレポート
ココがキニナル!
クローザー候補と言われる元中日のソーサ投手と、バリバリのメジャーリーガー、モーガン選手の入団会見の様子を伝えてください(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
キャンプイン直前に、クローザー候補と3番打者候補、2人の新戦力が登場! チームの中核を担ってほしい2人の活躍に期待!
ライター:田中 大輔
終始ハイテンション! モーガン登場!
ソーサの入団会見に続き、同じ会場で今季から新たに日本球界でプレーすることとなったナイジャー・モーガン選手の入団会見が開かれた。
とにかく笑顔笑顔の入団会見に
このモーガン、とにかくハイテンション。
会見場後方の入口からテーブルに着くまで、報道陣のカメラに愛きょうを振りまきながらの派手な入場となった。
あまりのはしゃぎっぷりに高田GMも、思わず「なにを言い出すか心配だ」と苦笑いするほど。
と言いつつも、新戦力に満足気な高田GM
とにかく陽気な男だが、実力は折り紙つき。
メジャーリーグ6シーズンで通算2割8分の打率を残し、走塁や守備の評価も高い。昨年は、東京ヤクルトスワローズから移籍した青木宣親選手とミルウォーキー・ブルワーズで同僚だったこともあり、日本での知名度も決して低くない。
ずーっとハイテンション。時差ボケとは無縁のようだ
「できる限りの力を出して、自分自身も楽しんで、チームの勝利に貢献したい」と話したモーガンを、高田GMは「今までは、外国人選手は長打力を重視していたが、彼はブランコやラミレスの前を打てる、率が残せて守れて走れて、という選手」と評価した。
“暴れん坊”? 意外と真面目な一面も
来日前から“暴れん坊”と報道されている通り、闘争心をむき出しにするプレースタイルがたたり、退場や出場停止処分を食らった経験も少なくない。
そんな経緯もあり、ワガママ外国人なのでは、と心配する向きもあるが、野球に対して非常に真摯。
真剣な表情で“チームのために”と繰り返す場面も
メジャー6シーズンで11本塁打とパワーヒッターではないが、アメリカに比べてせまい日本の球場でホームランに色気は出ないか、と質問されると「No」とキッパリ。
「アメリカでは自分の仕事はクリーンナップの前に塁に出ることだった。日本でもそれは同じ」と話し、「フォアボールでもデッドボールでもなんでもいい。ラミレスの前で走者をためることが大事だ」と自分の役割をしっかりと自覚している様子だった。
でもやっぱり笑ってる時間が長いモーガン
会見前に横須賀市内のグラウンドでチームメイトとも顔を合わせ、「仲良くしていきたい」と笑顔。日本語や日本の文化を学びたい、と意欲も見せた。
スターマンの登場でテンションはマックスに
「自分の売りは“コレ!”というのではなく、常に100%で戦うこと」と言うモーガン。
3番ライトで起用されることが濃厚で、「今はビジネスマンとしてのナイジャー・モーガン。グランドではもっとエキサイトした姿を見せられると思う」とファンにメッセージを送ってくれた。
取材を終えて
すでに日本で実績を残し、勝ち試合の終盤を任されるであろうソーサ。
多くの外国人選手が手こずる変化球攻めについて聞かれ「You see my numbers? (オレの成績見た?)」とピシャリと返したモーガン。
タイプもポジションも違うが、頼りになる新戦力だ。
いよいよ明日(2月1日)にキャンプインを控えるDeNAベイスターズ。ほかの選手とともに、今季の巻き返しの原動力となってもらいたい。
―終わり―