動物園では日本初、謎解きゲームがズーラシアで開催されるって本当?
ココがキニナル!
よこはま動物園ズーラシアで6月22日(土)から行われる、動物園では日本初となる「リアル謎解きゲーム」って、どんなイベントなのでしょうか?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
体験型のゲームを通して、人間と動物の関わりを学ぶことができるイベント。園内に置かれた暗号をヒントに、恐るべき陰謀を食い止めることができるか?
ライター:河野 哲弥
事前の下見が正解率を高めるか
須田さんによれば、実は6月3日に、関係者で実際に謎解きにチャレンジしてみたそうだ。しかし、職員の方でも、全問正解者はいなかったのだとか。動物に関する専門知識だけではなく、暗号を読み解くようなクイズの読解力も、同イベントには必要とされるらしい。
謎解きにチャレンジした職員の様子
実際に暗号を解読してみると、「あっ、これはあそこにある」といった状況が、少なからず起こるのだとか。したがって、園内をある程度知っていると有利とのことで、日中の下見が欠かせないかもしれない。
また、「1人よりもグループで参加した方が、より多くの情報を共有できるのでは」と須田さん。当日、気の合いそうな人がいたら、合同で暗号解読にチャレンジしてみるのも、1つの手だ。
カギとなる場所が分からないと先に進めない場合も(写真はイメージ)
今回のイベントタイトルは「夜の動物園と不思議な猿」となっているが、謎解きの対象となる範囲は、サルに限らないとのこと。オランウータンは、あくまでプロローグに登場する1キャラクターに過ぎないので、絞り込み過ぎるのは要注意。
動物を代表したメッセンジャーが「不思議な猿」
今回の謎解きを通じて、「動物も人間も、地球に住む以上立場は対等。人間のエゴが、ともすると動物を悲しい目に遭わせていることもあるという現状を知ってほしい」と須田さんは続ける。エンターテイメントとしてはもちろん、新たな視点や発見を見いだせる、大人も楽しめるイベントになっているようだ。
あえてイベント時間を閉園後にしたのは、ファミリーを中心とした「昼の動物園」とは利用者を分け、「夜の動物園」という異空間で謎解きに集中してもらいたいというねらいがある。また、カンガルーとペンギンは展示時間を延長し、普段では見ることのできない動物たちの行動が観察できるのも、このイベントならではの特徴となっている。
今年の夏も、ズーラシアのイベントは盛りだくさん
「はまれぽ」では、「夜の動物園と不思議な猿」の初日にあたる、6月22日(土)の内容をレポートする予定。開催日はまだ続くので、ネタバレにつながるような内容は盛り込めないが、参加者の様子を中心にお届けしたいと思う。
最後に、この夏ズーラシアで催される特別企画を、一足先にご案内。
実物大の恐竜が大暴れする!?(c)ON-ART
8月3日(土)、4日(日)、24日(土)、25日(日)の各日、園内にある「ころこロッジ」で1日3回(14:30、16:30、18:30)行われるのが、実物大の恐竜が登場する「驚きの体感!恐竜ライブ~肉食恐竜ラプトルが大暴れ!~」。全長約4.5メートルの本物そっくりなラプトルが目の前で動き回るほか、全長約5.5メートルにおよぶトリケラトプスの恐竜型バルーンが登場する。
また、8月3日(土)、4日(日)の両日には、朝10時より同「ころこロッジ」にて、「恐竜の進化を知ろう!恐竜は今も生きていた~獣医師のトークと肉食恐竜ラプトルの特別ライブ~」が同時開催される(料金1人500円、事前申込)。骨格から読み解く動物の進化を、専門家がやさしく解説するので、夏休みの自由研究にもオススメ。
ほか、ナイトズーラシアなどの定番イベントや、新エリアの「アフリカのサバンナ」も見逃せない。見どころ満載のこの夏、行くなら「今でしょ!」。
―終わり―
◆よこはま動物園ズーラシア
住所/横浜市旭区上白根町1175-1
電話番号/045-959-1000
「夜の動物園と不思議な猿」詳細ページ/http://www.nazotown.jp/