「ねぎとろ番長」VS ライター松宮。横浜中央卸売市場にある竹家食堂のデカ盛りに挑戦!
ココがキニナル!
中央市場の「竹家食堂」というお店でデカ盛りのネギトロ丼を提供しているそうです。他にも限定メニューがあるらしく気になっています。レポートお願いします(はまっこさん、スさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
デカ盛りの「ねぎとろ番長」はベイスターズファンのマスターが考案。限定メニューは2号店をオープンする計画があり、手が回らないため中止している
ライター:松宮 史佳
「ねぎとろ番長」を実食
まずは(ネギトロ)の山頂から崩して・・・
醤油とわさびを付け、まずはひと口。
「!!!!」
ネギトロはコチュジャンやニンニクで味付けがしてある! 醤油なしで食べてみると、そのままでも美味しい! ネギトロの山は高く、なかなか白いご飯に辿り着かない。“食べても食べても減らない”という、この風景。「6kgのパフェ、アンビリーバブル」を思い出す。
しかし、「ねぎとろ番長」は薬味のネギが満載&ニンニク風味が効いているので、食べ飽きない。
15分ほど食べたところで白いご飯が見えてきた!
でも“白い山(ご飯)”はなかなか切り崩せない
食べるペースが落ちる松宮を見て「全然イケるんだろ!?」と吉田氏。「もちろん!」と松宮。ひたすらご飯を食べまくる。
ネギトロを食べ終えたので、今日のおかず(ホイコーロー)へ
・・・やや甘みがある「ホイコーロー」はご飯によく合う。キャベツ満載でとってもヘルシー。「ねぎとろ番長」のメニューはウリのネギトロだけではなく、肉や野菜も豊富。バランスがいいのが魅力だ。
上品な味わいの厚焼き卵
・・・30分が経過。「まだ?」と冷たい言葉を発する吉田氏。ご飯は大分減ったが、松宮はお腹いっぱいで“限界間近”。
お腹が苦しくて悶絶
食べる前は軽く「完食できそう!」と思ったが、甘かった・・・。
結局、40分かけて完食!
時刻はもうすぐ13時。だが、お客さんは続々と来店する。ここまで正体を明かさず、黙々と食べていた松宮と吉田氏。「取材どうする?」「閉店後にまた来よう!」と店を後にする。
「竹家食堂」マスターが登場!
・・・14時過ぎ。お客さんがいなくなったのを確認し、店内へ。取材を申込むと、突然ながらもマスターは気さくに応じてくれる。
マスターの飛田和晃(とびたかずあき)さん
飛田さんによると、「竹家食堂」は1979(昭和54)年ごろに飛田さんの両親がオープン。創業当時は市場内のほかの場所で営業していたが、25年ほど前に現在地に移転。店名は前オーナーからそのまま引き継いだとのこと。
魚介だけでなく、肉を使った定食など「メニューが多彩なのはナゼか」と尋ねる松宮。すると、「竹家食堂は食堂だったのでその名残」と飛田さん。
客層は(市場関係者ではなく)外部から来る人がほとんど。混み合う時間帯は「昼時」だそうだ。ちなみに、席数は28席ほど。
取材時の昼時はほぼ満席だった
「ねぎとろ番長」を考案したのは3年ほど前。当時、市場関係者が来店し終える午前10時半を過ぎると、あまり外部のお客さんは来なかった。そこで、お客さんによろこんでもらえるような店の新たな名物をと「ねぎとろ番長」を考えたという。
「ねぎとろ番長」はコチュジャンやニンニク、ネギをたっぷり入れ、そのままでも美味しく食べられるようにと工夫されている。「オリジナリティを出したかった」と語る飛田さん。
飛田さんは大のベイスターズファン。当時調子が悪かったという、ハマの番長・三浦選手を「励ましたい」との想いを込め、「ねぎとろ番長」と命名したそうだ。
店内にはベイスターグッズがいっぱい!
ちなみに「980円」という値段はベイスターズが「98年に優勝したから」にとのこと。
「ねぎとろ番長」はネットの口コミなどで広がり、店の人気メニューに。以前は男性客がほとんどだったが、今では女性客も増えたとか。松宮が「ねぎとろ番長」を食べていた時も男女のカップルが数組来店していた。
「ねぎとろ番長」に入っている“ネギトロ”の量はハンパない。ちなみに、ネギトロの量は約150グラムあるとのこと。経営的には大丈夫なのかと尋ねると、「薄利多売(笑)」と飛田さん。やっぱり「お客さんがよろこんでくれるのが一番」と答えてくれる。ちなみに、吉田氏が注文した「ねぎとろ丼」とネギトロの量自体は変わらないとのこと。
ネギトロ好きにはうれしい量だ
「竹家食堂」の営業時間は5時から14時まで。だが、土曜日は夜も営業している。
土曜日は限定メニューがあるので、見逃せない!
土曜日限定メニューの「レディース番長(880円)」は「ねぎとろ番長」を食べきれないという人のために作ったメニュー。なんと、デザートにワッフルも付いているという、女性には嬉しいメニューなのだ!
オネエキャラ、男性もOK!
2013(平成25)年まではもっとほかのメニューもやっていたそうだ。だが、2号店をオープンする計画があり、手が回らないため止めてしまったとのこと。手が回るようになれば、再開する可能性もあるようだ。
残念ながら、今はないメニュー
現在、候補地は検討中だが、「ハマスタがある関内を考えてる(by飛田さん)」そうだ。
2号店出店を「シーズン開幕の3月28日に合わせたい」と飛田さんは最後に語ってくれた。
取材を終えて
「竹家食堂」は家族経営のアットホームな店だった。飛田さんが考案した「ねぎとろ番長」にはお客さんとベイスターズへの愛が込められていた。
量は(女性にとって)多いが、コチュジャンやにんにく、ネギがたっぷり入っているので、飽きずに美味しく食べられると思う。
2号店のオープンが待ち遠しい!
―終わり―
竹家食堂
住所/神奈川県横浜市神奈川区山内町1-1-1
電話/045-461-6888
営業時間
月~土/5:00~14:00頃
土/18:00~21:00
定休日/日・祝・市休日(水曜日・不定期)
HP/http://tobi1971.hama1.jp/
摂津さん
2016年11月25日 01時29分
こちらの店ではもうネギトロ番長は出されてないのでは?ネギトロ番長は2号店のバンバン番長さんで出してますよねハマっ子には常識、言わずもがなって事ですか?昔の特集とはいえ、記事を上げるんならそれなりな内容にして下さい
濱虎渋蔵さん
2014年04月05日 04時52分
若旦那さんは横浜ファン、大旦那さんは讀賣ファン、大女将さんは阪神ファンなんだって、大旦那さんが言っていたなぁ。
マサスーンさん
2014年04月02日 05時39分
アソビンさんの疑問にお答えします。写真の見た目だとネギトロを山盛りに盛っているように見えますが、実際は山盛りに盛ったご飯の表面にネギトロを貼り付けたようになっています。なので、記事中の>15分ほど食べたところで白いご飯が見えてきた!はかなり疑問です。よほど食べるのが遅いとしか思えないw食べ進めてすぐにご飯が見えたときは少々がっかりしました。