煙モクモクでいただく伝統の味「食道園」

続いては横浜市営地下鉄吉野町駅から徒歩3分ほどの場所にある、アットホームな雰囲気のある古き良き名店、「食道園」さん。
まずは外観から。
　

渋い
　

おじゃまします

　
ちなみに「食道園」さんも駐車スペースはあり。コチラ。
　

軒下に2台

　
店内は古き良き焼肉店の雰囲気。
　

いいですな
　

店内
　

品書きも渋い

　
テーブルへと案内していただき、オーナーの方に話を伺う。
　

「食道園」オーナーの宮下さん

　
家族経営で40年の歴史がある「食道園」さん。元々は１階で営業していたが25年前に建て替え工事をして以来、2階での営業に。客層はやはり家族や団体さんが多く、一人焼肉に来る方もそこそこいるという。地元の方と、横須賀や本牧の方から来る常連さんも多いとのこと。
「ずっと同じことを昔から変わらずやっているだけですけどね（笑）」と話す宮下さん。提供する肉はすべて和牛。タレやキムチやコチュジャンもすべて手作り。
　

そしてコレ

　
無煙ロースターや大きなダクトが天井からぶら下がる店が多いなか、昔ながらのガスコンロで、煙モクモクで焼くスタイル。理由はと尋ねると「特別は・・・（笑）。ただ、火力とかそういう問題で、コレで焼くのが美味しいと思ってるから（笑）」とのこと。

早速、古き良き伝統の味をいただくことに。その前に宮下さんの奥様からご案内。
　

「上着と持ち物はコチラにどうぞ」

　
ありがたいです。
　

まずはチョレギサラダ（500円）と
　

塩タン（1000円）

　
塩タンをコンロに乗せ、焼けるまでチョレギサラダをいただく。タレとしっかり和えられたチョレギサラダ。ほどよくタレがしみこんで野菜となじんでいる。ごま油は控えめでさっぱりとした味わい。肉の箸休めにはとても良さそう。
　

焼けてきました

　
クドー愛しの塩タン。少々厚切りのタンはサクッとジュワッと口の中でほどけて旨みが広がる。
　

めちゃめちゃ美味しいやんか

　
塩タンとチョレギサラダで店の味が深くしみこんだところで次々とメニューが運ばれてくる。
　

「食道園」自慢のロース（900円）
　

キムチ（400円）
　

ユッケジャンスープ（750円）

　
サシのキレイなロースは和牛で、これだけの量が入って900円。上カルビのようなやわらかさでありながら、脂こさはなく品のいい味わい。さらっと何枚でもいける。肉の合間に酸味がほど良いキムチを食べる。肉を欲しくなり焼く。
　

圧倒的

　
焼けるまでユッケジャンスープ。辛さと牛のダシと豊富な野菜との旨みが凝縮したスープは、これも肉の後にたまらない味。リセットしてまた肉が欲しくなる。
　

止まらんです
　

ビビンパ（600円）もきました

　
自家製コチュジャンを混ぜ入れいただくビビンパ。具はオーソドックスなナムルと鶏のそぼろ。大根と人参のなますが入っていて、あっさりとした味わい。コチュジャンが効いてこれまた美味い。甘い酢も効いているので、どこか韓国風ちらし寿司な感もあり。
　

とどめにコレ

　
宮下さんのお母様から「味見してみてください」とカルビの希少部位カイノミ（通常900円）をいただいた。
とてもアットホームな雰囲気と、美味しい料理と肉。

「食道園」さん、ごちそうさまでした。

取材を終えて

味、サービスに申し分ないアットホームな焼肉店2軒。
「かごや」さんは、親しみやすい雰囲気と味、そしてオリジナリティ溢れるメニューも魅力的なお店でした。
「食道園」さんは、肉のタレの味を好みに変えてくれるのもうれしいサービスで、古き良き雰囲気も味も最高でした。

この連休に、ご家族で是非。
ちなみに両店とも、休日は早い時間帯から混みあうことが多いので、来店前には電話で空席確認をしたほうがよいそうです。


―終わり―

かごや
住所／横浜市戸塚区平戸町475 ハイツはやしや 1F
電話／045-824-3338
営業時間／11:30～14:00、17:00～23:00
定休日／火曜（祝日の場合は営業、翌日休み）

食道園
住所／横浜市南区二葉町3-28
電話／045-261-4111
営業時間／17:00～23:00
定休日／木曜