横浜駅西口、路上販売の弁当屋さんって合法なの?
ココがキニナル!
横浜駅西口付近でよく見かける路上販売の弁当屋は、正規の手続きを取って販売しているのでしょうか?(BOSSさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
敷地の使用許可は得ずに販売していることが多いようです。中には、保健所の義務違反を犯している露店もありました。
ライター:河野 哲弥
お弁当他、加工食品には全て「表示義務」がある
インタビューにも挙動不審な様子を見せる
表示が一切なく、何が入っているのかも分からない
連絡先を聞くと、手書きした箸袋を渡された
取材当日は夏場なのにも拘らず、半熟卵がのった弁当を販売していたこの露店。
表示がなされていないことについて質問すると、「保健所から言われてからすればいい」との回答。
はたして本当なのだろうか?
さっそくその場から少々離れたところで横浜市保健所に電話をしてみた。対応いただいたのは保健所の市川さん。
この男性のセリフを伝えたところ、「断じてそんなことはありません」との即答だった。
最低限でも、品名、主要な原材料、添加物を使用している場合の表示、アレルギー反応が認められている食材(蕎麦・卵・牛乳など) の表示、賞味期限、製造者名、住所・連絡先が必要で、加工食品の種類によっては他にも義務付けられた項目があるそうだ。
この露店「クロ」か…そう思って10分後に現場へ戻ったところ、この男性の姿はもうどこにも見えなかった。
一方、道路使用許可の現状はどうなっているのか
神奈川区の道路使用許可を発行する、「神奈川警察署」へ行ってみた
署員の方によれば、いわゆる「露店のお弁当屋」には、道路使用許可は一切与えていないとのこと。
理由はいくつかあったのだが、「公道を金銭授受の場として認めない」というのが最大のもの。
ただしお祭りの屋台などには、文化や伝統を重んじて例外的に許可するケースがあるそうだ。
取り締まりに関しては、通報があった場合には対応しているとのことだが、実際の露店は長期に渡って営業しているので、どうやら見て見ぬフリといったところが実情なのだろうか。
ラベル表示のない弁当を売っている露店は気を付けるべき
ビルの敷地内で、無断で販売しているケースもある
まず場所の問題だが、注意したいのは私有地や駅構内などの使用許可を取っている露店もあり、外見からはそれが判断できないところ。公道使用に関しては、これはシロクロ付けるのが難しい問題だ。だが、真っ当に頑張って美味しい弁当を作り、販売している露店商には、これからも頑張ってもらいたいというのが正直な感想である。
ただし1つ気がかりなところが1点。それは表示シールが貼られていない弁当を販売している露店だ。
これは先にも記述しているが、お弁当等の加工食品には必ず「表示義務」が必須である。
以上のことから、露店で購入する際には表示シールなどが貼ってあるかをチェックする必要があるだろう。
あれば万全という訳ではないが、少なくとも貼っていない場合は「義務違反」となる。
この事を分かっていて買った場合、犯罪幇助を問われる可能性もあるので、皆さんにも是非気をつけてほしいところだ。
もし表示のない弁当を販売している露店を見つけた際には編集部までご連絡いただきたい。
―終わり―
一郎さん
2017年10月30日 10時21分
道路を使用する場合 その場所の所有者が最終的な権限を出します。警察はあくまでも道路交通法に乗って地主の協議におうじているだけです。 弁当屋が許されるなら道路は無法地帯になります。宝くじと靴磨きはその1代に限り、伝統的歴史的な祭り酉の市等は申請すれば許可になりますが、管理するための書類はかなりいい加減で役所はやってます。記事ももう少し正確に調べてください。
海軍少将さん
2015年05月30日 13時10分
駅近くの商業地の店舗で商売をしている人はテナント料とか高いコストをかけている。一等地の公有地でコストをかけずに気儘に商売ができるなら皆そうする。ただ利用者が満足すれば良いのなら何でも有りになってしまうよ。
ないとらいだーさん
2015年04月02日 15時22分
表示をしていない弁当を店頭で販売している店が横浜中華街にもありますよ。昼前に出して売れないと夜遅くまでそのままで販売しています。惣菜とかは翌日にそのまま出してる話もあります。