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横浜のアノ店の「まかない」メニューを食べ歩く旅! 根岸線編

ココがキニナル!

横浜市内のアノ店の「まかない」を調査する新企画。第1回は横浜中華街「聘珍樓(へいちんろう)」と横浜駅西口近くのレストラン「リトルキャット」のまかないを実食

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ライター:山崎 島

リトルキャット編

次に伺ったのは横浜駅西口から徒歩約5分、はまれぽでカルボナーラが美味しいと記事にしたイタリアンレストラン「リトルキャット」
 


外観からアットホームさがにじみ出ている
 

自然光の入る居心地の良い店内
 

お店を切り盛りされる熊谷(くまがい)さんご夫婦

 
29年ほど前、お二人の結婚をきっかけに、イタリアンレストラン「リトルキャット」は生まれた。イタリアンレストランになる前は奥様が喫茶店を営んでいたとのこと。お二人はとても仲睦まじく、お店のこの居心地の良さはご夫婦の良い関係から生まれているのだろうなあと思った。
 


 
同店ではご夫婦のほかに7名のスタッフが働いている。中には食べ盛りの学生さんもいるそう。さっそくまかないを見せていただいた。
 


ランチの営業が終わった厨房
 

この日のメニューはカレーライス

 
日本の家庭料理の定番であるカレー。普段の営業の中で出た野菜のあまりや肉の切れ端を取って置き、たまってきたらカレーにするというのがリトルキャットの習慣。季節ごとの旬の野菜はもちろん、上質な肉が数種類入っている。

リトルキャットのカレーはとても贅沢な一品なのだ。
 


具だくさんカレーと奥様がご自宅で作ってきた、さっぱりシンプルなサラダ
 

奥さんとスタッフさんでテーブルを囲む

 
ご主人は午後に備えての仕込みなどがあるため、調理場で食事するとのこと。後でお話を聞いてみたら「忙しいと食べる暇がないときもあって、それを見せてしまうとスタッフに気を遣わせてしまうので。食事くらいはお腹いっぱい、ゆっくり食べてほしいと思って厨房で食べています」とのこと。そのお心遣いに感動した。
 


ホールでは和みの風景

 
「昼間の営業のスタッフはみんな主婦だから、日々の話をしたりして、話題が尽きません」と奥様。みなさん食事をしている様子は、本当に和やかで家庭的だった。

山崎も一緒にいただいたが、カレーは具だくさんでコクがあり、数種類の肉が超贅沢な気分にさせてくれた。おいしかったです。
 


絶品の粉チーズをかけるとまた一味違った

 
カレーのほかにも同店のまかないメニューは豊富で、パスタはもちろん、余った食材を使いチャーハンなどのご飯もの、カルパッチョ用の刺身の余りを盛り合わせた海鮮丼なども出ることも。まかないは1日に2回、昼と夜に出される。夜は学生さんが多く、わんぱくな食欲を見せてくれるのだとか。

働き始めたころは偏食だった学生スタッフが、卒業時にはなんでも食べられるようになり、尚且つ大食いになっていた、というほどのリトルキャットのまかない。

奥様の心に残るエピソードを聞いてみると「メニューに牛ホホ肉の赤ワイン煮っていうのがあるんだけど、まかないでもそのソースをパスタにかけてたりしたから、スタッフは味を知ってるの。先日10年前にここでバイトしていた子が遊びに来てくれて、牛ホホを食べて行ったんだけど『味は変わっていませんね』と喜んで帰りました」と、嬉しそうに笑っていました。
 


正統派のイタリア料理を出すリトルキャット

 
スタッフさんたちからも、もちろん多くの利用客からも定評のあるリトルキャットの味。ここで同店おすすめの「牛ホホ肉の赤ワイン煮(1900円)」をご紹介。
 


職人気質なご主人が、一つ一つの食材を丁寧に調理していく
 

「げ、芸術」と編集部・山岸がつぶやいた繊細な手つき
 

季節の野菜を優しく添えた「牛ホホ肉の赤ワイン煮」
 

肉がほどけるように柔らかい

 
赤ワインと野菜で肉を約2日間漬け込んだ後、8時間煮込んだという、時間と手間がかけられた一品。家庭的ながらも上品な味わいは、リトルキャットでしか出せないだろう。パンとも合うし、もちろんワインといただくのも良し。絶品でした。

「お客さんにもスタッフにも、おいしい物をお腹いっぱい食べてもらいたい」。シェフとして本当にシンプルだけど、一番大切な気持ちを大切にしているリトルキャット。あたたかい気持ちになれる、良いお店だった。



取材を終えて



全く異なる2つのお店のまかないを取材したが、どちらも作る人のひたむきさや愛情を感じられた、素晴らしい食事だった。


―終わり―
 

聘珍樓横濱本店
JR根岸線石川町から徒歩8分、みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩6分
住所/横浜市中区山下町149
電話/045-681-3001
営業時間/平日:11:00~15:00、17:00~22:00、土・祝前日:11:00~23:00、日:11:00~22:00
定休日/無休

リトルキャット
住所/横浜市神奈川区鶴屋町3丁目29−1
電話/045-314-2204
営業時間/ランチ11:30〜14:00、ディナー17:30〜22:00(日曜休。ランチは水・土も休)
定休日/水曜日
HP/littlecatyokohama.com/lp/littlecatlp/
 
 

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コメントする
  • 客用ではなくても、プロがプロのために作る料理。ナメてはいけませんな。はまれぽだからこその企画。今後も期待しております。

  • 賄(まかな)い食は従業員向けとはいえ、いい加減なモノは出せませんよね。人間って美味しい食事を摂ると元気も出ますし、精も出ます。侮れません。

  • まかない企画、いいですね。リトルキャットさんはアットホームな雰囲気がいいですね。行ってみます

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