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中区「吉田町」にはなぜバーが多い? 戦後からの歴史を紐解く!

ココがキニナル!

吉田町界隈にはやたらとBarが多いですがなぜなのでしょう? ついでに美味しいお店も紹介してください。(トムわかさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

近年、おしゃれなバーが建ち並ぶ街として人気上昇中の吉田町。その街づくりの背景には、地元町内会の強い“地元愛”があった!

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ライター:大野 ルミコ

「吉田町をもっと知ってもらいたい!」



こうして、多くのバーが並ぶ街として成長した吉田町。しかし「バーのある街」として人々に知られるようになるまでには、ここ吉田町で店を開いた経営者たちの努力もあるという。

そこで訪れたのは、吉田町本通り沿いに店を構える「PIGGITAIL CONNECTION(ピギーテイルコネクション)」。この店を経営する平松良之(ひらまつ・よしゆき)さんは、吉田町名店街会の副理事長を務めるかたわら、吉田町でバーを開いた仲間を集め「吉田町Bars' St.(バーズストリート)」というカクテルイベントも主催している。
 


一見、寡黙な平松さん。だが、話をしてみたら・・・かなり笑わせてもらった(笑)
 

同店のオープンは2004(平成16)年。それまで平松さんは伊勢佐木町の一角で店を開いていたが、「地下1階という立地もあって、集客にはかなり苦労した」そう。

そのため、再スタートを切る時には「同じ想いをしたくない」と路面店舗を強く希望。現在の場所を選んだのは、そうした条件が合致していたことに加え、駅からも近く、街の雰囲気がいいこと、周辺に比べて賃料が抑えめだったこともあったという。
 


シンプルな外観から洗練された雰囲気が伝わってくる「PIGGITAIL CONNECTION」
 

同店がオープンしたころから、周囲にも次々と新たなバーが誕生し、現在のような街が形成されていったが、それでも平松さんいわく「“吉田町”という街の名前は、ほとんど知られていなかった」のだとか。

実際、平松さんが馴染みのお客様に「新しい店をオープンさせた」とお知らせした時にも、「吉田町ってどこ!? と返されることが多かった」と笑う。
 


BARのある街として「もっと吉田町の知名度を上げていきたい」と語る平松さん
 

「吉田町Bar’s St」を展開するようになったのも、街の“知名度の低さ”に危機感を抱いたから。毎年、スタンプラリー形式でオリジナルカクテルを楽しむことができるイベントも開催、カクテルを注文してスタンプを3個集めれば、抽選でプレゼントがもらえる・・・というのもうれしい。
 


ハロウィンにクリスマス・・・季節ごとのオリジナルカクテルを楽しんでみては?
 

また、同店もオリジナルモヒートの味を競う「吉田町オリジナルモヒートコンテスト」に参加。
平松さんも「まだ試作途中」とは言いつつも、「キュウリを使ってみようかと思っているんですよ」と、ちょっと意外な構想を明かしてくれた。
 


同店オリジナル「ブーブーモヒート(950円)」にはキュウリを入れる予定
 

「モヒートにキュウリ!?」と、ちょっと驚いたが、「カクテルにキュウリを使うと爽やかで美味しいんですよ」と、平松さん。キニナルその味、ぜひ、当日、味わわせていただきます!
 


この夏は「BARのある街」から発信される「オリジナルモヒート」に注目!



初の開催ということもあり、街のあちこちで話題に上がる「吉田町オリジナルモヒートコンテスト」。そもそもどんな経緯で開催が決まったのだろう。ほかの店舗ではどんなオリジナルの味を提供してくれるのか・・・いろいろ知りたくなってくる。

そこで、今回のコンテストにも参加するという、2014(平成26)年オープンのBistronomie「l’Atelier1959」(ビストロノミー ラトリエ1959)さんで、協賛企業であるサッポロビール株式会社横浜中央支社の雪野洋平(ゆきの・ようへい)さん、坪井食品株式会社の代表取締社長坪井雄平(つぼい・ゆうへい)さんにお話をお伺いすることにした。
 


まるでヨーロッパの街角に来たかのような、おしゃれな「ラトリエ1959」
 

坪井食品の坪井さん(左)とサッポロビールの雪野さん。イベントを間近に控えこの笑顔
 

今回の「吉田町モヒート」のコンテストでは、基本材料として、サッポロビールが販売する「バカルディ スペリオール」、地元・坪井食品の「横浜オリツルサイダー」、同じく横浜のキーストーンテクノロジーが展開するLED(発光ダイオード)菜園の「よこはまハイカラ野菜・ミント」を使用するという、“横浜の味”にこだわった条件が用意されている。
 


モヒートの基本材料にも地元・横浜の味へのこだわりが感じられる
 

ビンのデザインもかわいい「横浜オリツルサイダー」は、まさに地元ならではの逸品
 

こうした「ちょっと厳しい!?」とも思える条件を設けたのも、「吉田町モヒート」の名にふさわしい、「横浜」にこだわった味を生み出したかったから。そして、吉田町をはじめ、横浜市内各地で誕生した「横浜モヒート」を「いつかは横浜の名物に育てていきたい」と夢を膨らませている。当日はいったいどんなオリジナルモヒートが登場するのか、そして、どんな味が「吉田町モヒート」として選ばれるのか。お披露目が今から待ち遠しい!
 


今回のコンテストに出場する「吉田町モヒート」候補は22作品。お好みの味を見つけよう※クリックして拡大
 

「バーの街、吉田町」から発信されるオリジナルモヒートで、爽快に夏気分を満喫――うん、そんな休日も悪くない。
 


取材を終えて



今回、取材に来るまで「吉田町」の存在すら知らなかったうえ、お酒と言えば「居酒屋でビールでしょ!」という庶民派全開の筆者。今回お邪魔した「PIGGITAIL CONNECTION」も「ラトリエ1959」も、あまりにもオシャレで洗練されていて「うわぁ、場違いなところに来ちゃったかな」と、少し心苦しい気分になった。

でも、「PIGGITAIL CONNECTION」の平松さんいわく「そういった堅苦しさは最初だけ。こういう小さい店は2~3回来ればすぐに常連だから!」

今度、山岸を道連れにBARデビューしてみよっかな。
 

―終わり―
 
取材協力

吉田町商店街 
http://www.yoshidamachi.org/index.html

PIGGITAIL CONNECTION(ピギーテイルコネクション)
住所/横浜市中区吉田町 5-1 第一吉田ビル1階
電話/045-243-6789

Bistronomie「l’Atelier1959」(ビストロノミー「ラトリエ1959」)
住所/横浜市中区福富町東通2-15
電話/045-777-8819
http://latelier1959.com/
 
横浜モヒート特設HP
www.yokohama-mojito.net


 

 

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  • なんでも発祥の地ってアピールするのやめようよもう。
    なんかはずかしい。

  • 葉山の議員が捕まったのもここから少し先だし、もうちょっと治安が良くなれば良いのですが…
    まぁ無理でしょうが。

  • 野毛、吉田町はよくいきます。福富町のクライスラーも好きだけどチンピラ、ヤクザが野生のポケモンみたいにウロチョロ徘徊してるから行きづらい。通り数本で街の雰囲気が変わるので酔っぱらって散策するときには御注意を・・・

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