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2017年、酉年にちなんだ横浜市内で見られる珍しい鳥は?

ココがキニナル!

2017年は酉年だけど、横浜市内で見られる珍しい鳥はいる?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

鳥インフルの影響で展示制限があるが、『ハリー・ポッター』で人気のシロフクロウや絶滅危惧種のカンムリシロムク、日本で唯一見られるカグーなど

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ライター:田中 大輔

人気映画でおなじみのあのトリが



さて、今回は、ズーラシアで会うことのできるトリたちの中から、キニナル一種をピックアップして詳しくご紹介しよう。

みなさんも動物園や駅などで目にしたことがあるかもしれない、市内の動物園のポスターは季節ごとにデザインが変わる。この冬のズーラシアのポスターでは、3羽のフクロウがモデルに抜擢されている。ポスターを彩ったのは、マゼランワシミミズク、メンフクロウ、シロフクロウの3羽(厳密には、メンフクロウはフクロウ科ではなくメンフクロウ科)。
 


こちらがそのポスター「しあわせいっぱい、ふくいっぱい」
(画像提供:よこはま動物園ズーラシア)

 

今回はこの中から、シロフクロウについてのお話をお届けするべく、担当飼育員の中嶌(なかじま)はるかさんにお話を聞いた。

シロフクロウは、その名の通りの白いフクロウで、映画『ハリー・ポッター』シリーズに登場したことでも有名なトリだ。
 


ズーラシアで飼育中のシロフクロウ「フク」ちゃん、7歳
 

野生のシロフクロウは、北極圏というちょっと特別な環境で暮らしている(冬場はもうちょっと南下する)。

実は、彼らが白い色をしているのもそのためで、雪景色の中で見つかりにくい色、つまり保護色として白い羽毛を身にまとっているのだ。

ズーラシアでは現在、メスの「フク」のみが飼育されているが、彼女の姿を見るとちょっと「アレ?」と思うかもしれない。オスはシロフクロウの名前にふさわしい白だが、フクちゃんを見ても分かる通り、メスは体中に細かいブチが散りばめられている。
 


フクの体は縞模様のような感じに色が入っている
 

こちらは若いオス。オスでもヒナのころは模様がある
(画像提供:ズーラシア)
 

中嶌さんによると、メスは雪の溶けた地上で卵を暖めたり、巣を守るので、オスよりも地面感のある色合いになっているのだそうだ。『ハリー・ポッター』に登場するシロフクロウはオスなので、見比べてみると面白いかも。

また、寒さ対策として脚にも羽毛を生やしているという特徴もある。ほかのトリも細かな毛は生えているが、ここまで明らかに「生えてる!」というのは北国暮らしならではの特性だ。
 


フクの足元に注目。ツメが毛でおおわれているように見える
 

一般的に、フクロウは夜行性で、高い木の枝に停まっているようなイメージがあるが、シロフクロウはこのイメージとも違っている。彼らは、日中に狩りをするし、巣を作るのも地上だ。実は、これも北極圏に住んでいるから。

一日中太陽が沈まない白夜の環境では夜行性になりようがないし、高い木の少ない北極圏では樹上性にもなりようがないのだ。

野生下では、明るい中で狩りをするそうで、獲物であるネズミの巣穴の上でバンバン飛び跳ねて、ビックリして飛び出してきたネズミを捕まえるという狩りをすることもあるというから驚きだ。
 


フクロウの特徴、グルリと回る首も見どころのひとつ
 

背中を向けているのに目が合う不思議
 

というわけで、フクも昼間に起きていることも多い。寝ていることだってあるにはあるが、夜行性のフクロウに比べれば起きている姿を目にする機会も多いはず。

それほど活発に動き回る動物ではないが、開園直後や夕方は特に地上にいることが多いそうなので、物陰に入ってしまわない限りはこの時間帯が見やすいかも。日中は木の上で過ごすのがお気に入りのようなので、この姿が見たい人はこの時間がオススメだ。

ちなみに、フクのエサは、馬肉とマウス。エサは閉園間際の時間帯にあげることが多いとのことだから、見てみたい人はその時間を狙おう。ただし、マウスはネズミの形そのままで、フクはくわえたマウスを自慢げに見せてくることもあるそうだから、苦手な方はご注意を。



取材を終えて



鳥インフルエンザの影響で、ズーラシアに限らず、動物園の鳥類の展示はちょっと不安定なので、しばらくは見られないトリもいるかもしれないが、横浜市内の3動物園にはほかにも魅力的なトリがたくさんいる。
 


ズーラシアのカンムリシロムク。絶滅が危惧される希少種
 

こちらはオオワシ。王様感漂う大きな猛禽(もうきん)だ
 

野毛山動物園のオススメはカグー。日本ではココでしか見られないトリ
 

リニューアルされた金沢動物園のオセアニア区にはアオバネワライカワセミが
 

一口にトリと言っても、種類や生息場所、食性などによって見た目も習性もさまざまなので、いろいろと比較してみると面白いもの。

幸いなことに、酉年はまだ12ヶ月近く残っている。鳥インフルエンザが落ち着いたころにトリたちをじっくり観察するのもいいだろう。


―終わり―
 

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  • 事態が事態だけに注目度が低めですね。せめて鳥インフルエンザが下火になるまで待てなかったのかな?

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