横浜のbar the worldにある「ジョジョの奇妙な裏メニュー」には何がある?
ココがキニナル!
横浜駅東口のbar the worldにはジョジョの奇妙な裏メニューがあるらしい。どんなメニューがあるのでしょうか。(yagishitさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
キャラクターやストーリーを元にイメージされた、ドリンク約200種とフード7種があります。こちらから言わないと出されない、まさに裏メニューです。
ライター:河野 哲弥
最高に「ハイ!」ってやつだァァァァ
(続き)
しかし、「bar the world」が「bar the world」である理由は、人知れず存在する「裏メニュー」にある。
早速、そのいくつかを頼んでみよう。
いよいよ、「裏メニュー」の登場(ほんの一部)
「裏メニュー」の「魔術師の赤」は、レッドベアーというリキュールの上に、75.5度の引火したラム酒を注いだもの。これは、火を操るスタンド「マジシャンズ・レッド」をモチーフとしている。
75.5度のラム酒といっても、火を付け、またリキュールと混ざることで、全体のアルコール度数は5度程度になる。色から想像するほど甘さは感じられず、スッキリした飲みやすいカクテルだ。
「魔術師の赤」(700円)
このようにキャラクターをイメージしたり、名場面などから連想された「裏カクテル」は200種を越す。価格はALL700円。多いときで、1日5・60杯ほど出るとのこと。
一方、フードの「裏メニュー」もある。
「ピストルズのサラミ」(200円)、「シィイイザァァァサラダ」(800円)、「モツァレラ・ピザ」(1,000円)など、全部で7品。それぞれを見れば、そのネーミングは、分かる人には分かるのだという。
そのひとつである「娼婦風スパゲッティ」は、アンチョビが効いたトマトベースの細麺パスタだった。大粒のオリーブがふんだんにトッピングされ、かなり手の込んだ逸品だ。
「娼婦風スパゲッティ」(1,000円)
3人は店を開く前、飲食店で働いていたと言っていた。
単にノリや勢いだけでは、この味は出せないだろう。価格もむしろ安いぐらいだ。
なお、これらのメニューは、こちらから「裏メニュー表をお願いします」などと言わないと出されない。
試してみたい方は、勇気を持って頼んでみよう。
スタンド使い同士ってのは、知らず知らずのうちに、いつか・・・どこかで出会うんだよ
「bar the world」では、開店日の9月29日に、毎年仮装パーティーを開いている。
この日だけは、店員はもちろん、お客さんも「ジョジョ」のキャラになりきって過ごす。
そのウワサは口コミなどで広がり、今では北海道や九州からこの日のためにやってくる人もいる。
仮装パーティーでキャラになりきる、店員の皆さん
(画像は取材時ではなく、店舗からの提供)
初期の裏メニューは、そのパーティーの中で、アドリブ的に作っていたものが多かった。しかし、常に期待に応えるのも気苦労がいる。そこで、次第に定型化していった末、今の裏メニューに落ち着いたそうだ。
今後、新しいメニューを追加していく予定は特にないとのこと。
北海道から九州まで、ウワサを聞きつけて来店するファンも多い
そうしたファンの一言から生まれた「裏メニュー」もある
今回取材に応じて頂いたのは、広報的な役割をしているという佐々木ワーファリン祐介氏。
好きなジョジョキャラは、若いジョセフ、億泰、ポルポとのこと。
マジメそうで実直な印象のある佐々木氏は、「bar the world」のことを、「誰でも気軽に立ち寄れる、他に類を見ないアットホームな雰囲気」だと話す。意外なことに、ジョジョで押し出している店とは考えていないようだ。
確かに取材日には、一般客の姿しか見ることができなかった。
実は訪店するまでは、いわゆるマニアが多く、一般客を受け入れない雰囲気があると思っていた。しかし、その予想は完全に間違っていた。
「裏メニュー」が表に出てこない理由。それは、ジョジョ好きな人はもちろん、そうでない人にも、「時が止まった」かのようなステキな夜が楽しめる配慮なのだろう。なお同店では、2012年2月14日まで、「メーカーズマーク」を1ショット400円で提供している。ぜひこの機会に利用して欲しい。
―終わり―
■ 「bar the world」
神奈川県横浜市西区高島2-10-22 2階
TEL:045-451-0782
営業時間:18:00~翌2:00
定休日:年末年始他、不定休あり
http://bartheworld.com/
ラッシーさん
2011年11月14日 21時43分
ジョジョ好きな自分としては、ぜひ行ってみたいお店です。この記事見ていく人も多いんだろうなぁ。しばらくして落ち着いた頃を見計らっていってみます。