相鉄・JR直通線の新駅「羽沢横浜国大(仮)」周辺の開発は進んでいるの?
ココがキニナル!
建設中の「羽沢横浜国大駅(仮)」周辺の開発状況は?(はまれぽ編集部のキニナル)
ライター:はまれぽ編集部
新駅周辺の開発はどうなっているの?
最後に、新駅周辺の開発状況について聞いてみた。
工藤社長は、「あの辺りは、“市街化調整区域”と言って、開発や建築が都市計画法によって規制されています。ですが、開発の基礎となる“地区計画”と“都市区画整理”は進められているようですよ」と、大きな地図で説明してくれた。
羽沢町は“市街化を抑制すべき区域”とされている
地区計画は、これからどのような街を作っていくのかという方向性を示した、街づくりの設計図のようなもの。一方、区画整理は道路を広げたり公共的な施設を作って暮らしやすい街にするために、土地の区画を面的に整理する事業だ。
羽沢南二丁目地区計画図(横浜市ホームページより)
これについて横浜市に問い合わせると、「2016(平成28)年より、地区計画と都市区画整理を並行して進めており、2019年度下期に予定している相鉄・JR直通線の開業時には、概ね完了しているかと思われます。どのような建物が建つかは、各地権者の意向が明らかになっていませんが、2022年度下期に予定されている相鉄・東急直通線の開業時には、少しずつ建設などが始まっているのではと予想しています」とのことだった。
つまり、駅の開業に合わせて建設物が立ち並ぶのではなく、駅の開業を契機に街が発展していくイメージだ。
どんな駅になるのか、どんな街になるのか、地元住民ではない筆者も楽しみだ。
取材を終えて
人と会ったり出かけたりすることの多い工藤社長。街の移り変わりはもちろん、最新の情報を次から次へと惜しみなく話してくれた。
こちらが質問するたびに、「ちょっと待っててね!」と別室へ地図を取りに行ってくれるので、
最終的には何枚もの地図が机の上に
頼れる街の先輩はきっと、新生活に期待と不安を抱えている人の力になってくれるはずだ。
今後も「羽沢横浜国大(仮)」駅建設の進捗状況と共に、周辺地域の動向にも注目していきたい。
ー終わりー
取材協力
工藤不動産株式会社
http://www.kudofudosan.co.jp/