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人口が急増する川崎市武蔵小杉駅周辺エリア。人口増加に伴う影響は?

ココがキニナル!

川崎がついに神戸を人口でも越えましたので、多分武蔵小杉が一番だとは思いつつも、急に人口増加した町を中心に取材して下さい、出来ればその町の住人の反応ものせて欲しいです。(ホトリコさん)

はまれぽ調査結果!

川崎市の人口が政令市第6位に浮上したのは、武蔵小杉駅周辺エリア(中原区)への人口流入による。他方ラッシュ時の武蔵小杉駅には乗客が溢れ、人口増加に伴う都市生活への弊害も生じている。

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2019年07月10日

ライター:池田 恵美子

「超高層ビル建設反対!」運動

武蔵小杉周辺エリアの再開発は、駅南側から始まり、現在は、北側の日本医科大学地区を再開発する小杉町1・2丁目地区にも及んでいる。小杉小学校に行く途中の住宅街を歩いていたとき、いくつもの「超高層ビル建設反対!」ののぼり旗が揺れていた。
質の高い魅力的なまちづくりを目指している中で、高層ビルの建設に反対する意見もある。

 

黄色く目立つ、建設反対ののぼり旗
 

2012(平成24)年に新旧の住民により発足した「小杉・丸子まちづくりの会」は、「いつまでも住み続けたい小杉の街に」を旗印に、高層ビルが増えるなどの住民の不安から現地を調査し、行政に安心なまちづくりを提案してきた。

同会は、2017年9月にタワーマンション住民も含む現状を調査した「小杉のまち住民アンケート結果」を公表した。このアンケートは、2017年6月初めに武蔵小杉駅周辺の3000戸に配布し、435票を回収(回収率14.5%)した。

それによれば、武蔵小杉に住んでよかったと思う点では、「交通の便が良い」「駅から近い」「通勤に便利」など。反対に「武蔵小杉に住んで不便に感じていること」では、「ビル風が強い」(72%)が最多で、「駅の混雑が大変」(55%)、「公園や緑地がない」(41%)、「保育園が不足」(15%)、「コミュニティが不足」(14%)の順である。
また、「住みよい街への意見」として最も多かったのが、超高層マンションの数を今以上増やさないことだった。

同会は、この結果をもとに、同年9月、「住みたい街は住みやすい街か? 武蔵小杉のまちづくりを考える市民の集い」を、川崎市総合福祉センター(愛称・エポックなかはら)で開いた。筆者も取材したが、集会の締めくくりとして「市民が行政とともに住みよい環境を創れる街に!」としたアピールが読み上げられると、100人を超える参加者から拍手が沸き起こった。



人口急増により混雑する武蔵小杉駅

人口が急増し武蔵小杉周辺エリアが発展を遂げる一方で、焦眉(しょうび)の急を要する問題も生じている。JR武蔵小杉駅の混雑である。
以下の写真のように、朝の通勤時間帯にはホームに乗客が溢れ返り、人身事故も起きている。

 

混雑するJR総武線のホーム(提供:「武蔵小杉駅を良くする会」)
 

混雑するJR南武線のホーム(提供:「武蔵小杉駅を良くする会」)
 

このような問題に対して、放置できない、と立ちあがったのが2016年12月に駅利用者と周辺住民らによって発足した「武蔵小杉駅を良くする会」。

 

武蔵小杉駅を良くする会(右端が出間進一事務局長)
 

同会は「JR武蔵小杉駅にホームドアの設置を」「新たな改札口の設置を」などを求め、毎月、駅連絡通路などで署名活動を行っている。
鉄道の安全は、住民、利用者にとって切実な問題なのはいうまでもなく、署名は約1万筆を超えた。
こうした活動は功を奏し、2018(平成30)年7月、川崎市とJR東日本横浜支社は、2023年までに横須賀線に下りホームと改札口を増設し、改札に向かう市道も整備することを共同発表したのだ。

筆者も同会の署名活動に同行取材したが、サラリーマンや買い物客だけではなく、高校生の若い世代が足を止めて会員の話に耳を傾けて、署名している姿が印象的だった。
同会の出間進一(いずま・しんいち)事務局長は、今後の活動について、「武蔵小杉駅の混雑は人命にかかわる問題なので、ホームドアの設置などを一日も早く実現できるように活動し川崎市やJRに働きかけていきます」と話した。

 

2023年に横須賀線の新たな改札口が設置予定
 



武蔵小杉駅前広場で繰り広げられる多様なイベント

人口の流入が増加すると、住民同士の付き合い方や地域への関りが希薄になってしまうように思うが、その辺りはどうなのだろうか?

調べてみると、武蔵小杉周辺エリアでは、住民同士のコミュニケ―ションを図るため、季節ごとに多種多様なイベントが繰り広げられていた。
毎年桜の季節に行われている「こすぎ名物花見市」は42回を数え、夏には「なかはらっぱ祭り」「こすぎ盆踊り大会」、秋の「コスギフェスタ」、冬のクリスマスイベントなど、毎月、各種イベントで賑わっている。

こうしたイベントの一端を担っているのが、10棟のタワーマンションの住人で構成され、2007年に設立したNPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント(以下、エリマネ)。このエリマネの副理事長として、地域づくりに尽力しているのが、2009(平成21)年に都内から転入してきたタワーマンション在住の松尾寛(まつお・ひろし)さんだ。

2019年6月2日、武蔵小杉駅南口前の広場・こすぎコアパークで開かれたコスギフェスタ実行委員会主催による地域運動会「コスギんピック2019」で、松尾さんに住民目線からのお話を伺った。

 

武蔵小杉№1スポーツ決定戦「コスギんピック」の様子
 

仕事の都合でイタリアに単身赴任中の松尾さんは、一時帰国した際、武蔵小杉のタワーマンションが目についた。

「一戸建てに長く住んでいましたので、定年後、夫婦で住むにはマンションがいいと思ってました。タワーマンションから見える景色と交通の便がいいことから武蔵小杉に住むことに決めました。私がイタリアにいる間に妻が転居手続き・引っ越しの全てをしましたので、帰国したときには、武蔵小杉駅に妻に迎えに来てもらったんですよ」と笑う松尾さん。こう続ける。
「子どもたちに、武蔵小杉を“ふるさと”と感じさせたいという思いから、商店街・町内会と協力しながら、コスギフェスタや盆踊りなど、様々なイベントを企画しています。マンション住民と地域の交流によって、武蔵小杉全体の活性化に繋がっていると思います。目下の課題は、地域の民生委員のようなソーシャルワーカー的な人材をマンション内にどうつくるかです」

 

ステージを企画した高校生と松尾さん(右)
 

人口が急増しているからこそ住民同士のコミュニケーションを大事にしたまちづくりを、地域一丸となって取り組んでいるように感じた。



取材を終えて

政令市第6位の人口となった川崎市について、福田紀彦(ふくだ・のりひこ)市長は「安心して暮らし続けることのできる持続可能なまちを築いてまいりたい」とのコメントを出した。

武蔵小杉駅周辺エリアでは、ここ数年、子どもから高齢者まで幅広い世代が集うコミュニティカフェ・レストランがオープンしている。住民手作りの家庭料理やコーヒーが提供され、住民の居場所ともなっている。
「安心して暮らし続ける」ために、武蔵小杉駅周辺エリアでは、住民自身の手による各種イベントやコミュニティカフェを通して「地域での共生社会」が築かれようとしているようだ。


-終わり-
 
 

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  • ムサコ論争、武蔵小杉か武蔵小山か武蔵小金井か、なんてありましたが、武蔵小杉の地元民の多くはムサコとは言わず、略して小杉という人が多い気がします。私は武蔵小杉より元住吉や新丸子の商店街が好きですが、武蔵小杉の西側はまだまだ少し昭和を感じて良いなあ、と思いますよ。

  • 総武線ホームではなく横須賀線ホームだと思います。たしかに総武線快速に直通はしますが、直通先の名前であり、横須賀線と書くのが正しいかと思います。

  • この前東急大井町線に乗ってたら、地元の若奥さまが「むさこ」とか言うてました。

    後、思った事は武蔵小杉のライバルは二子玉川「にこたま」なのかな?

    さぁそう思わない来い!ww

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