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関内の大きなテーブル1つしかないSAKAEってどんな店?

ココがキニナル!

関内にSAKAEという洋食屋さんがあり、店内には大きなテーブル1つしか無いそうです。他のお客さんとの距離感などが気になります。是非調べてください。(chinoさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

人と人とのつながりと、地産地消をコンセプトにしたオシャレなお店。他のお客やマスターとの近い距離感が新たなコミュニケーションを生んでいた。

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ライター:ワカバヤシヒロアキ

料理のテーマは地産地消



実際に料理をいただくことにした。
 


キッチンが近い


1つしか無いテーブルもさることながら、キッチンとの距離が非常に近いのも驚きだ。
姿が手の届く範囲で料理が行われている。

パスタやリゾットなど、洋風メニューが目立つものの、フレンチやイタリアンなどジャンルに関するこだわりは特に持っていない。

ただ小松さんがこだわるのは、横浜の野菜を使うということ。
いわゆる、地産地消の考え方だ。
 


前菜5品盛り合わせ(800円)


その日によって内容が異なる前菜の盛り合わせには、横浜で採れた水菜、人参、カブ、ブロッコリーなどが使われていた。農家から仕入れているので、新鮮さには自信があると小松さんは言う。
 


人気なのはSAKAE特製ドレッシング


また、地元野菜と合わせて、トマトや人参をベースにアンチョビやリンゴを含ませて作った特製ドレッシングが人気。絶妙なとろみと、アンチョビの刺激がほどよく効いており、サラダにボリュームが出ている。このドレッシングがあれば、サラダだけを食べ続けても満足できる。

また、テーブルにある緑も単なる飾りではない。
 


特注のテーブルの真ん中にハーブなどの植物が置かれている


これは世界的に有名なフラワーアーティストである東信氏のアドバイスだそうだ。
観賞用のものも含まれるが、実際に料理に用いるものも多いという。これも地産地消の考えから生まれた発想だ。



SAKAEは明るくオシャレな大衆居酒屋?!



さて、食事をしながらテーブルを見ると、確かに隣に他人がいるのは違和感があるかもしれない。
しかしよく考えると、一つのテーブルを皆で囲むのは、おでん屋台のような大衆居酒屋と同じスタイル。
 


テーブルの回りをイスが取り囲む


言うなれば、SAKAEはおしゃれで明るい大衆居酒屋のようなお店と言えるのではないだろうか。
人とのコミュニケーションはとりたいが、おでん屋台などおじさんで賑わう狭い居酒屋にはなかなか行けない。
そういう人にはうってつけの場所なのだろう。
 


もちろんお酒も豊富に揃う


お酒の種類も多く、ビールだけでも日本の地ビールや、ドイツ、イギリス、ベルギー、メキシコなど各国のものが揃うSAKAEは、BARのようだ。
 


この店で人気のニュートンビール(600円)


少し変わり種のもので人気なのは、青リンゴで作られたフルーティーなベルギービール。
香りもリンゴ、味もリンゴ、女性にはカクテル感覚で飲めると人気で、好きな人はこればかりを延々と飲んでいるらしい。



さいごに



取材当日は悪天候だったため、残念ながらお客さんの姿はなかったので声を聞くことはできなかった。
小松さんいわく、この距離感だからこそ、知らない人同士でもすぐに打ち解け、新たなコミュニケーションが生まれているとのことだ。

事実、ほかのお客さんが食べるお皿を見て、「あれ、ください」とマスターに告げる。

一見失礼な行為のようだが、ここでは、日常に為される会話だそうだ。それがきっかけとなり、お客さん同士が「ね、美味しいでしょう?」とコミュニケーションが生まれていると小松さんは言う。

興味があれば是非、SAKAEに来て新たなコミュニケーションを生んでみてはいかがだろうか。


―終わり―


SAKAE
住所:神奈川県横浜市中区吉田町5-1 第一吉田ビル206
TEL: 045-241-5801
営業時間: 18:00〜23:00(L.O. 22:00)不定休
 

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  • どんなお店かと期待して読みましたが、普通にカウンターのお店なのでは?おしゃれな店ではありますが、そんなに講釈垂れるほど珍しい事も無かったわ。

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