スタイリッシュな雰囲気の「ウインズ新横浜」、若い来場者はいるのか?
ココがキニナル!
ウインズ新横浜ってどんなところなんですか?ホームページを見るとスタイリッシュで新しい感じですが、競馬の日に若い人はたくさん来るの?(がこさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
ファミリーや学生グループの利用もあるが、若い世代の利用は1割程度。どんな人でも楽しめる工夫がなされているため、他のウインズよりは多い模様。
ライター:河野 哲弥
今や馬券購入はキャッシュレスの時代
(続き)
6Fには「エクセルフロア(スタンダードタイプ)」があるが、こちらには「i-Seat」はない。
ゆったりとしたシートと大きめのテーブルが用意された、リラクゼーションフロアといった感じだ。
大型モニターを備えた「一般フロア」の様子
5Fから2Fまでは、それぞれ異なったカラーリングを施した「一般フロア」となっている。
例えば4Fは芝をイメージした緑といった具合だ。
ここでは、「i-Seat」と違い、各窓口で馬券を購入・払い戻しする必要がある。
さて、その4Fだが、実は女性にうれしいサービスが充実しているフロアでもあるようだ。
4Fの「レディースペアシート」の様子 (画像提供: JRA)
カップルや夫婦同士、もしくは女性の友人同士で、気兼ねなく競馬を楽しみたい時には、この「レディースペアシート」がオススメ。名前からすると女性限定と思われがちだが、男女のペアでも利用することが可能。
また、女性トイレにはパウダールームが2カ所あるのも、見逃せないポイントだ。
初心者にも万全のサポート体制
佐藤さんによれば、同施設を訪れる人の中には、頼まれて買いに来たというケースもあるそうだ。もちろん、全くはじめての人もいる。
マークシート方式とはいえ、複雑な馬券の購入方法は、そうした初心者には難しく思えるかもしれない。
そこで同施設では、総合インフォメーション近くに「ビギナーサポートデスク」を設けている。また、ノート型の意匠を凝らした、「ビギナーのためのかんたん競馬ガイド」などの冊子も用意。どんなことでも、気軽に相談に乗ってもらえる。
困ったときには1Fの総合インフォメーションへ
各種ガイドも取りそろえている
一方、長時間利用する人にとっては、空腹を満たすグルメ関係も気になるところ。
そんな時には、B1Fのフード&レストコーナーへ行ってみよう。そば・うどん、中華料理などの飲食店や、「富士宮やきそば」や「寒川棒コロッケ」などのご当地グルメが軒を並べている。なお、施設外からの持ち込みもOKなのだそうだ。
競馬の合間に、B食グルメを食べ比べ?
フロア案内の最後になるが、最下層のB2Fは駐輪場があり、自転車400台、二輪車150台(無料)の収容が可能。なお、車の駐車場は近くの立体駐車場に停めるといいだろう。
同施設独自の取り組みと、今後の課題について
「ウインズ新横浜」では、来場客への感謝の気持ちとして、独自のイベントを随時行っている。
例えば2月には、「バレンタイン抽選会」を予定。
2,500円以上の馬券を提示すれば、先着400名限定で「三角クジ」を引くことができる。
なお、日程など詳細については、決まり次第公式サイトにて発表される。
マスコットキャラクターや、オリジナル・グッズ各種が当たるかも
また、グルメについても、新メニューなどを続々リリースしているようだ。
今後は、競馬新聞を読みながら食べられるような、片手で持てるグルメなども、充実させていきたいとのこと。
佐藤さんによれば、地元の方の協力がなくては、同施設は成り立たないと話す。
競馬開催日やその翌日には、近辺の清掃活動なども行っているそうだ。
今後とも、旧来の場外馬券場が持つイメージを覆し、誰でも気軽に立ち寄れる「クリーン」なウインズにしていきたいとのこと。
ギャンブルを推奨することはなかなか難しいが、興味を持たれたら、一度立ち寄ってみてはいかがだろうか。自分が持っているイメージとのギャップに、きっと驚かされると思う。
―終わり―
◆ウインズ新横浜
住所:神奈川県横浜市港北区新横浜2-15-7
電話番号:045-475-9120
営業日・時間: 競馬開催日の9:00~17:00 (馬券購入は当日9:20から最終レース直前まで、払い戻しは当日と翌平日の10:00~16:00も営業)
上記以外は原則休館
http://jra.jp/facilities/wins/shinyokohama/