横浜市の東西南北それぞれの端っこってどこ?
ココがキニナル!
横浜市の、一般人が行くことができる、最北端、最南端、最西端、最東端、最高地点、最低地点がどこを知りたい。実際に行ったレポートもあると嬉しいです。(inaさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
北は青葉区美しが丘西二丁目、西は瀬谷区目黒町、南は金沢区六浦南四丁目、東は鶴見区安善町だった!
ライター:ワカバヤシヒロアキ
横浜市の南端へ!
(続き)
ぐるっと道を引き返し、地図上の道に向かってみたところ、なんと道路は分譲マンションの敷地内道路だった。マンション内関係者以外は立入り禁止と書かれており、いろんな道を探してみるが中に入れそうにない。
当然と言えば当然だが、無断立入禁止だ…
本調査のルールである「一般人が行くことができる場所」を考慮して、中に無理矢理入るわけにはいかない。果たして、どこまでなら入って良いのだろう、そこが基準になるはずなのだが・・・と思っていると。
こんな看板を発見!
これは大規模なマンションやショッピングセンター等に設けられた公開空地を示す看板。公開空地とは、建築基準法の総合設計制度に設けられたオープンスペースの一種で、簡単に言えば、私有地だが一般の歩行者に対して開放されているスペースのこと。通常は遊歩道や緑地に整備されている事が多い。
この分譲マンションに設けられた公開空地
ということは、この公開空地内ならば一般人の立入が許されるはず。ということで、公開空地で南端ギリギリの場所まで行けば、そこが本調査の南端となる。
地図で見るとこのようになる
ということで・・・
ここが南端!
ちなみに、ここまで市境から離れてしまうと、他の場所で、より南に位置するところがあるのではないかという疑問があるので再度地図で確認する。
横浜横須賀道路を挟んで西側には六浦霊園がある
本調査で南端とした地点からまっすぐ西へ行けば、六浦霊園がある。その霊園内の最南端は、本調査の南端とほぼ同じ緯度だ。ただ、六浦霊園は9時から17時は一般に開放されているものの、基本的には墓地の関係者以外が出入りするのは相応しく無いと考え、今回は対象外とさせていただいた。
最後は横浜市の東端へ!
一筋縄ではいかないことを実感しつつ、残された最後の一つ、東端へと向かってみる。
・・・が、またしてもここで問題が発生! そう、東端があるのはあの扇島なのだ。
東端があるのは扇島
以前、はまれぽでも取り上げた通り、扇島は一般人の立入が禁止されている。そのため、ここでもまた東端まで行く事ができないのだ。というわけで、扇島を避けるように、東端を西へスライドしていくと。
鶴見区安善町2丁目が本調査の東端となる
ここなら一般人でも行く事ができるだろう。早速、現地へと向かってみた。
JR鶴見線「安善駅」からアクセスする
市バス27系統の終点の謎でも取り上げたバス通りをてくてく歩き、横浜市の東端へと到着。
ここが東端!
南端と同様、本当の東端からはズレてしまったが、一応これで東西南北全ての端っこをコンプリートできた。
取材を終えて
終わってみれば、市境まで行く事ができたのは北端のみ。しかし、実際の端点から近いところまでは行く事ができるというのが分かった。
今回調査した東西南北の端っこ
住宅街や川沿い、分譲マンションの公開空地、工場地帯など、東西南北それぞれの端っこを見るだけでも、横浜が持つ多様な姿を垣間見れたような気がする。もしご興味があれば、ご自身の目で横浜の端を見に行ってもらいたい。
―終わり―
ポスポスさん
2017年08月26日 16時05分
最南端のマンションは横横を走っていると見えますが、いつも、不便そうな場所だな~との印象です。
うにゅーさん
2017年08月26日 11時14分
最南端、逗子や横須賀との境界近くですね。あそこの山道は確かに入り方が難しい。入ってしまえば一本道なんですが。「市境をたどる」みたいなテーマでリベンジしていただければ。。。
たけちゃんさん
2012年07月16日 06時19分
地図上の横浜の中心もやってみて欲しい。