横浜市歌、カラオケで100点取ることはできるの?
ココがキニナル!
横浜市歌をカラオケで熱唱したら、採点で100点満点を出せるのでしょうか?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
3月9日時点で全国の最高点は95.551点(3月集計分。過去には97点台も)。4人がかりであの手この手を尽くして挑戦したが、95点台に終わった。
ライター:山口 愛愛
攻略法はいくつかある!
重苦しい雰囲気が漂ってきたが、ここで千葉が呼んだ助っ人が駆けつけてくれた。
横浜在住でバンドのボーカルをしているレイコさん。横浜市歌を歌うのは中学生ぶりとのことだが、「早く100点出して帰りたいんです、お願いします!」とのプレッシャーに押しつぶされそうになりながら、歌いあげていく。
見た目はとても可愛らしいが、声が通る、迫力の熱唱
お腹の底から声が出ていて、明らかな声量の差を感じる。ボーカリストならではの歌唱力。
「これはいけそうだ!」 期待の点数は・・・・・・89.270点!
あ、あれ? どうやら人間が「うまい」と感じるのと機械の採点は違うようだ。
「こんどは大きい声で力強く歌ってみます」とレイコさん
キーを2つ上げ、エコーを少なくし、さらに声量を上げると、すぐに点数が伸びた。さすがだ。修正しながら、何度か挑戦。
しかし4時間が経過しても94点台の壁は越えられずにいた。
ここで気分を変えるために「全国採点ONLINE」のモードでやってみようと鈴木。
横浜市歌をエントリーすると、2日間の集計で早くも3人が挑戦していた(取材は3月2日。得点は月のはじめから記録される)。さらに、現在の1位は95.551点と高得点! 後で調べてみると、過去には97点台も出ていたようだ。
エンジンがかかってきたレイコさんが挑む。歌唱中に全国3位→2位と経過順位が表示された。最終順位と点数はどのくらいか?
結果は・・・・・・2位。得点は95.444点!
「おぉ!」今日の最高得点だ。4時間かかり、ようやく95点台までこぎつけた。
「やったぁ!」この後、みんなでハイタッチ
この波に乗ろうと、3人が続く。安定して自己ベストに近い点が出るようになったが、なかなか壁が突破できない。いろいろな手を打ってみるが、どれも失敗に終った。
・すべて「ラララ」で歌ってみる →リズムがとりやすく安定感は上昇するが、歌詞がなく心を込めにくいせいか熱唱度が下がる傾向。そして、飽きる。
・最後まで歌わず1番でとめる →過去のカラオケの機械では、減点法が多かったため高得点が出る可能性もあったが、「f1」では加算もあるので、曲が短いと高得点が出にくい。
・1つのマイクで複数人で歌ってみる →人間の耳で聞く分には音程が安定するが、マイクから離れてしまうため機械がほとんど声をひろえない。
その後も、95点台を上回ることはなく・・・
残念ながら、このまま今回のチャレンジが終了した。
点数を書き込んだノートもいっぱいに。どれだけ歌ったことか
取材を終えて
何度も歌っていて気付いたことは、細かなビブラートは音程が不安定と読まれてしまう。ビブラートを使うならはっきりとした方がよさそうだ。聞いている分にはうまく聞こえるが、音やリズムを外したととられてしまう。
また、抑揚をつけようと出だしで小さく歌うと、熱唱度が下がってしまう。
伸ばすところは素直にまっすぐに伸ばし、マイクに口を近づけはっきりと大きな声で歌った方がよさそうだ。
また、冒頭に登場した株式会社エクシングの島村さんによれば、三重大学教育学部教授の弓場徹氏が考案した「YUBAメソッド<のど鳴らし>」というコンテンツもあるそう。お手本に続いて3分間発声するだけで、声を出しやすくなり、「カラオケを歌う前の準備運動として最適」なのだとか。
ともあれ、今回「100点を取ることができるのか?」というチャレンジに関しては「失敗」。しかし、世の中には100.000点を叩き出す人がいることも事実。もし、100.000点を取ったことのある人が挑戦したらどうなるんだろう・・・。
なんだか、この企画、まだまだ先がありそうな・・・。
もし我こそは、という方がいらっしゃったら、ぜひ感想欄などで名乗りを上げてほしい。
―終わり―
カラオケ館野毛店
横浜市中区野毛町2-85
JOYSOUND.com
・YUBAメソッド<のど鳴らし>女声用(曲番号:310017)
・YUBAメソッド<のど鳴らし>男声用(曲番号:310016)
いちろうさん
2015年01月18日 11時02分
横浜市歌がカラオケであるとは!(笑)歌ってみたい♪
HIDE.PDさん
2013年03月11日 16時20分
100点が見たい。自分でもやってみたい。出来たら編集部に連絡します。