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とにかく怪しげで入りづらい野毛の「魂屋(そーるや)」に突撃!

ココがキニナル!

野毛に魂屋(そーるや)という居酒屋がありますが、入るのに勇気がいる店構えをしています。どんなお店なのかキニナル!(tokuさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

アイドル好きで親しみやすい店長の営む、隠れ家ならぬ「秘密基地的」居酒屋。一見さんでも居心地よくゆっくり過ごせる楽しい店だった!

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ライター:三浜 詩央

「魂屋」はメニューも超個性的!

(つづき)

佐藤さんの「ももクロ好き」が高じてか、ドリンクにも変わったメニューがあった。
 


氷彩サワー「ももクロバージョン(350円)」
 

通常は「氷彩サワー」のみの提供だが、ちょうど「ももクロバージョン」が今週から始まるという。サッポロのホワイトブランデーベースのサワーを、メンバーそれぞれの色をイメージしたかき氷シロップで割ったものだそう。今回は佐藤さんの「推しメン」である高城れにさんバージョン(ぶどう味)をいただいた。
 


カウンターの奥にはメンバーの名前が書かれたシロップがずらり
 

こちらが氷彩サワーのタンクだ
 

とくとくシロップを注ぐと、美味しそうな色に!

 
一番色付きが鮮やかで、相性もよかったためにかき氷のシロップを採用したというこちらのサワー。甘くて飲みやすく、アルコールもきつく感じないためついつい飲みすぎてしまいそう。女性の方は要注意!

多い時には週に2~4回通うという女性の常連さんにもお話を伺った。
13年前の開店時からこの店の存在を知っており、今日も仕事帰りに自宅とは逆方面の「魂屋」まで足を運んだという。メニューを見るにも目を凝らしてしまうような暗い店内だが、「それにも慣れたし、気にならない」そうだ。初めて来店した人と会話をすることもよくあり、「となり合わせになったらお話しする」ような気さくな文化があるという。
 


実際はもっと暗く、読みにくい店内のメニュー
 

モニターからは絶えず「ももクロ」映像が流れる


ちなみに「店内で流れているももクロの映像は特に観たくない」という常連さん。それに対して佐藤さんは「ひどいなあ~・・・」と笑いながら返す。装飾は奇抜だが、個人経営ならではのオーナーと客との距離の近さに、じんわりとしたあたたかさを感じた。

最後に、これからの「魂屋」の展望について佐藤さんに伺った。

「もっとお店を怪しくしてもいいのかなあ・・・。最近は野毛も徐々に雰囲気が変わり、お洒落な街になってきている。そのなかで、自分はもっと遊んでもいいのかな、と。この道を突きつめていきたいですね。あと、写真を撮るだけじゃなくて店内に入ってきてほしいです!」と佐藤さん。

控えめで柔らかいお人柄ながら、その内には確かな野毛への愛とお店への「魂」を感じた。
 


取材を終えて



少し入店をためらってしまう外装はこれからも変わりそうにはないが、その先に広がるのは予想以上に居心地のよく温かい空間だった。ぜひ、「勇気を出して」入ってみてほしい。
 

―終わり―
 

魂屋(そーるや)
住所/神奈川県横浜市中区野毛町1-19
電話/045-243-8515
定休日・営業時間/不定
  

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  • とても興味深く拝見させていただきました。僕も、野毛の記事、書いてます。お暇なときに読んでね!↓https://koichi-unicorn.amebaownd.com/posts/2958603

  • まだ隣の「菊屋」さんが営業してた頃、入ったことがありました。奥のボックス席みたいな所が、素敵だった記憶が、、、(^^;

  • 野毛の怪しい店ってことだと、ぜひ夜光虫をお願いします

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