プロ野球史上初の女性オーナー誕生! 南場(なんば)智子氏が横浜DeNAベイスターズオーナーに就任!
ココがキニナル!
横浜DeNAベイスターズのオーナーに、株式会社ディー・エヌ・エーの創立者・南場(なんば)智子氏が就任し、プロ野球史上初の女性オーナーが誕生。会見の様子をレポート!(はまれぽ編集部のキニナル)
ライター:はまれぽ編集部
プロ野球史上初!
今年81周年を迎えたプロ野球史上で初めてとなる女性オーナーが誕生した。
横浜DeNAベイスターズは1月16日(金)、春田真(はるた・まこと)オーナーが同日付で退任したことに伴い、株式会社ディー・エヌ・エー(東京都渋谷区、守安功〈もりやす・いさお〉代表取締役社長兼CEO〈最高経営責任者〉)の取締役ファウンダー(創立者)である南場智子(なんば・ともこ)氏が新オーナーに就任したと発表した。
南場新オーナーは「より強く、ファンに楽しんでもらえる球団にしたい」と抱負を語った。
意気込みを語る南場新オーナー
就任の理由については、6月に行われるディー・エヌ・エーの株主総会で春田氏が同社取締役を退任する予定で、シーズン途中での交代を避けるためということで、この日の就任となった。
守安CEOの就任という選択肢もあったが「社内でそれぞれの役割分担を議論した結果」南場氏の就任が決まったという。
南場新オーナーは「(ディー・エヌ・エーが球団をしてからの)3年間、非常に実りのあるシーズンで、チームもうんと強くなった」と手ごたえを感じている。
しかし「ファンあっての球団。今年は横浜DeNAベイスターズの第2幕。もっと楽しんでもらえるよう、優勝争いに絡めるよう精進したい」と意気込んだ。
「優勝争いのできるチームに」とチームを鼓舞
プロ野球史上初めての女性オーナーということについて「男女ということでの意識はない」としながらも「(自分が就任することは)想像していなかった。それでも男性よりは女性ファンの気持ちが分かるので、貢献できると思う」と話した。
横浜スタジアムのトイレ改装は、もともと南場新オーナーの意向
池田純(いけだ・じゅん)球団社長も「チームは女性ファンが増えている。女性の視点でソフト・ハードの両面からアドバイスをいただき、ファンサービス改善につなげたい」と期待を寄せている。
「女性の観点からアドバイスを生かしたい」と池田球団社長
チームについては「口を出すつもりはないが、必要な補強は適宜行って毎年、優勝争いができるいいチームにしたい」とした。
また「球団はまだ赤字。野球という最も人気のあるスポーツで12球団のうち1つを預かっている。プロ野球の興行全体の底上げを考えていきたい。まだまだ、まだまだ可能性はある」と経営者目線でのコメントも忘れなかった。
「まだ限界でない」と、新体制でさらなる飛躍を掲げる
さらに「地方出身(新潟県)の私にとって『横浜』はクールでかっこいいというイメージ。プロスポーツのかっこよさは、強いこと。かっこいい横浜を表現できるチームにしていきたい」と語った。
強くてかっこいいクールな横浜のチームを目指す!
取材を終えて
シーズン中でチームの体制が変わることが現場に与える影響は少なくない。トップ交代の理由も競技も違うが、現在のサッカー日本代表が最たるものだろう。
その点で、横浜DeNAベイスターズがチームのことを考えていて、本気で優勝を狙っていることがひしひしと伝わってくる。
1998(平成10)年以来遠ざかっているリーグ優勝、ひいてはその先にある日本一に期待が膨らむ。
―終わり―
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ドピュッと一発さん
2015年01月20日 08時06分
超期待してます!
yakisabazushiさん
2015年01月16日 20時58分
超期待しています!