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江の島にある、ディープな雰囲気の「世界の貝の博物館」とはどんなところ?

ココがキニナル!

江の島の奥の方に、「世界の貝の博物館」という建物があります。雰囲気がディープなので、どんな博物館なのか調べてください。(チェルシーさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

全国でも珍しい、展示即売型の貝の専門店でした。切手のモデルとなったものや20万円もする高価な貝まで、約2000種の品ぞろえを誇ります。

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ライター:河野 哲弥

どんな貝が展示されているのか

では改めて、片野さんに、珍しい貝類を案内していただこう。
とは言っても、その数は約2000種。全ては紹介しきれないので、同店オススメの貝を選んでいただいた。
 


生きた化石と呼ばれる「リュウグウオキナエビスガイ」
(採取地南アフリカ、同店最高価格20万円)

 

62円切手のモデルとなった「オオイトカケガイ」
(採取地国内、6,000円)

 

左巻きなのが珍しい「サカマキボラガイ」
(採取地アメリカ、15,000円)

 

陸上のカタツムリ(マイマイ)などは、両巻きがよく出現する


片野さんによれば、世界の巻き貝の95パーセント以上は、右巻きに成長するそうだ。渦巻模様が、中心から時計回りに広がっていく。ところが「サカマキボラガイ」のように、逆回りで成長する珍種もあるのだとか。さらに、サザエなどの一般的な貝で左巻きのものがあったら、貝のマニアが放ってはおかないとのこと。数万個に1個程度の確率で、出現することがあるそうだ。
 


大盗賊の名前が付く「クマサカガイ」
(採取地フィリピン、値段各種)


平安時代の伝説上の盗賊、熊坂長範(くまさか・ちょうはん)は、姿をくらますのが得意だったという。この「クマサカガイ」も、小さな貝を自分の殻に付けることによって、自分自身の存在を目立たなくする名人(名貝)なのだとか。写真をよく見ると分かるように、ケースの大部分を占める大きな2枚貝の方が、実は本体なのである。

なお、こうした貝のほとんどは、「生き貝」を採取して中身を取り出したもの。その証拠に、巻き貝などは、「フタ」と呼ばれる部分が一緒に付いているそうだ。




貝の販売以外のご商売は?



以前は全国からマニアが訪れた同店。中には泊まりがけで来る人や、貝学者の第一人者もいたそうである。しかしここ最近、同店を訪れる人は、以前と比べて少なくなってきているらしい。その理由について片野さんは、「全国で護岸工事が進み、海辺で貝に親しむ機会が少なくなってきているのではないか。貝そのものに関心が向かなくなっている」と、話す。
 


同店裏から眺める、海岸沿いの様子


確かに貝を見る機会は、食卓の上ぐらいに限られているような気がする。
「それでも、随時商品を入れ替えていかないと、マニアの方にも飽きられてしまう。ただし、いたずらに商品を仕入れても、在庫がかさむだけ」という片野さん。そこで、観光客向けの商品などを販売しながら、なんとか同店を続けているとのこと。

 

湘南平のような「念錠(カギ)」が人気商品。以前、別のキニナル調査で紹介したこともあった
 

店内のテーブルで、キーホルダーに名前などを記入できる




店内の看板に書かれる、「貝に親しむ」の願いを込めて



気に入った貝があれば購入し、持ち帰ることができるよう、展示即売にこだわる同店。そこには、少しでも貝の魅力に気づいてもらいたいという狙いがある。

貝の模様は、人間の指紋のように、同じものが2つとないそうだ。確かに店の雰囲気はディープだが、店内に広がる貝の魅力も、また奥深いものがある。一度、訪れてみてはいかがだろうか。きっと、それだけの「甲斐」はあると思う。



―終わり―


貝広物産店(世界の貝の博物館)
住所/神奈川県藤沢市江の島2-4-8
電話番号/0466-22-4330
営業時間/9:00~18:00
定休日:原則無休、暴風雨など悪天候時休み

 

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  • いちばん最初に掲載されている写真の貝は「リュウグウオキナエビスガイ」ではありません。タカラガイです。

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