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白楽に手書きの看板の寄席がある?

ココがキニナル!

白楽の居酒屋さんが行っている「と味田寄席」ですが手書きの看板だけなので中の様子が気になります。ぜひレポートをお願いします。(ゆきむらさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

10月には通算300回を迎える地元の落語ファンから親しまれている落語会で、お店の横には立派な幟も並んでいる。

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ライター:松野 孝司

落語会の後は、出演者を囲んで打ち上げ



この日の出演者は三遊亭朝也、ぐちいうぞう、桂才賀師匠の3名。

朝也さんは、2002(平成14)年に春風亭一朝に入門。今年3月に21人抜きで真打に昇進した春風亭一之輔師匠の後輩にあたる。
 


入門して10キロ体重が増えたという朝也さん。芸も脂が乗ってきたとか


「最近は2ヶ月に1回以上のペースでこちらにお世話になっていますが、お客様も耳の肥えた方ばかりなので緊張もしますが、勉強になります」

この日のネタは「そば清」。ソバ好きの清兵衛が、ソバの大食い対決をするという古典落語だ。ソバを食べるコミカルな仕草に会場から笑いが溢れる。

一方、ぐちいうぞうさんは及川サトルの名で地方競馬の実況を担当する競馬ファンなら知る人ぞ知る名物アナウンサーだ。
 


グッチ裕三に顔が似ていることで芸名をつけたという


そんな及川さんが、この日、競馬実況漫談家・ぐちいうぞうとしてデビュー。ユニークな名前を持つ競走馬を題材にした架空レースを実況した。熱がこもったアナウンスに、拍手喝采。

そしてトリは才賀師匠で、この日のネタは「目黒のさんま」。目黒まで馬で遠乗りに出た殿様が、そこで食べたさんまの味が忘れられず、ある日、友人に招かれた宴席で秋刀魚が食べたいと駄々をこねる、というおなじみの物語。
 


「目黒の秋刀魚」を熱演する才賀師匠。こちらの会には200回以上出演している


この日、詰め掛けていた観客 は地元の常連さんを中心に20代~70代まで約30名。かつては観客よりも出演する落語家のほうが多かったということもあったが、最近は40名以上入ることも珍しくないという。

8割ぐらいが常連客だが、最近は新規のお客も増えているという。この日、Twitterで知って初めて生の落語を聴いたという学生風の男性も「表情や仕草ひとつ見ても生は迫力ありますね」と大満足の様子だった。
 


ネタ帳もついに10冊目
 

この日も、「と味田寄席」の新しい歴史が記された


落語会の後は、出演者を囲んでの打ち上げ。才賀師匠も普段着に着替え、すっかりリラックスムード。落語家や芸人とひざを交えてお酒を酌み交わすことができるのも、「と味田寄席」の魅力のひとつだ。ちなみに料金は木戸銭(落語会の料金) 1500円、囲む会(打ち上げ料金) 2500円(自由参加)となる。
 


私服に着替えた出演者たちを囲んでの打ち上げも大盛況
 

常連の小林さんも「若手の成長が楽しみ」という


「三遊亭歌武師匠など、この会の出演者で真打に昇進した方もあり、そうした若手が成長していく姿を見ているのが何より楽しみです。だから自分の身体が続く限りは続けていきたいです。ですから落語は初めてという方も気軽にお出でください」

と最後に語ったご主人の笑顔が印象的だった。



取材を終えて



才賀師匠との不思議な縁で始まった「と味田寄席」。10月で300回を迎える。
4000円で落語を生で聴けて、未来の真打ともお酒を飲める機会は、そうざらにはない。落語ファンはもちろん、落語初心者もぜひ足を運んでもらいたい会だ。


―終わり―


と味田寄席
日時:2012年10月24日(水)
時間:19時30分~
木戸銭:1500円、囲む会:2500円
出演者:春風亭朝也(二つ目)
     桂ひな太郎(真打)
 

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  • 綱島にも同様のお店がありますね。 http://w3.bs-tbs.co.jp/sakaba/shop/441.html いっそ「落語のまちヨコハマ」として大々的に売り出してはいかがか。蛇足ながら、こういうお店などの紹介記事で、投稿者さんが記事を読んで実際に足を運んでみたケースってどれくらいあるんでしょう?

  • 前にもいわれてたと思いますが、この方も採用率高いですよね。 http://hamarepo.com/member_profile.php?user_id=890

  • 行ってみたくなった

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