「ハングリータイガー」の起源や歴史が知りたい!
ココがキニナル!
「ハングリータイガー」は、アミューズメント的なノリで気になる存在。起源や歴史を知りたい!(mania、ドラくん)/当時横浜ベイスターズとコラボした商品がありました。今後もある?(コビン・ケスナー)
はまれぽ調査結果!
アメリカのレストランスクールで学んだオーナーが、おいしいお肉をたっぷり食べて欲しいという思いで43年前に開店。現在コラボ企画の話は無いそう。
ライター:吉川 ゆこ
外食産業の先駆け的存在
今回、創業者である井上修一さんにお会いできればと思っていたのだが、オーストラリアに滞在中でお会いできなかった。井上さんは現在、オーストラリアで牧場を経営なさっているという。現在70歳だが、中藤さんらを驚かせるくらいエネルギッシュな方らしい。
保土ケ谷本店は一部改装をしたものの、外観などは創業当時のままだ
井上さんの家業は肉屋で、子どもの頃から質の高い牛肉を食べて育った。
アメリカに留学し、レストランスクールで学んだ後、1969(昭和44)年にハングリータイガーをオープン。2号店はもう閉店しているが関内に。そして次々とチェーン展開していった。
それまで外食という習慣が定着していなかった日本において、外食産業元年とも言われているのが1970(昭和45)年。ファミリーレストランの「すかいらーく」が登場し、翌年には「マクドナルド」「ミスタードーナツ」の第1号店がオープンしている。ハングリータイガーが先駆けであったことは言うまでもない。
創業当時のメニュー
これまで東京都や千葉県にも進出した。しかし横浜ほどの圧倒的な支持は得られず、現在は横浜市内でチェーン展開している。
店舗を横浜市に集中させ流通面のコストを抑えることによって、品質に徹底的にこだわった肉を安価で提供し続けられるという側面もある。
今後、進出を試みることがあるにせよ、横浜市に密着した店であることには変わりがない。
キャラクターはトラの親子
キニナルにもあったように、横浜ベイスターズの助っ人外国人選手・ブラッグスとコラボレーションした商品「ブラッグスハンバーグ」が誕生したのは、地域に特化したハングリータイガーならではだ。
レギュラーのメニューではないが、「ブラッグスハンバーグ」でセットになっていたスペアリブは単品でも注文できるし、定期的に開催されるフェアーなどでスペアリブとハンバーグを盛り合わせたメニューを提供しているという。
現在、地元企業などとのコラボレーションしたものはないが、今後何があるかわからない。
期待したいところだ。
最後に店長の小平さんに話を聞いてみた。
保土ケ谷本店の小平店長
「ハングリータイガーは、横浜でしか食べられないハンバーグです。ぜひ食べに来てください」
ハングリータイガーのハンバーグをひと言で表すならば、小平さんのこの言葉に尽きると感じた。
取材を終えて
噛むたびに肉の味がじんわりと伝わってくる。
ハングリータイガーのハンバーグでなければ満足できない人がいるのもうなずける。
店内には肉を焼く匂いが充満していて、一歩入れば食欲が湧いてくる。みなさんもこの匂いを思いっきりかぎながら、ハンバーグを頬張ってみてはいかがだろうか。
― 終わり ―
◆ハングリータイガー保土ケ谷本店
住所/横浜市保土ケ谷区星川3-23-13
電話番号/045-333-7023
公式サイト/http://hungrytiger.co.jp/
コロンブスさん
2016年12月17日 14時53分
懐かしく拝見しました。若かりし頃、茅ケ崎にあったお店によく行きました。保土谷の新道沿いの店も友人と行ったりしました。ただ、多店舗展開を始めたときに、味というか肉の質というかが落ちた気がしたので、行かなくなってしまいました。友人も同じ意見でした。今でも横浜はよく行くので、ソースの味を訪ねてもう一回行ってみようかな?
ピルたかさん
2016年08月22日 11時04分
鉄板の上に乗ってる丸ごとポテトが美味いですよね( ´∀`)今のハンバーグ屋はフライドポテトばかりだからなぁ
くまたろうさん
2016年08月22日 00時06分
秦野中井インター近くに店を構えていたとき、客の目の前でカットしたときに、脂が飛び跳ねるくらいのジューシーさに、今までにない衝撃を味わったことを、昨日のように思い出します。何とか、県西地域にも再出店してもらいたい。