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食べる工芸品!? 手書きの看板がいい味を出す鶴見区の老舗ベーカリー「コンガリアン」について教えて!

ココがキニナル!

鶴見と川崎の間にある「コンガリアン」というパン屋さんが気になります。かなり古く、手書きの看板がいい味を出しています。国道沿いなので車を停められず、訪問できずいるので調査を(そらそらさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

子どもからお年寄りまで、誰でも食べられるような小ぶりの手作りパンが人気。価格は90円が中心で、その完成度は「食べる工芸品」と呼ばれることも

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ライター:河野 哲弥

まねのできない「ロックケーキ」は、なんと30円



いわゆる菓子パンでは、アンパン(こしあん、しろあん、うぐいす、おぐら、三色)、自家製のクリームパン、メロンパンなどの基本線は一通りそろっている。
ほか、カレーパン、チーズロールなど、とても35種類すべては書ききれない。
 


右から時計回りに、イタリアン(90円)、ツイスト(70円)、自家製クリームパン(80円)
 

食パンなども取り扱っている


ちょうどそのとき利用客が来店し、食パンをスライスしてもらうよう頼んでいたのだが、「焼きたてを切ると、柔らかくてつぶれちゃうから、少し時間を置いた方がいいですよ」とご主人。
その一方で、クッキーのような菓子パンが焼き上がってきた。
 


手で整形した形そのままのロックケーキ(30円)


さっそくいただいてみたところ、シットリ感と香ばしさのバランスが絶妙で、小麦粉の香りが豊かに持ち上がってくる。「コンガリアン」という店名は、こうした自家製の焼きたてパンへのこだわりから名付けられたもの。
 
「これを見ると、簡単に作れそうだと思うのかしら、まねしてやってみたという方が多いのよ。でも、皆さんうまく焼けなくて、『どうやったらいいの』とたずねてきます」と奥さん。続けてご主人も「市販のオーブンと本格的なパン釜は全然違います。家庭でコンガリ焼くのは難しいでしょう」と話す。
 


利用客の感想は?



では、来店したお客さんに、話を聞いてみることにしよう。
自転車に乗っていらしたのは、近くに住む久保さん。その日は、定番の「生野菜」などを中心に9個のパンを購入。
 
「夜勤明けの時間でもやっているので、よく利用します。家族にとっては朝ご飯ですけど。素朴な味が、お気に入りのポイント」とのこと。
 


まさに素朴以外の何ものでもない


続いて、「大きさがちょうどいいし、たくさん買っても安いのがうれしい」と話すのは、やはりご近所の山本さん。車いす生活になってしまった母親が、かつての常連だったらしく、今でもこの味を忘れられないのだという。

そんな、地域に愛されるベーカリーだが、「私も年だし、いつまで続けられるかわからない」とご主人は話す。マスコミを断り続けてきたのも、逆に迷惑がかかるとの気遣いだったそうだ。
 


JR尻手駅から続く、商店街の様子


「この近辺も、どんどんお店が閉まっていって、寂しく感じます。今はただ、毎日を精いっぱい頑張るだけ、本当にそれだけです」と語る。
 


名物看板に歴史アリ


奇をてらったところや飾りもない、ただ実直を練って焼いたようなベーカリー「コンガリアン」。10個買っても1000円以下。パン好きの方なら、利用しない手はない。ぜひ一度、「食べる工芸品」の真価を味わってみてほしい。
 


―終わり―
 

「コンガリアン」
住所/神奈川県横浜市鶴見区尻手2-7
Tel/045-581-0484
営業時間/6:00~18:00
定休日/日曜・祝日
 

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  • 残念ながら2020年1月末日をもって40年にわたる営業を終了しました。

  • 住所間違ってませんか?神奈川県横浜市鶴見区尻手3-7-23ですよね?記事の住所だと道路の反対側になっちゃう。

  • 50年以上近くに住んでいて、お店の存在は昔から知っていましたが、パンを買ったことがありませでした。今度、買いにいきます。

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