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何故そこに花札が!? 井土ヶ谷にある「謎の階段」が作られた理由とは?

ココがキニナル!

南区井土ヶ谷駅付近(南太田四丁目公園のところ)にある睦月〜師走までの花札のタイルが埋めてある階段があります。何故花札が埋めてあるのか調べてください! (ねぎっこさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

南区の南土木事務所や横浜市環境創造局に伺うも、資料も記録も残っていなかったが、どうやら約25年前の下水工事の際に埋められたらしい。理由は不明

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ライター:クドー・シュンサク

誰も知らない花札の理由

メガネくん、管理元であろう土木事務所に問い合わせてほしいとのこと。もちろんオネエ口調で言ってくる。急だねメガネくん。

南区「南土木事務所」に電話したところ、芳(かんば)しくない返答が。
内容はこういったところ。

・この地域担当の方が花札階段を知らなかった。
・確認したうえで、同僚の方や同事務所に20年前から勤めている方に花札階段のことを聞いてみたが誰も知らなかった。
・生活道路のような小さな工事記録は長くて5年くらいしか残してなく、花札階段についての記録なし。
・1989(平成元)年ごろに「魅力道路作り」みたいなプロジェクトがあったが、その一環で作られたものかもしれないが、記録が残っていないので定かではない。
 


知らなきゃ仕方ない


電話の途中でメガネくんに伝えたところ、やはり芳しくない表情に。オネエ口調スローダウン。メガネも曇り、顔もだんだんと鹿や馬に見えてきた。

「南土木事務所」の方に、お時間が許すのであれば、再度ご連絡するのでお手すきの際に詳しく調べていただけますかとの旨を伝え、一旦、清水ヶ丘公園へ行くことに。
 


ハイチーズ
 

メガロンみたいな広場に
 


すこやかな丘もあった


本当に謎だったのだが、階段ではなく丘の上でのメガネくんの要望が。応えてはみた。
 


「ここでパン食べてもらえませんか~?」


むっつりスケベメガネに対し、何か思うことをやめにした。
丘でパン食べてぼんやりしていたいところですが、少しさみしいかな花札階段という現状なので、ちょっと即席でそれこそなんとなく、作ってみた。
 


埋め込みではなく
 

置き型の
 

花札階段


引きだとよく見えない。
 


日をあらため
 

南土木事務所に再度電話


前回の電話でも対応していただいた南土木事務所の江川さんからのお言葉は「清水ヶ丘公園と一緒に整備されたとすれば、もしかすると横浜市環境創造局に記録が残っているかもしれない」とのこと。
 


「花札」って足してみるのもどうでしょう


横浜市環境創造局・南部公園緑地事務所に電話して、花札階段について尋ねる。
回答は2点。

・資料など調べてみたところ、清水ヶ丘公園と花札階段の整備は別管轄で、こちらにも資料などは残っていないとのこと。
・南土木事務所に記録が残っているのでは。既にお伺い済みのことを伝えると、それ以上はわからないとのこと。
 


誰も知らない


なぜ、花札なのかという目的や理由や意図などの諸々はわからない。誰も知らない。
 


おーい


とにかく、すべてが謎と言っていいほどの仕上がりだった花札階段。
横浜市や南区にも記録が残されていなかったが、どうやら20~25年ほど前に行われた下水整備の際にタイルが埋められたことはわかった。



取材を終えて

記事で取り上げた数々の銅像やオブジェ、絵画やレリーフなどの出どころや管理元、そういったモノに対する記録無しや不明という仕上がりは意外にも多い。

横浜の街のモノは管理が不明だったりわからないことが多いモノ、起源やルーツを辿るものが何も残っていないモノ、そういった不明が漂う類のモノをたくさん見てきた。

これって、どうなんでしょうね、横浜。


―終わり―
 

この記事どうだった?

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  • クドーが書く、はまれぽのこういう記事がやっぱり好きです。

  • 16年に階段を登り切ったマンションに住んでいました。 階段付近のお宅が掃除をして頂き、まだガーデニングがあったり、紫陽花が綺麗だったり、暖かい日は猫が日向ぼっこしてたりと、いつも綺麗で長い階段も楽しめました。 時折、昨日上をリスが通ってたりもしてました。

  • 私は、「師走」の方から、下る形でその階段をよく利用しました。ただし、昼の明るい時だけ。夜はちょっと怖くて通れません。登りきったところは、現在空き地だと思いますが、3年ほど前は”材木屋さん”があったはずです。私もそのタイル不思議に思っていました。

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