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戸塚に日本初の法人「女子ラグビーチーム」を発見! うら若き乙女たちが夢に向かって「トライ」する姿とは?

ココがキニナル!

戸塚に日本初の法人女子ラグビーチームがあるらしいです。「女子ラグビーチーム」があることも知りませんでしたが、どういう人たちがやっているのでしょうか?(ふんわりハミングさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

2011年に設立された医療法人横浜柏堤(はくてい)会が運営するラクビーチームTKM は20代女子中心。日本一を目指すチームだった

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ライター:三輪 大輔

TKMの練習風景とは

この日の練習開始は、午後2時半から。練習場所は横浜FC・LEOCトレーニングセンターである。
 


横浜FC・LEOCトレーニングセンターの正面玄関
 

トレーニングセンターの練習スケジュール
 

プロの運転手が運転するTKM専用のバス


練習開始前、選手達はコーチやスタッフの方と談笑を交え、とてもリラックスしたようなムードだ。
 


笑い声が絶えない
 

練習前でリラックスしている小笹選手


練習グラウンドは改めて目の前にしてみると本当に広い。ここを走り回るとなるとかなりの体力を要するだろう。
 


横浜FC・LEOCの練習グラウンドは広々とした人工芝


ちなみに実際のラクビーボールは、女性でも十分に持てる重さ。ボールの表面に細かい凹凸があり、グリップがきくので片手で持つことも可能だ。
 


か弱い(?)山岸でも軽々と持てる重量である


練習時間になり、選手とコーチがグラウンドに集まる。まずはみんなで円になって準備体操やストレッチが始まった。その後、足腰を強くする目的で四股が踏まれる。体幹がしっかりしているからか、片足を大きく上げてもバランスを崩すことがない。選手達の表情もリラックスムードから一変、いつの間にか真剣な表情となっている。
 


練習開始で選手がグランドに集合
 

準備体操の後、四股を踏む選手たち


その後、ウオーミングアップを兼ねて、簡単なゲームが行われた。ボールを持って散らばったコーチの間を、選手がボールに当てられないように走り抜ける内容だ。もし当てられてしまったら、腹筋をしなければならないため、笑顔をこぼしながらも選手たちは真剣。しかしコーチ陣も手加減なくボールを当てにいっている。
 


コーチに挟みこまれてしまった選手


ウオーミングアップが終わると、次は実戦に近い形での練習となった。サッカーグラウンドは全長で80メートル。選手たちはその端から端までを全力疾走で、パスをつなげながら走ってくる。しかし息を切らすような姿はなく、何回もこの練習を繰り返していた。
 


実戦さながらの激しい練習でグラウンドを駆け回る
 

ボールを持って駆ける姿も止める姿も真剣そのもの
 

ボールを受け取ってからの動作も俊敏で迫力がある
 

プレー後に選手同士が集まって話合う場面も
 

スローインからのボールを受けとる練習風景


「試合が近いんですよね」
練習風景を眺めていると、野毛選手がそう説明してくれた。今週末に、ほかチームと合同の15人制チームでの試合が予定されている。それにもかかわらず、この翌日はグラウンドを使用することはできず、ウエートトレーニングだけになるらしい。そのため選手たちは、いつも以上の熱量でこの練習に取り組んでいるのだ。ちなみに彼女はこの日、右肩を故障しているため別メニューでの調整を行っていた。
 


走り込みを行う野毛選手(左)


怪我の様子や、練習風景の解説を一通りしてもらった後、彼女自身の怪我について改めて質問してみた。先ほどのインタビューでも、怪我は競技をやめたいと思うきっかけになっていた。それほど選手にとって怪我は、フィジカル以上にメンタルへのダメージも大きい。

しかし選手はグラウンドに戻ってくる。再起に一年近くかかる怪我をしているにもかかわらずだ。それは、なぜなのだろうか? ラクビーが怖くなったりしないのだろうか?

「恵まれた環境でできていることを感謝しています。ここは職場の人に応援してもらって、ラクビーに専念できる環境です。そうした環境を提供してくれる理事長にも恩返しがしたいという気持ちがあります」
 


熱い気持ちを語ってくれる野毛選手(左)


多くの人が応援してくれるからこそ選手として頑張りたい。選手としての自分をみんなが応援してくれているのだから。それは、「One for all,all for one」、一人はみんなのため、みんなはひとりのため。その言葉通りの考えなのかもしれない。

「そのためにも勝ちたいです。それが、私達がみんなにできる恩返しだから」

野毛選手は、力強くこう言って話を締めくくった。勝ちたいとうことは、先ほどのインタビューでも選手のみんなが言っていた。しかし実は、最初のインタビューでは横川理事長や花岡ヘッドコーチも言っていたのだ。彼女達はその事実を知らない。それにもかかわらず、みんな同じ目標を口に出せるのだ。

目標の共有化は勝てるチームの必須項目だ。彼女たちはこれから、この横浜の地から全国へ、そしてその先の世界へと、ますます躍進していくのだろう。
 


横浜から全国へ、そしてその先の世界へ




取材を終えて

ラクビーに関しては7人制が16年のリオ五輪から正式種目になるだけでなく、2019年にはラクビーのワールドカップも日本で開催される。ちなみに決勝が行われるのは、新国立競技場だ。これからますますラクビーが取り上げられる機会が増えるだろう。

この取材中、選手たちからは何度も気持ちの良い対応をしていただいた。挨拶などはもちろん、練習場で立っていたらベンチを運んできてくれたりもした。常に周りを見ているからだけではなく、相手のために立った考えができるからこそ、可能な対応なのだろう。
 
 
―終わり―
 

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  • 7人制だけではなく15人制にも力を入れてるのが良いですね。この二つ全く違うスポーツと言っても良いくらい違う。ぜひ頑張っていただきたい。

  • ラグビーは格闘技と評されるくらいの体力と緻密な知力が要求される素晴らしいスポーツです。観る方はルールを理解するまで少々時間がかかりますが(>_<)女子力をどんどんアピールし、オリンピック目指して頑張って下さい\(゜ロ\ガン○バレ/ロ゜)/

  • 妹の旦那、義理の弟が大学生ラグビー経験者で、僕の高校生サッカー部の顧問の先生がまたラグビー経験者。意外と縁があったのに、あまりラグビーを知らないのです。横浜でラグビーって大学生ラグビーぐらいしかないと記憶していたので、これからも頑張って欲しいですね。練習でシコなんて意外でした。

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