磯子区、国道357号線脇に突如現れる謎の土俵の正体は?
ココがキニナル!
国道357号線信号「新中原北側」近くのテニスコートのとなりに相撲の土俵のようなものが見えたのですが、横浜で相撲の稽古とかしているところがある?(あずきさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
国道357号線脇にある土俵は株式会社IHI横浜事業所の所有物で毎週水曜日就業時間後に社内の相撲部が使用している
ライター:山崎 島
迫力の稽古風景
この日、稽古はほかのチームの方も入れて4人。まわしを締めた大きな男性が4人も集まっている光景には圧倒される。
まずはウオーミングアップのシコを踏む。
怪我があってはいけないので念入りに身体をほぐす。
ほ
ほー
ほっ!
初めて間近で見るシコに感激!!
次はすり足。
すり足は土俵から足の裏を離さないようにする、足の運び方の基本。重心を低くしながらの移動はきつそう。
何往復もする
相撲の稽古ってこのイメージだなあ
そしてぶつかり稽古。
受け手と攻め手に別れ、土俵の端から端まで攻め手が全力で受け手の胸を押していく。
一瞬緊張感が高まる
がっと行って
一気に押し出す
仕上げに試合形式の稽古。
構えて
一気に組む
体がぶつかる音が響く
速い!!
見入ってしまった
あの、これって稽古ですよね?? 予想以上の迫力に口数が減るザキヤマ。スピードもあるし、ただどつき合っているわけじゃなくて、相手の力を流して重心を崩したり、短い時間の中でこれだけのことをやっていたのか!! とびっくり。間近で見なければ分からなかった発見がたくさんあった。
この稽古の後はクールダウンの体操をして終了。活動時間は1時間ほど。みなさん終わるころには体中赤く、いかにハードな稽古だったかが伺える。
そして最後に!! お疲れのところ大変申し訳なかったのだが、ザキヤマとも相撲を取ってください、と岡本さんにお願いした。
土俵は女性が入れないため、外側でぜひ、どついて・・・というと「上がってもらっても大丈夫ですよ!」と!! え、いいんですか? 小池さんも「キャプテン(岡本さん)が言うなら良いですよ」と言ってくださり、誠に恐れながら土俵に上がらせていただいた。
構えを教わった。腰つきからもう弱そう・・・
思い切ってぶつかってみるが
ヒョイっと
枠の外に
出されてしまった。ちょっと嬉しかった
とても貴重な体験をさせていただけました。本当に皆様ありがとうございました。
最後に集合写真も撮らせてもらった
取材を終えて
外国生まれのスポーツが日本でも根付きつつあるが、日本の国技である相撲に対する親しみは、思っていたよりも深いんだなあ、と私の中でも実感した。おじいちゃんが相撲を見ている横でオヤツを食べたり、親戚のおじさんと相撲ごっこして泣かされたり、考えると日常の中に相撲との接点はたくさんあった。
日本人だからこそ親しみを持てるものって、きっとこれからどんどん減ってしまう。今あるものを今一度じっくり見つめて、少しでも自分の物にしていきたい。
―終わり―
駅馬車さん
2014年11月23日 17時45分
相撲って面白そう、って思ってしまいました。たまに自転車で通る場所なので覗いてみようかしら。
あずきさん
2014年11月23日 10時45分
取材して頂いてありがとうございました。夜お仕事が終わってから稽古されていたのですね。こんなに本格的に使われている土俵だったとは!塩は土俵を清めるだけのものかと思っていましたが殺菌の効果もあったとは・・・いろいろ納得。今度横を通った時は違った目で見られそうです。
黒猫三毛次郎さん
2014年11月23日 10時16分
一般人の体重なら軽々と持ち上げられてしまうとは、力士の体力恐るべし!