中央卸売市場『もみじや』の定食が1000円で豪華ってホント?
ココがキニナル!
横浜中央卸売市場の中にある【もみじや】の定食が1000円でかなりボリュームがあって豪華なのですが、TVで観たのでTV用にあんなに豪華でおいしそうなのか確かめてきてください!(いぶちん☆さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
確かに1000円定食は豪華で美味しくボリュームもあった。ただ、威勢の良い店員さんに圧倒されないように注意!
ライター:ワカバヤシヒロアキ
おまかせ定食が来た
しばらく待つと、念願のおまかせ定食がやってきた。
おまかせ定食(1000円)の実物
女将さんは最初に持ってきた時、「あ、そっか男の子だもんね」とご飯を二倍によそい直してくれた。
通り一遍のマニュアルなんてないお店が見せる、お客さんへの愛を感じた瞬間だった。
そして、今回の本題である定食の実体であるが、これがお見事。
ウニの量が半端じゃない
多いのはご飯だけでなく、大量のウニ、エビ、大きなホタテ、マグロ、イカ、タコなど盛りだくさん。
決して舟盛りのようにキレイに並べられたものではないが、その雑多な盛りつけには逆に新鮮さを感じることができた。
店内に置かれたアジ。氷と発泡スチロールで保存されている
店内にも生魚が幾つか置かれていて、すごい保存方法ですねと尋ねると「置くところがなくて。
でも、新鮮なうちに出しちゃうから」とのことだった。
食べ終わるとお腹がいっぱいになった。正直、千円とは思えない量に圧巻である。
お店の大将に、この価格でやっていけるのか尋ねてみると「ぜんぜん儲からねえよ!」とのこと。
でも、長年積み重ねた市場とのつながりがあって、なんとかやれているのだそうだ。
取材を終えて
常連だという団体さん
お会計をしようと一万円札を出すと、相変わらず威勢の良いおばちゃんに「細かいの無い?今日一万円多くて千円無いのよ」と言われてしまった。
すると、テーブルにいた常連さんが「おばちゃん、俺が両替してやるよ!」と言ってきた。もしこのお客さんがいなければどうしたのか、と疑問にも思ったが、お店とお客がすごく近い関係にある空気感は、なんだか嬉しかった。
ここのおばちゃんのような人が苦手な人もいるかもしれない。
ゆっくり食事がしたくても、店内では女将さんがひとり騒いでいるようにも見える。
だが、それこそが高度経済成長期の裏にあった日本の食文化であり、今もその文化が残る貴重な空間なのかもしれない。
たとえ、そんな接客が苦手だとしても、あの定食の味と量を見れば帳消しになるものだと私は思う。
それくらいに豪華で美味しく鮮度のある料理であった。
古き良き日本の空気に触れてみたい人も一度訪れてみては如何だろうか。
― 終わり ―
マウムさん
2013年09月08日 11時22分
時々雑になってて、刺し身の水が全然切れてなくて水っぽいときがある。ごはんも、今日たいたんじゃないなー時もあるけど、まあ、あのお値段ですし。でもなあ、最初にいったときに感動はないな。特にこの間行ったときの水っぽさがすごすぎて。
tyamadajpさん
2013年04月23日 16時39分
この記事を読んで行ってみたけど、昼近くになってたせいかウニの量とかは激減していました・・・
tsurumi230さん
2013年01月29日 09時32分
「もみじや」さんの海鮮丼は、定食のお刺身がドーンとあたたかいご飯に乗っかってます。酢飯ではなく。なので、相当食べるスピードが速くないと、後半に食べる刺身に熱が通ります。定食か丼を選ぶなら、定食をお勧めします。