スター・ウォーズともコラボ! 日本最大級、12万人が参加した2015年の「カワサキハロウィンパレード」の様子をレポート!
ココがキニナル!
2015年10月25日(日)に行われたカワサキハロウィンパレードはどんな感じ?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
19回目を迎えた「カワサキ ハロウィン パレード」。スター・ウォーズとのコラボもあり、観衆の数は約12万人。川崎を代表する大規模な秋のお祭りだった
ライター:吉澤 由美子
クオリティの高い仮装
SWねぶたパレードが通り過ぎた後、「カワサキ ハロウィン パレード」の本命、ABCDの4グループがフロートカーなどの先導で次々と現れる。
グループごとに、安全に通れるように電線を押し上げるスタッフがついていた
フロートカーが見えてきた
ここからは圧巻の様子を画像で次々に紹介。
ホラー風味のキキとジジ
進撃の巨人とスパイダーマンが並んで歩く
この進撃の巨人、制作期間は約2年。身長は2.4メートルもあるそう。
セーラームーンは沿道で見物している幼い女の子にも人気
川崎市にあるエレクトライクの3輪電気自動車がパレードを先導
ナウシカとサン
ホラー風味のナースは毎年、人気の仮装
ホラーなウエディングカップル
不思議の国のアリスのキャラたちの横に、『Dr.スランプ』のアラレちゃん
フィギュア風のマスク姿も何人か見かけた
ウォーリーを探せ兼ラグビーの五郎丸の合わせ技?
各グループを先導するフロートカーはイメージがそれぞれ違う
スポーツ界とデザイン界で話題のふたりのツーショット
マリオとルイージも毎年人気のキャラ
ムッキムキでお肌ツルツルな亀仙人!
クオリティーの高い仮装が多い。アニメなどのコスプレもけっこういるが、ハロウィーンにふさわしい妖怪やお化け、妖精、ゾンビなどのホラーなキャラもかなり多い。中でも細部まで凝りに凝った衣装とおどろおどろしいメイクのオリジナルなハロウィーンキャラは雰囲気がある。
パレードを眺めていると、参加している人が思い思いに楽しんでいる様子が伝わってきた。
パレード最終組の最後尾にも、ゴミ拾いのボランティアスタッフ
コンテスト
パレードの次はコンテスト。昨年のコンテストはラチッタデッラのフットサル場だったが、今年は駅前のヨドバシカメラと丸井川崎店の間にある、川崎ルフロンのシンデレラステップス前がコンテストの会場。
パレード直後の歩道は移動する人の波でぎっしり。まだ時間に余裕があったので脇道に入って、とりあえずラチッタデッラの方に向かう。なんとか到着したラチッタデッラもとんでもなく混み合っていた。仮装しているグループも多く、記念写真を撮りあっている姿も多い。
チッタの人混み
人混みをなんとかすり抜けてシンデレラステップス前に向かう。川崎ルフロンも人・人・人。ステップス前のエスカレーターがあるスペースまではコンテスト参加者がズラリと発表を待っている。
キュート&ホラーな魔女と、そのしもべたち
仮装した審査員によって、各賞の受賞者が発表されていく。今年の審査員はタレントのルー大柴さんや映画コメンテーターのLiLiCoさんらが参加している。
仮装した審査員
「ベストホラー賞の商品は、ハイネケンと血の滴るような生肉」といった凝ったアナウンスがあり会場が沸く。
相撲取りの仮装をしたグループのリーダーは、今年が最後の参加とのこと
「体力の限界だから今年で引退。でもカワハロは永遠に不滅! みんながんばってね! オバちゃんになるまで続けるんだよ!」とみんなにエールを贈っていた。毎年参加している人が多いせいか、参加者同士の連帯感が強いのも「カワサキ ハロウィン パレード」の特長。昨年も感じたが、とても温かい雰囲気があるのだ。
LiLiCo賞は、映画『マスク』の仮装をした参加者が受賞
LiLiCoさんによるLiLiCo賞の決め手は、パレードの時のパフォーマンス。動きや表情、声まで成りきり度の高さを評価された後の受賞者コメントが普通の声で「すごくうれしい」だったのが大きな笑いを誘った。
ルー大柴プレゼンターの準グランプリは、映画『かいじゅうたちのいるところ』の仮装
『かいじゅうたちのいるところ』の仮装も全て手作り。制作に2ヶ月かかったそう。
そしてグランプリであるベストパンプキン賞に輝いたのは、遊園地の仮装をしたグループ。
コーヒーカップ、ジェットコースター、メリーゴーラウンド、観覧車
メリーゴーラウンドを回る木馬は上下に動き、コーヒーカップは激しく周り、悲鳴と共にコースターが駆け抜け、クルクルと観覧車が回る。それぞれが動き回って臨場感ある遊園地の雰囲気を再現したパフォーマンスが高い評価を受けた。
個人的に「これはスゴい」と思ったのは、トリック・オア・トリート賞を受賞したおふたり、アカリさんとアキさんの「ハロウィンだから怖くなくちゃ!」という想いのこもった仮装。和のホラーテイストで、耽美的で退廃的な雰囲気が印象的だった。
ホラーな未亡人がテーマ
アップでもこの迫力
今回の「カワサキ ハロウィン パレード」、主催者発表によると、沿道の観衆の数は約12万人、パレード参加人数2500人。コンテストは400人が参加したとのこと。
取材を終えて
帰ろうとした時、コンテスト審査員の福田市長がインタビューを受けている姿を発見。
市長は、ジェダイの騎士からジャック・オ・ランタンに衣装替えしていた
「川崎のハロウィンは、街全体がハロウィンになるお祭り。日本にまだハロウィンが根付いていなかった時代からずっとやってきて、いわば老舗です。とはいえ、川崎市が主催に加わったのは数年前からなんですが(笑)。『カワサキ ハロウィン パレード』の特長はクオリティーの高さです。そして3世代が参加や見物でいっしょに楽しんでいる、とても温かいお祭りだなと感じます。商店街やボランティア、参加者、見学者と市民の心をひとつにしてくれるお祭りでもあります」
「今年はSWコラボで相乗効果が大きかったと思いますし、そうそう見ることができないねぶたにも参加していただけた。来年は記念すべき20回目ですから、これからさっそくアイデアを考え始めます」と語っていた。
年々規模が大きくなっていく「カワサキ ハロウィン パレード」。20年目の2016年も、ますます楽しみだ。
― 終わり ―
ホトリコさん
2015年10月28日 12時14分
当日、野毛山動物園にいたのですが、外国人家族を中心に仮装していた人がそこそこいたのですが、帰りに寄ったのですかね?
無縛さん
2015年10月27日 14時33分
本物のチェーンソー男とかが出て、警察と乱闘する場面があれば、もっと良かった。