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昔、横浜で流行ってたクモを戦わせる遊びは、今でも行われているのか?

ココがキニナル!

以前、横浜でクモを戦わせる遊びが流行った事があったと言う話を耳にしました。現在でも行われているのでしょうか?(enさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

環境の変化と時代の流れで知る人は少なくなったが、横浜の子どもの間で大流行したクモを戦わせる遊び「ホンチ」は現在でも行われている!

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ライター:ほしば あずみ

「横浜ホンチ保存会」とは、そしてホンチの大会とは…



―「横浜ホンチ保存会」はいつからあるんですか? 立ちあげた経緯は?

「結成から30年近くなります。僕は立ち上げには関わっていなくて、もとは現会長が昔遊んでいたのを懐かしんで当初6人で作ったものだったんです。その頃僕は横浜市の緑化センターに勤めていて、そこでホンチについて書いたりしたのを知っていた人が、こんな保存会ができたと勧めてくれたのが参加するきっかけでした」
 


 

 

会員手作りのホンチたち。オフシーズンもホンチの事を考えて過ごしている


―保存会ではどんな活動をしているんですか?
「年に一度の総会、会報の発行、大会の開催が主な活動ですね。子ども向けの普及活動などもありましたが、最近は会員も年齢的にキツかったりするので」
 


なんと以前は中区でもホンチの大会が行われていた! 参加賞の缶バッジ


保存会の大会は年に一度、5月3日、近年は瀬上市民の森で行われる。
一般参加者は現地でマイ・ホンチを手に入れるが、上位入賞を狙う本気モードの人は、自分だけの秘密の場所であらかじめホンチをゲットして飼育、選抜して大会に備えている。

勝負は一人1匹のトーナメント勝負である。
なお、横綱や前頭といった番付もあり、上位入賞者には記念品の盾、優勝者には盾とトロフィーが授与される。
 


ホンチの土俵は小さな板の上。どちらかが相手から逃げたら勝負が決まる


参加者は40人程度。ほとんどが常連だが、孫など子どもの参加もある。
また興味を持った新規の人が参加することもある。

やはり子どもの頃遊んでいたのを懐かしんで来る方が多いそう。



まとめ



かつて横浜の子ども達の間で大流行し、日本の高度経済成長と共に廃れていったホンチ遊び。
表舞台から姿は消したが、ホンチはいなくなったわけではなく、ホンチ遊びも継承されている。

ホンチは腹部の模様によって「キンケツ」「アジロッケツ」など呼び名があり、バラにいる「バラボン」、笹にいる「ササボン」は強いなどレアキャラの設定もあってコレクター心を刺激する。

バトルは文句なしにかっこいい。
ホンチはいつの世の男子も夢中になる遊びの条件を満たしていた。

興味をお持ちになった方は、ぜひ来年5月の大会へ参加されてみてはいかがだろうか。


―終わり―
 

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  • ホンチ衰弱せず

  • 昭和12年生まれ横浜市南区で育った77歳のおじいさんです。この記事にあるように夢中になって遊んだものです。駄菓子屋でケースを売っていましたね。自分史を書きながら昔を振り返っています。昭和20,30年ころの子供の遊びは、大岡川で水遊び(泳げたんです)、トンボとり、けん玉、べーゴマ、「出せ出せ天狗、あんま、なみき」というじゃんけん風の遊びなど。

  • 超懐かしいです。昭和38年生まれですが小学3年の頃までよくやりました。千代紙が貼られたホンチ箱もとなりの駄菓子屋で良く買った記憶があります。強いホンチを探してマサキの生け垣を目を皿のようにしながら探しましたねえ。まさか横浜ローカルな遊びとは知りませんでした。

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