反町駅前にひっそりと存在する「飲み屋通り」に突撃!
ココがキニナル!
先日、フジテレビの有吉さんがメインMCの「ダレトク」いう番組の中で紹介された、反町駅前の、馬&ワインの店、バルタンにいるセーラー服姿の調理人さんを詳しく知りたい(てちさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
残念ながらキニナル調理人さんには会えなかったけれど、「バルタン」をはじめ、周辺には思わずハマる個性的なオーナーさんが勢ぞろい!ぜひお試しあれ
ライター:大野 ルミコ
反町駅前をブラリ、はしご酒。馬肉の後に食したのは・・・
「バルタン」を出て、駅とは反対方向へ。すると、すぐになんだかめちゃくちゃ盛り上がっている店にぶつかった。
立ち飲み!! なんだか楽しそう♡
お隣のスペースではライブも開かれていた
ビニールカーテンに覆われたテーブル席と立ち飲みスペースを備えたこのお店は、北海道出身の店長・亀谷康仁(かめや・やすひと)さんが2012年にオープンしたという居酒屋&ライブスペース「カメヤ食堂」さん。
亀谷さん(右)とスタッフの皆さん。とっても気さく!
この「カメヤ食堂」は午後5時からのオープンだが、昼間は「和田食堂」と名を変え、ランチ定食やお弁当を提供する店になるという。いわゆる「二毛作店」ってやつですね。
昼間の「和田食堂」の店長もいるというので紹介していただこうと思ったら・・・
残念ながら、だいぶ出来上がっていらっしゃいました(笑)
気を取り直し、亀谷さんに「このお店のオススメ料理は?」と、お聞きしたところ・・・
「丸ごとイカのしょうが焼き(800円)」と
なんと! 「エゾ鹿鉄板焼(1500円)」を作ってくださいました
横浜に来る前は、地元・北海道で飲食店を経営していたという亀谷さん。その時のつながりもあって、関東では珍しいエゾ鹿の肉も仕入れることができるのだという。
さすが北海道出身! ビールはサッポロ
エゾ鹿の肉は牛や豚に比べると少し筋肉質で硬めだけれど、その分、噛みしめるほどに臭みのない肉のしっかりとした味を楽しめる。こんなに美味しいものだったとは!
想像のはるか上を行く美味しさ。山岸とともに一気食いしてしまった
常連さんに交じって、すっかり本気の飲みモードに突入!
店を出るとき、「バルタン」のピートさんから「この通りに名前を付けて」と頼まれていると説明し、「馬も鹿も食べられるし“ジビエ通り”とかどうですか?」と聞いた山岸に、サラッと「馬鹿通りでいいんじゃない!?」と答えた亀谷さん。
・・・いやぁ、みんな面白いなぁ。
渋さ満点の“酒場”で食す絶品焼鳥と・・・え? 中華???
実は「カメヤ食堂」で飲んでいる間、そのお隣でひときわ老舗感を出していた店がずっとキニなって仕方なかった筆者。
どうです? この渋さ。この店構えだけで酔えそうだ
扉を開けたらまさに「予想通り」の光景が広がっていた
1956(昭和31)年からこの場所で店を構えているという「鳴門」さん。かつては焼鳥だけを提供していたそうだが、2代目である今のご主人になってからはメニューも増え、それらの「一品料理もおいしい!」と、多くの常連さんが集まってくるという。
自慢の焼鳥には辛子味噌が添えられている。これがまた美味しい!
焼鳥に添えられた味噌は、ご主人が各地を食べ歩いて出会った「埼玉県東松山市の焼鳥を参考にした」もの。筆者は東松山でも焼鳥を食べたことがあるが、この味噌は現地より、辛さ控えめ、にんにく強めな感じだ。ビールを片手に食べるにはこちらのほうが合うと思う。
ふんわりとした食感のつくねは、注文してから串打ちする絶品だ
見れば、壁に掲げられたメニューには、焼き鳥やもつ煮などに交じって「ギョウザ」「エビチリ」といった中華メニューもちらほら。聞けば、ご主人が「昔、上野の東天紅(とうてんこう/中華レストラン)で働いていた」そうで、その時に身に付けた味を提供しているのだという。
オススメの「坦々豆腐鍋」を作ってもらった。まさに本格中華の味!
カウンターだけの「THE 大衆酒場」な空間で、まさか香辛料たっぷりの中華料理が食べられるとは・・・このギャップにハマってしまいそうだ。
最後に「カメヤ食堂」同様、「この通りに名前を・・・」と聞いたら、「それはもう“鳴門通り”でしょう!」と即答したご主人。飄々とした人柄が面白くて、いくらでも話をしていたい気分になってしまう。
いっぱい飲んで、いっぱい笑わせてもらった
残念ながらあまり長居はできなかったけれど、短い時間でも「鳴門」さんがこの地で長く愛され続ける理由が分かったような気がする。
取材を終えて
初めて降り立った「反町」。正直、アポなしでの取材はどうなることかと心配もしていたが、こんなにステキな街だとは! 本当に「また来たい」と思うお店ばかりだった。
近所に住む人たちが心底うらやましい・・・。
あ、結局、この「飲み屋通り」の名前決められなかったなぁ。
また後日もう一回行って、改めて考えてみるとするか(ただ飲みたいだけという噂も)。
―終わり―
取材協力
バルタン
横浜市神奈川区反町3-18-1
050-5287-9143
営業時間/17:00~翌1:00、月曜定休(変更になる場合あり)
カメヤ食堂
横浜市神奈川区反町3-17-5
045-620-8607
営業時間/17:00~翌3:00、不定休
鳴門
横浜市神奈川区反町3-17-5
電話非公表
営業時間/18:00~24:00、火曜定休
タクシーさん
2017年08月04日 09時55分
山田ピートさんのお兄様の山田ベンツさんも南区六ッ川でバルを経営してますよー
hamatoraさん
2016年03月17日 12時46分
カメヤ食堂って、ライブやってたり、歩道にいっぱい広がって盛り上がっていたり(特に夏)、ちょっとなぁと思います。
yokohamatsuさん
2016年02月24日 17時27分
『ワガママ女子』…。わがままはまだ良いとしても自分を『女子』と表現するその感性…。昭和の私には理解できません。