サングリーンが生まれる場所を見る！

では「サングリーン」が製造される場所を見ていきましょう。

まずは牛舎へ。同牧場には全部で約30頭以上の牛が飼育されている。

　

広い牛舎


見学用通路がある


同牧場にはホルスタイン種（左）とジャージー種がいる

　
ホルスタインの方が体が大きく、乳の量も多いんだとか。搾乳は1日2回、午前6時と午後3時からで、午後の部は見学もできる。1日に採れる牛乳は約500㎏。5分の1はサングリーンに加工し、そのほかは海老名市にある雪印の工場へ持ち込まれるとのこと。

　

若い牛や出産前の牛は放牧地でのんびり草をはむ


子牛もいた！　べろんべろん柵をなめてた！

　
牛には1頭ずつ名前が付いていて、体もとてもきれいにしてもらっていてる。職員さん達が大事に育てていることがうかがえた。あなたたちのおかげで骨を折らずに生きてこられました、ありがとう。

また、売店脇では牛乳をパックに詰める様子を見ることができる。

　

ガラス光っちゃって見えるかな


ここで牛乳がパックに詰められる


連なるサングリーンかわいい

　
工場内は圧力が高くなっており、外からチリやほこりが入らないような仕組みになっている。徹底されています、すごい！

全てこの牧場で生まれ、絞られ、じんわり殺菌され、検査され、パック詰めされ、ここでしか販売されていないって、その貴重さが体で理解できました、「サングリーン」。

サングリーンを味わい尽くす

「サングリーン」を使った商品も大人気。公園内にだけでも甘いものからお料理まで、いろいろ味わえる。

　

ソフトクリーム350円

　
100パーセントサングリーンを使用したソフトクリームは、濃厚だがさっぱりとキレがあり、口当たりも滑らか。サングリーンにしか出せないであろう、優しい甘さが◎。

　

こどもの国入口付近のレストラン「さんかくぼうし」も雪印が経営している

　
こちらではサングリーンを使ったお料理を提供している。中でも「牛乳ラーメン（680円）」は、レストランにいたほとんどの人が食べているほど人気。

　

白いラーメン！

　
特別牛乳を使ったラーメンて、すごい贅沢！　スープはあっさりしたシチューに近い味わいでコクがあり、麺との絡みも良く、トッピングのチャーシュー、野菜も食べ応えがある一品だった。こちらは、毎年9月～4月までの期間限定メニューだそう。レアです。
　

それからこれも！

　
地域の洋菓子店「アトリ」で焼いているという、「こどもの国サブレ（120円）」もサングリーンを使用しており、自然な甘さとさっくさくの食感が美味。こちらは手島さんも堂々おすすめのお土産。

でで！　最後にいつもの見慣れている牛乳と飲み比べ、いや、「きき牛乳」をした。

　

事前に用意した普通の牛乳3つと、「サングリーン」を

　
山崎から見えないように注ぎ・・・

　

飲む（レストラン内は飲食物持ち込み禁止ですが、今回は特別に許可を得て撮影しています）

　
うーん、すぐ分かった・・・3です、3。これやろうっていったの私だ、ごめん。

「サングリーン」と普通の牛乳を飲み比べてみて、まず甘みは断然「サングリーン」の方があるのだが、もう1つ決定的に違うのが後味。普通の牛乳って、キレと甘みがよーいドンでスタート切ったら、キレのほうが先で甘みがちょっと遅いと私は思う。だから、後味で乳を引きずる感じになる。

でもサングリーンは甘みが先でキレが後だから、後味がとても良い。乳臭い感じがせず、ほのかな甘みがふわっと残る。うーん分かりにくいかなあ。是非ご自分の舌で確かめてみてくださいね。

取材を終えて

今まで数々の牛乳飲んできたけど、感動したのは「サングリーン」が初めてだった。私、生まれた時は未熟児だったけど、ここまで丈夫になれたのは本当にお母さんと牛乳のおかげ。これからも心して飲み続けます。


―終わり―
　
　
取材協力
こどもの国
住所／横浜市青葉区奈良町700
電話／（総合案内）045-961-2111、（雪印こどもの国牧場）045-962-0511
※[受付時間] 9:00～17:00（休園日を除く）
開園時間／9時30分～16時30分（最終入園時間／15時30分）
休園日／毎週水曜日(水曜が祝日の場合開園)・12月31日・1月1日
入場料／おとな・高校生：600円、中学生・小学生：200円、幼児：100円※0～2歳は無料