横浜市最南端の駅でどんな出会いが!?はま旅Vol.33「六浦編」
ココがキニナル!
横浜市内全駅全下車の「はま旅」第33回は、横浜市最南端の駅「六浦」。地域密着型の店が並ぶ素朴な町並みを抜け、目指すは国指定文化財の朝夷奈切通し。
ライター:吉川 ゆこ
長年愛された店は、やっぱり違う
まずはワインセラーのある酒屋「栄屋本店」へ。品質管理がしっかりしているので酒蔵からの信頼も厚く、珍しい酒がずらり。
六浦の地で約50年。風格を感じる店が私は好きだ。
能見台駅前に支店ができたばかり。試飲会などを開催する予定だとか
ワインセラーが私を呼んでいる
それから六浦駅西口の目の前にある「御菓子司 名月」へ。来年創業50年を迎えるという。いぶし銀のような店が私は好きだ。
先代ご夫婦と2代目が快く迎えてくださった
「名月」の看板商品は明治神宮献上銘菓の「菊最中」だが、今回は横浜市にちなんだ菓子を選んでみた。
左から巌くるみ(170円)、内川の暮雪(160円)、瀬戸之杜(150円)
生地がしっとりしているのは山芋が入っているから。小倉あんを挟んだ「瀬戸之杜」
それぞれの菓子にどんな由来があるのかは、食べて確かめてほしい。
私がこの場を借りて伝えたいのは、「名月」の菓子はどれもおいしいってことだけ。
六浦駅をはさんで東口へ向かう。
そこで出会った「ベークハウス藤」は30年続く地域密着型のパン屋さん。窓枠がだ円!レトロな店が私は好きだ。
東口に数件あったパン屋も今は「ベークハウス藤」のみ
「サクサクチーズクリーム」(130円)はカレーパンのチーズバージョン
そして旅はいよいよ大詰め。
和食創作料理の「まつばら本店」に伺った。3代目にあたる松原さんが現在の和食中心のスタイルに変えたが、それまではラーメン屋だったそうだ。そのときから数えて60年、六浦に店を構えてきた。
威勢のいい松原さんの程良いおしゃべりが心地よく、カウンターでゆったりできる。1人客にも優しい店が私は好きだ。
定食も充実しているので食事にも便利
かつお、真鯛、まぐろの盛り合わせ(990円)
旅を終えて~
Kさんも「まつばら本店」の松原さんも、「六浦には何もない」とおっしゃった。
しかし、私好みの店がたくさんあり個人的には大満足だった。
特に朝夷奈切通しはおすすめだ。写真では伝わらない、岩肌が迫ってくるような迫力に十分魅せられた。世界遺産に登録されたら観光客が増えてしまって、ゆっくり見ることも難しくなるかもしれない。六浦に出かけるなら今がチャンスだ!
■今回のはま旅「六浦」周辺
・「栄屋本店」横浜市金沢区六浦5-7-1
・「御菓子司 名月」横浜市金沢区六浦5-23-29
・「ベークハウス藤」横浜市金沢区六浦南2-1-5
・「まつばら本店」横浜市金沢区六浦南2-9-46
― 終わり ―
アソビンさん
2015年10月05日 19時17分
本当の地元は高舟台ですが、小中と中萬学院に通い、駅前(キングストアの前)に出てた焼き鳥屋の焼き鳥を頬張り、学生時代は六浦駅を利用し、泰成堂書店では棚卸しのバイトをやった僕にとっては大切な場所です。取り上げて貰って嬉しい!確かに何もないと感じてしまうけど、それがいい。
初音さん
2011年11月26日 19時04分
記事の内容の前に、とにかく文章が読みづらかった。中学生の作文みたいで。内容は、この短さなので仕方ないのかもしれないけど六浦の上っ面だなぁと地元民としては感じました。パンが食べかけに見えるのも気になります。もしかじったあとの写真なら、すごく嫌ですね。そうでないとしても美味しそうには見えません。