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100年続く古き良き金魚店が横浜に!? 上大岡の「野本養魚場」を訪問!

ココがキニナル!

上大岡駅から少し離れた所にある野本養魚場は、噂では大正時代からあるとか。金魚など観賞魚の展示が多く、また店の敷地は近道として人が通り不思議な光景です。昔から変わらないさまがキニナル(MKTさん)

はまれぽ調査結果!

野本養魚場は4代続く観賞魚専門店。そこには「不思議な懐かしさ」と「ゆったり流れる時間」があった

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ライター:関 和幸

観賞魚ブームの変遷



そんなわけで金魚や錦鯉の卸から小売りを始めるようになった同社では、戦後のさまざまな観賞魚ブームを体験している。大きなブームとしては昭和30年代~40年代の錦鯉ブームと、1990年代のバブル時代における熱帯魚ブームがあったとのこと。
 


錦鯉品評会等で入賞の可能性があるようなコイには数百万円するものも(イメージ)

 
なかでも面白かったのが、昭和30年代~40年代の錦鯉ブームの話。

このころは建ぺい率の関係から家を買うと庭があり、池を自分で造ることも多かった。そのような時代に急速に住宅が建設されたため、みなが池でコイを飼い始め、当時はコイやコイのエサがよく売れたという。

また昭和40年代には当時の田中角栄首相が自宅の池でコイにエサをやるシーンがたびたび報道されたので、これもコイブームに一役買ったのではないか、という話も伺った。ちなみに、これは同氏がコイの名産地である新潟選出の議員であることも無関係ではないだろうとのこと。
 


当時はコイのエサなども売れ行きが良かった

 
ところが最近は世代交代が進んで庭や池を潰す人があり、逆にコイを引き取って欲しいという相談もあるそうだ。また寧次郎さんが川べりを散歩していると、ときどき立派な錦鯉が泳いでいるのを見かけ、驚くこともあるという。
 


最近ブームになっているメダカ
 

ブームに左右されず変わらず売れ続ける金魚

 
4代目の純一さんによると、阪神淡路大震災の頃からだんだんと鑑賞魚全体の売上が落ち、ここ最近はまた盛り返しつつあるという。特に金魚とメダカが売れているそうだ。

一方、錦鯉の方は完全に国内市場から海外市場にシフトしており、海外の大金持ち向けにコンクールで賞を取るような美しい錦鯉を育てて売るビジネスになったという。
 
 
 

金魚の魅力、そして地元との繋がり


 
最後にお二人に金魚の魅力について伺ったところ、やはり「癒される」というのが最大のポイントとのこと。また涼しい時期には部屋を閉め切って室内が暑くなり過ぎないように気をつければ、旅行などで1週間程度は家を空けても問題がないこともオススメできる点だそうだ。
 


店内にずらりとならぶ金魚
 

上からのぞくと、エサが貰えると思うらしく、一斉に寄ってくる
 

これはタンチョウ(丹頂鶴をイメージ)という品種の金魚
 

頬についた袋がかわいい
 

「身体を大きくする」「色鮮やかにする」「消化がいい」など、いろいろな金魚のエサがあった
 

魚の飼育に必要なものはなんでもそろう

 
なお、取材当日は休日かつ雨ということもあり、お客さんにインタビューすることはほとんどできなかった。ただ1人、30代の女性にお話を伺えたのだが、「子どものころ、両親に連れられてよく来ていた」「最近、子どもが幼稚園から金魚を貰ってきたのでエサを買いにきた」ということだった。

つまり親子3代に渡って付き合っているということであり、大正時代からの歴史を持つ同社ならではのエピソードと言えるだろう。

実際、野本養魚場のお二人に伺ったところお客様のほとんどは近隣の人で、これからも地元の人を大切にした商売を続けていきたいということだった。
 
 
 

取材を終えて



多くの人が夏祭りなどのイベントで経験する「金魚すくい」。そういう体験からも、「金魚」は私たちの暮らしにとても身近なものだ。最近では立派な水槽ではなく、小さなコップ一つから始められるメダカの飼い方もあるという。

地元に根付いた野本養魚場こそ、そんな暮らしにちょっとした潤いを取り入れる場所としてふさわしいのではないだろうか。

 

長時間の取材対応、ありがとうございました!
 

ちなみに入口にあった看板は、地元の上大岡小学校の児童たちが作ってくれたものだ

 

―終わり―
 

<取材協力>
株式会社 野本養魚場
住所/〒233-0002 神奈川県横浜市港南区上大岡西2-3-20
電話番号/045-842-0123
定休日/木曜日
 

この記事どうだった?

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  • 金魚〜ぇ金魚〜!!!

  • 子供の頃からあったし、ここを通って今はなきヨーカドーやマルエツに行く時には必ず金魚を見てから行っていたのが思い出深いです。これほど地域に溶け込んだ養魚場は他に無いですね。中里から吉野町付近までの大岡川で見られる鯉は台風の氾濫で溢れ出た鯉なのかもしれませんね。

  • 子供のころは誕生日とかのイベントの時は上大岡のイトーヨーカドーで食事したりして、野本さんの釣り堀いったりしたのを覚えています。小学生のころは京急スイミングスクールの行き帰りに野本さんの金魚を眺めてたりしてました。いつまでも営業しててほしいですね。

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