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ココがキニナル!

神奈川区に反町公園という広い公園がありますが、昔、観覧車や遊園地にあるような乗り物がいっぱいあったと聞きました。本当でしょうか?もし本当ならどんな感じだったのでしょう?(isohamaさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

観覧車はなかったが、開園当初の反町公園にはロケットコースター・ゴーカート・ローラースケート場・スイミングプールなどの遊戯施設があった。

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2012年01月30日

ライター:橘 アリー

実際には、どんな様子だったのか?

施設としては、「ロケットコースター」「ローラースケート場、兼スイミングプール」「ゴーカート教習場」「バッティングセンター」などがあったという。

それぞれの運営管理は、民間企業によって行われていた。
永年の豊かな経験と事業実績に基づいて選ばれたという運営会社は、「一切の収益や負担を度外視して、“より楽しく・より安全にこの施設が利用できるよう”良心的に経営する事」を、横浜市より求められていたようである。

「ロケットコースター」の運営管理は、横浜ハイランド株式会社。「ローラースケート場、兼スイミングプール」「ゴーカート教習場」「バッティングセンター」の運営管理は、株式会社神奈川園が行っていた。


■七色に変化する!? 『大噴水』

公園の中心部には、大きな噴水があった。この噴水は直径20mの池と2mの池を、4段の水階段で繋いだもので、四季折々の花が植えられた花壇と芝生に囲まれていた。
ちなみに、噴水は横浜市の管理。

当時の新聞記事によると、この噴水は「名古屋駅前の噴水や皇居広場の噴水よりもデラックス」だったようで、夜には水銀灯が灯されて、噴水の水が七色に変化したそうである。
 


開園当時の反町公園。奥の白い建物は、現在の神奈川区役所本館
 

現在の噴水



■空を截る(きる)ように翔ける!? 『ロケットコースター』

遊園地のような乗り物には、ロケットコースターがあった。
現在で言うとローラーコースターの呼び名のもので、当時はロケットコースターと呼ばれていた。日本ではジェットコースターと呼ばれることの方が多いだろうか。

レールの全長は553mで、関東では千葉県谷津公園のコースターに続いて、二番目の滑走距離だったようだ。
 


ロケットコースター


地上からの最高位は15m、最大落差は15.6m、4両編成で同時に24人が乗車でき、一周の所要時間は3分、最大時速は約60km。
料金は一回一周大人40円・小人30円。

ちなみに、料金の目安として同じ昭和38年の物価を調べてみると、ラーメンが1杯40~50円、コーヒーが1杯40円だった。


公園近くで話を聞いてみたところ、ロケットコースターに乗った事が有る方を発見!
 


「ぬのや」さんは、この場所で50年お店を営まれているそうだ


呉服店「ぬのや」さんの河西洋子さんは、「1度だけローラーコースターに乗った事がある。とにかく、下りが凄かった」と、懐かしむようにほほ笑みながら話してくれた。


■時代の波に乗り大盛況だった!? 『ローラースケート場、兼スイミングプール』

9月から翌年の6月迄はローラースケート場、7月から8月迄はスイミングプールとして使われていた施設があった。

ローラースケート場はスピードゾーンとフィギュアゾーンに分かれており、収容人員は合わせて300人。
料金は、1時間/大人70円・学生50円・児童25円。
ローラースケート貸し靴は、一足/大人と学生が40円、児童が25円。

昭和43~53年まで「ローラーゲーム(ローラースケートを履いてチームで競いあう格闘技のような競技)」が、テレビ番組として放送されていて、日本人チームの「東京ボンバーズ」の活躍に熱狂する人が多く、とにかく当時のローラースケートの人気は凄かった。


■『日本のスイミングスクールの走り』ここに有り!?

また、プールの人気も高く、スイミングスクールも開かれていた。
なんと近所に、当時、水泳の指導をしていたと言う方が居た!
 


藤井明子さん。この地で135年営まれている金物店の4代目社長


明子さんは学生時代から水泳をしていたので、プールの運営会社からスイミングスクールでの指導を頼まれたそうだ。

明子さんによると、当時は多摩川スイミングに続いて2番目くらいに出来たスクールだったようで、スイミングスクールが開催されることになると、「ぜひとも我が子を泳げるようにしたい!」と、なんと1000人以上の応募があったそうだ。

通常のプールの料金は、1時間/大人30円・学生25円・児童15円。


■ゴーカート教習場!?

ゴーカート教習場(ゴーカート使用児童交通教育センター)と呼ばれる施設があった。
場内には信号、立体交差などがあり、文字通り、児童の交通教育も行われていたようだ。
走行全長は40mで、1回5分/大人40円・小人30円。


■バッティングセンター

打席は、縦25m・横1.5mのものが5席、全体の広さは500㎡。
バッティングセンターに何度か通っていた、という方に当時の様子を聞いてみた。
 


押尾康之さん。地元地域などで積極的に朗読などの活動をされておられる


「機械は、自分で『速い』『遅い』など速度を調節するものだったが、何せ機械のことだから急にビューンと飛んできたりして少し怖かった」と、楽しく熱中していた様子を語ってくれた。

バッティングセンターの他には、体育館で行われたペギー葉山さんのコンサートが深く印象に残っているそうである。



まとめ

その後、時代や流行の移り変わりに伴い、反町公園の施設たちは徐々に姿を消していった。

反町公園が開園した翌年には、本格的な遊園地である「横浜ドリームランド」が開園しているので、おのずと客足は乗り物が多い方へと向かい、経営が成り立たなくなってしまった、という所ではないだろうか。

なお、公園の移り変わりを記述したものがないようなので詳細はわからないが、現在のスケートリンクだけの状態になったのは、昭和60年代のことのようだ。

取材を終え当時の様子を思い浮かべてみると、松尾芭蕉の「夏草や兵どもが夢の跡」という俳句が想い浮かんでくる。反町公園の静けさは「夢の跡」のように思えてくるが、まだまだ夢の途中で未来の公園には「夢の跡の夢」があって欲しい。


― 終わり―
 

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  • ジェットコースター運営修了後、数年間コースの鉄骨が残り、隅にはコースターが何台も集められていました。売店にあった古めかしい紙コップ珈琲自販機も懐かしいですね。選択ボタンを押すと、機械的にガチャっとした感覚が昭和らしい心地良さと言えましょう。

  • ふだんクルマに乗ってるのに遊園地のゴーカートを動かすとなるとワクワク、ドキドキときめくのは何だろうね。。。

  • 小学生の時、夏の水泳教室に参加していました。最終日には全クラスでの大会があって、目標を達成するとメダルがもらえます。友達が出来て楽しかったです。

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