高津区にある「自由なファミリーマート」の正体とは?
ココがキニナル!
川崎市高津区に自由すぎるファミリーマートがあります。店長さんのお話をお伺いしたいので、ぜひ取材をお願いします。(animamundiさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
2001年より、ベーゴマを販売する目的でファミリーマートを始めたという店長。その自由な店はベーゴマの普及と子ども達の遊び場作りの為のものだった。
ライター:クドー・シュンサク
子ども達の為に新技発明
ベーゴマのいい巻き方があると言う
店の近所にある学童保育の方々から、子ども達にベーゴマを指導してほしいという依頼があった時、握力のない小さな子ども達でもベーゴマが巻けるという新しい巻き方を発明したという宮田さん。
その名も“みやた巻きスペシャル”。地元FM川崎でも紹介されたというその巻き方で、多くの子供達がベーゴマを巻けるようになったという。
これが“みやた巻きスペシャル”。詳しくは『ベーゴマ本舗』まで
店内でベーゴマ実演
「じゃあちょっとやってみましょうか」と言った宮田さん。なんと店内にベーゴマ台を置き、おもむろにベーゴマを巻き始める。
ファミリーマート宮田新作店は営業中
ファミリーマート宮田新作店は自由に営業中
披露していただいた技は、攻撃型のやまあらし・角づけと、防御型である防御ベーの3種。
さすがの腕前だった。
取り扱うベーゴマは30種類にも及ぶ
宮田さんは、おもちゃ屋さんにゲームがあふれ、子ども達が家でゲームばかりしている状況を変えたいという。子どもは外へ出て、2次元ではなく実際の道具で手と頭を使い、人と触れ合って遊ぶべきだという信念を持っている。それもあり、現在では毎週日曜と祝日に店の前でベーゴマ大会を開いている。
ベーゴマ大会に参加する地元の子ども達
最後に、宮田さんがここを始めた時に自ら制作したという、店のシンボルとなっているトーテム・ポールを紹介してもらった。
“家族”をイメージして4ヶ月かけて制作した全長4mのトーテム・ポール
「家族連れでも子ども達だけでも、いつでも遊びに来てください」宮田さん談
まとめ
地元の学童保育が主催する、子ども達へのベーゴマ普及に努める団体「かわさきベーゴマクラブ」の指導員でもある宮田さん。ベーゴマに興味を持ったり、わからないことがあればなんでも聞いてくれて大丈夫だそうです。
川崎市高津区にある自由すぎるファミリーマートは、貴重な子ども達の遊び場であり、古き良き文化を持ち合わせたコンビニでもある、希有な存在であった。ご興味を持った方は、大人でも、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
-終わり-
※現在は普通のファミリーマートになっています。
タカリクさん
2015年04月14日 15時30分
6・7年前長男とベーゴマを買いに行きましたが、昨日次男にせがまれて車で久しぶりに246を通り伺ったら普通のコンビニになっておりました、店員の女の子が申し訳なさそうに経営者が変わりましたのでと謝られました、残念!どこでベーゴマを買えるのか検索中です!
lackofsleeeepさん
2012年08月16日 18時00分
ベーゴマ本舗のアドレスが「リンク先無し」になってますね。検索したら、こちら↓でたどりつけました。http://www7.ocn.ne.jp/~emuemu55/begoma.html
Levicoさん
2012年08月12日 19時04分
家の割と近所で時々利用するのですが、前々から自由な様子は気になっていました。ベーゴマの普及の為にコンビニとは!尊敬です!(^-^)