西横浜にある中華料理店「隆翔」が出す、辛さ120倍のタンタンメンとは?
ココがキニナル!
西横浜にある中華料理店「隆翔」さんのタンタンメン。お店の人と他のお客さんの話が聞こえてきちゃったのですが、辛さが最高で120倍までできるそうです。気になって仕方ありません(MaSa2さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
隆翔の辛さ120倍のタンタンメンは、さながら猛る溶岩のよう。しかし、辛さのレベルは、「八ちゃんラーメン6倍」のほうが断然辛かった!
ライター:井上 こん
いよいよ「辛さ120倍タンタンメン」を実食
(続き)
「ウギャッ!痛い!・・・ん? 美味しい!」。口内を引き裂かれるような痛みに悶え、つんざくような辛さを噛み締めると、豚の旨みとコショウ独特の香りがふわっと鼻腔に伝播(でんぱ)する。
だが、未曾有(みぞう)の辛さに体は無意識に強張り、辛うじてできたアクションはサムズアップもどき。唐辛子ペーストが太麺にまとわりついているものだから、唇はビリビリとした刺激を保ち、笑顔はどうにもぎこちない。
ぜぇぜぇ・・・ッハァー!!
一口ごとに本能的に水を求めてしまう。だが、本来口内環境を一新するはずの水だが、今回に限っては唐辛子の存在感を際立たせるだけで、その本分は尽くさず。
筆者がタンタンメンと手合せいただいている最中、ご主人と奥さんが幾度と声をかけてくれる。時間は19時。常連客で賑わってきた店内を観察すると、ご主人たちはどのお客とも軽快に言葉を交わしている。その様子に、口内の痛みが和らぐような心持ちになる。
初めての店にありがちな新参者特有の肩身の狭さというものは、こちらのお店では杞憂(きゆう)の域を出ない。
なんやかんや、麺をすべて食べ終えた
本来スープが残ればグイっと勝負を決めるが、いかんせん残るのは唐辛子そのもの。幾度もレンゲを口に運ぶが当然むせ返る。実は、目の前に編集長吉田がそびえ立ち「ぜ・ん・ぶ」と視線を向けている。
食べたい。辛さは問題ではない。だが、麺とともに1リットル近い水分を補給していたため、スープを半分残し忸怩(じくじ)たる思いでレンゲを置いた。
ごちそうさまでした。次は辛さを抑えて食べたい
ちなみに、この120倍タンタンメンはどのくらいの辛さなのだろうか。先ごろの記事「八ちゃんラーメン」の辛さを知る編集長吉田は、辛さ120倍タンタンメンを口にして一言。「辛さだけで言ったら八ちゃんラーメンの方が断然辛いな!」
こちらが八ちゃんラーメン6倍
今回、辛さを比較する趣旨のキニナルではないが、辛さで比較した場合「隆翔の辛さ120倍タンタンメン<八ちゃんラーメン6倍」だという事を激辛マニアの方のために小さくお伝えする。
取材を終えて
取材から数日後、ご主人から伺った話をご紹介する。筆者が伺った翌日のことだ。120倍の生みの親でもある常連客が同店を訪れ、いつにも増して辛さを求めた結果、ついに辛さ「150倍」タンタンメンが生まれてしまったというのである。
今回のキニナルのきっかけともなった件(くだん)のお客も興味深いが、ご主人とのせめぎ合いはこの先もとどまる気配がなさそうだ。
ご主人・奥さん・息子さん
―終わり―
◆隆翔
住所/神奈川県横浜市西区浜松町11-28 パピリオーテ101
電話/045-777-4236アクセス西横浜駅より徒歩約3分
営業時間/ランチ 11:30~15:00(L.O.14:50)、ディナー 17:30~24:00(L.O.23:30)
定休日/月曜日
TTさん
2017年12月13日 13時08分
で 食べ終えた次の日のお尻がどうだったのかアフターレポートが貴に成る いかがでしたでしょうね?
素人さん
2017年12月09日 14時23分
麺を食べただけでも大したもんだ!
chrisさん
2016年07月05日 12時23分
けっこう辺鄙なところにありますね。まだ営業しているかな。