屈指の観光地で穴場スポットはあるのか!?はま旅最終回「みなとみらい」編
ココがキニナル!
横浜市全駅全下車の「はま旅」。最終回となる第120回は、みなとみらい線「みなとみらい」駅。屈指の観光地で穴場スポットはあるのか!? 横浜の歴史に思いをはせながら、2年間の「はま旅」を振り返る。
ライター:松宮 史佳
必見! マニアなオブジェがある臨港パーク
みなとみらいセンタービルからパシフィコ横浜方面へ。18時を過ぎているが、湿度が高くて蒸し暑い。
水分を補給しながら徒歩15分ほどで(若干迷いながらも)臨港パークに到着!
汐入りの池で釣りをしている人を見ながら、通り過ぎる
“耐震岸壁”ってどこだろう? もう臨港パークが終わってしまう・・・と思っていると! 目印の駐車場が!
“耐震岸壁”の目の前は夜景クルーズのヘリポートになっているため、警備員の方に断って写真を撮影。
災害時にはこの“耐震岸壁”に救援物資が届くという
続いて“果実のオブジェ”を探すが、なかなか見当たらない。徐々に暗闇が迫る。誰も歩いておらず、聞く人もいない。すると、“妙な存在感”を感じ、振り向くと・・・
「巨大な果実のオブジェ!」
正式名称は「フルーツツリー」チェ・ジョン・ファ氏作
“リマちゃん像”も「フルーツツリー」の隣にあった!
日本人が初めてペルーへ移住した1899(明治32)年から100周年を記念して、1999(平成11)年に建立されたリマちゃん像。リマちゃんはペルーを向いて手を差し出している。ちなみに、ペルーにも、リマちゃん同様に右手を差し出した「さくらちゃん像」があるそうだ。
写真を撮影していると、子どもたちの楽しそうな笑い声が! 声をかけると、横須賀出身で現在はスペイン在住という女性が答えてくれる。女性と千葉県在住のお友達は「二家族で横浜へ遊びに来た」とのこと。
みなとみらいの良さを尋ねると、「遊園地があり、子どもが遊べるところ」とお二人。
元気いっぱい三人組!
皆さんにお礼を言い、再び歩き出す。
しばらくすると、操船シミュレーターで松宮が船を運転したぷかりさん橋付近に到着
釣り人を発見したので、話しかけてみる。
「横浜に初めて釣りに来た」という町田市在住のけんさん。「サッパが4匹釣れた」そうだ
みなとみらいは「駅からすぐ近く、入場無料で釣りができるのがいい」とのこと。
夜景が美しいのもみなとみらいの魅力の1つ
取材を終えて
約2年をかけ、横浜市全駅をまわったはま旅。海を見ながら、松宮がこれまで訪れた地のことを思い出す。
「たまプラーザ編」では、偶然“秀忠公とお江の御位牌”を拝むことができたのが印象深い。ほかには、かつての産業遺産を見て回ったディープな鶴見線沿線の「浅野・安善・新芝浦・海芝浦編」も思い出に残っている。今回もそうだが、多くの方々に助けていただいたからこそ、旅を続けることができたのだと思う。
ラストの「みなとみらい編」では、横浜港の歴史を学んだ。そして、まだまだ「横浜のことを知らない」と実感した。観光地だとばかり思っていたが、その中にも「山汐丸のイカリ」のような“歴史の記憶”もひっそりと佇んでいる。
今後も横浜の歴史は移り変わり、また新たな商業施設などが建設されるだろう。新しい情報とともに、“忘れられたような街の歴史の記憶”を伝えていきたい!
■最後のはま旅「みなとみらい」周辺
(Googleマップより)
・「横浜みなと博物館」西区みなとみらい2-1-1
・「山汐丸のイカリ」西区みなとみらい3-6-1
・「臨港パーク」西区みなとみらい1-1
―終わり―
あかねさん
2013年07月21日 16時46分
はま旅シリーズ面白かったです。とはいえこれまで行けてないディープなスポットがいっぱいあるはず!是非2周目を希望します!あと、路線図からその駅のはま旅の記事に飛べたら見やすいかなと思います。
XXXG-01Wさん
2013年07月21日 09時20分
ちょっと待った。行っていないところ、山ほどあるだろう?継続を希望!
しっちょんさん
2013年07月19日 13時17分
楽しみにしてた企画だったので、2周目期待です!