横浜市内で迷子になった!地図なしで横浜駅にたどり着けるか?Vol.2
ココがキニナル!
見ず知らずの場所から歩いて目的地までたどり着かなければならないとき、地図を持たない状態ではどうなってしまうのかキニナル(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
「南方面」と予想した編集部・千葉の裏をかいて菅田町からスタート。バスの来る方向を頼りにあっさり横浜駅に到着。バス停は位置の把握に有効だった。
ライター:はまれぽ編集部
人生の岐路。バスのお告げ(つづき)
「道路碑」交差点から東に進み、第三京浜道路の高架をくぐって合計2kmほど歩くと、環状2号線と交わる「菅田入口」の交差点に出る。左(北東)に進むと新横浜、右(南西)に進むと上星川方面だ。
いったいどちらに曲がるのか・・・?
直進したぁぁぁぁぁぁあああ!!!
手がかりがなければ、とりあえず直進する。これが千葉流。まるでミニ四駆だ。
でも、36系統のバスもこのコース
その後も、道路標識とバス停と、バスのおしりを頼りにずんずんと横浜方面に進んでいく。新横浜通りにぶつかる「三枚橋」交差点を右折(南下)し、やがて片倉町へ。
道路標識やバス停を手がかりにグングン進む。これはもう迷子企画とは言えない
よく利用する市営地下鉄「片倉町」駅を発見し、この表情。腹立つ!
最後の最後まで、導かれし者
片倉町駅から2km程度で三ツ沢公園にたどり着く。取材で何度も訪れているので、大体の位置関係もわかっているようだ。第三京浜を左(東)に折れ、県道13号に移って「浅間下」交差点方面に向かう。
すっかり余裕
「横浜の軽井沢、長野の避暑地と関係がある?」の記事でも触れた「軽井沢中学校」を通過
バスも反射板も、千葉を誘(いざな)うかのよう
「浅間下」交差点に着くと、おもむろに休憩をはじめる千葉。「バスが来るまで休憩」とのことで、やがて「横浜駅西口」行きのバスが左折方向(北東)に進むのを確認して、それに付いていった。
「さあ、早く案内しろ」と言わんばかり
バスを追って左折。鶴屋町方面へ
多くのバスは「浅間下」交差点を南東(直進方向)に進み「岡野」交差点に行くのだが、このときも奇跡的に北東(鶴屋町方面)に向かうバスを発見した。道沿いに横浜駅西口に到着し、いつもの横浜駅東口に向かう。
2時間30分程度であっさり到着
取材を終えて
今回の千葉の判断方法は別として、災害時など徒歩で帰宅を余儀なくされた場合、バス停を目印にするのは有効な方法だ。現在位置やおおよその経路を把握するのに役立つ。
総務省では、大規模災害発生時に帰宅困難者が迅速に情報を得られるよう、点在するバス停や自動販売機に情報表示装置を付けたり、無線ネットワークをつないだりして、情報の送受信ができる拠点にすることを考えているそうだ。
緑線が実際のルート。遠まわりに見えるが、わかりやすい道を迷わず進んでいる(Googleマップより)
<クリックで拡大>
前回ご紹介した帰宅支援マップなどとあわせて、ご自宅近くのバス停や標識をあらためて確認していくと、いざというときに役立つかもしれない。
―終わり―
niboshiさん
2014年07月30日 11時22分
めちゃくちゃな方向音痴ですが、バス停はイイ目印です。 自分の進行方向が分るだけでも存在価値は偉大。 上の方も書いてましたが、Wi-Fiスポットが増えれば嬉しい☆
カレー臭さん
2013年10月11日 20時16分
大災害時に、バスが走行すると言ったことは、ないだろうが、青ルートより角を曲がる回数が少なく、第3京浜や東海道新幹線といった大きめの目印をたどって行くことができる。が、後半は目印が少なく、また災害時バスも走らないということもあり駅にたどり着くといった行為が難しく、バスなどの公共物に頼っては、行けないと思う(特に災害時)。かと言って、市(区)役所に災害時避難マップをもらいに行く人も多くないと思う。これは、あくまでちょっとした遊び感覚なので、バスなどに頼ることができたが、いざというときこういう行為は、かえって危険だと思う。
トモコ~さん
2013年09月02日 21時01分
大規模災害のときはきっとバスは走ってないから、バスの進行方向で進む道を決めることはできないですよね…横浜のバスは住宅地の路地を走っていたりもするから、バス停間が長いと辿るのも困難な気がする。バス停が倒れてしまっていたりする場合もあると思うし、バスに頼れば大丈夫…とは思わない方がいいと思う。